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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

神探大戦

2024-06-16 05:05:18 | アジア映画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2024>で上映された作品
大変面白く拝見させていただきました
なんかジャケットもチラ見だけでしたが個人的には時代劇かって勝手に思っていたら現代劇だったのね
そう邦題も原題も同じなんでして「神探大戦」で“探”の意味は警官だったのね“神探”は優秀かつ有能な警察官っていう意味のようですよf
 
っていうことで17年前までは香港警察随一の“神探”だったレイは、行きすぎた捜査の関係でクビになり今ではなんとホームレス状態の男であるものの
犯罪の動きにはなみなみならぬ執着を持ってる男とであるみたいだ捜査にクビを突っ込んでくるんですねっていうか過去の事件で未解決の事件に個人的に色々興味を持って寝場所に数々の事件のメモを残してる変なやつ
 
そこへ香港の街で猟奇殺人事件が発生、現場には過去の未解決事件とその整理番号が書かれておりそれを俯瞰で見ると“神探“という巨大な文字が残されていた。かつて“神探”と呼ばれた刑事だったが深刻な精神障害により警察追われたレイはたった1人の捜査で殺人事件を追うがレイの捜査を嘲笑うかのように次から次へと変死事件が発生、しかもそれらの事件の犠牲者にはある共通点があったのだった・・・

レイが”神探“ということは過去のお話ですがこれがさらにメチャメチャな設定で、主人公のレイは死者、もしくはこれから死ぬ人の霊魂と対話が出来る霊能力者なのでいつも死者と会話してるから奇人変人なわけですよ娘からも疎まれてるし警察には勝手に入ってくるし、誰よりも早く殺人現場に駆けつけるわけですから捜査陣からは彼が犯人ではないかって疑われても平気のへいざ
 
周りから見たら頭のおかしい人間にしか見えないわけだし、なんかいつもう事件現場で出会すしさらに証拠とかも彼を示すものがでてきてたり
そう実は彼自身が一番まともなわけで他に犯人がいて警察と過去のじじぇん被害者たちとが半目するように仕掛けがなされいくわけで
そんな変ななオッサンと妊娠中の女性刑事イー・チョンが事件の渦中に巻き込まれつつも真犯人を追い詰めていくというお話を
 
香港映画らしくド派手なアクションと爆破シーンの数々で全く飽きさせない101分の作品
まさか事件の現場でさらに銃撃戦が行われてる最中に女刑事は破水して子供を産む羽目になったりと見所は満載ホント香港映画は観客に休む暇も与えない絵作りで100分映画に釘付けさえますからねぇ
 
結局は17年前から起こるべくして起こったっていう過去のしがらみが表出して一蓮の事件はなんと1人のサイコパスによって引き起こされてたっていうか実に意外な人物でして
結構シビアな人間関係も浮き彫りになってきたりと
それなりにドライっていうか人間関係が意外な形で永延に引き離されていくとこはさすがですねぇ
 
レイが手拳銃で犯人グループと撃ち合うんですがこれが本当に敵に当たるんですよ
まさかの心霊現象って思うと彼以外の相棒が撃ってたりっていうトコが見せ場だったりしてて
香港映画は侮れないですよね
 
2022年製作、香港映画(日本公開作品)
ワイ・カーファイ脚本・監督作品
出演:ラウ・チンワン、シャーリーン・チョイ、レイモンド・ラム、タン・カイ、カルロス・チェン、キャシー・ユエン、ジーナ・ホー、ティミー・ハン、カーマン・リー
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スリ・アシィ

2024-05-29 05:05:50 | アジア映画
「日本統一」でお馴染みのライツキューブさんから今月にリリースされた、コレは珍しいインドネシア”初”のスーパーヒーロイン(ヒーロー)の誕生を描いたコミックの映画化作品
2019年にTSUTAYA限定でレンタルリリースされた「グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー」と言うコレまたインドネシアコミックの映画化でして
なんと米国コミックのマーベルやDCみたくインドネシアではブンミラゲット・シネマティック・ユニバース(BCU)と言われて続々と映画化されていってるようですね
ってことで「グンダラ」に関してはもうTSUTAYAさんも撤退されてしまったので何とも言えませんが
このスーパーヒロイン作品は一応日本でも昨年末に劇場公開されていた作品だったんですね
 
まぁコミックの映画化でスーパーヒロインときたらガーリーアクションですからねぇ
地味なライツキューブからのリリースでもこの作品は外せないって事で「日本統一62」と一緒にもう一本Jホラー作品もレンタルしてきてあります
 
まぁこの作品はニューヒロインである「スリ・アシィ」の誕生譚ですか
劇中でも敵とする火の女神の家来たちが5人地球に現れれて云々って言う説明があって
今作ではその5番目にあたる悪魔との対決をメインにしてる作品でしたから
少なくとも後4作品は映画化されていくんだろうなって思わされたし
きちんと主役のお姉ちゃんがそれなりの美女であったしアクションもこなしてくれてたし
なんと言ってもこの作品アクション監督もついてのアクション演出だったし
なんと脚本も監督もウピ・アヴィアントって言う女性だったんですね
 
スリ・アシィの本当の出生から格闘家としての養育、そして出自の秘密が明かされスーパーヒロイン“スリ・アシィ”となってからの活躍まで二時間13分飽きずにみてられるのがいいよね
またオープニングでは原画が用いられているんですがインドネシアコミックってどっちかっていうとアメコミに似た作画なんですね
 
2022年製作、インドネシア映画(日本公開作品)
ウピ・アヴィアント共同脚本・監督作品
出演:ペフィタ・ピアース、レザ・ラハディアン、クリスティン・ハキム、ジェフリ・ニコル、ディマス・アンガラ、アリオ・バイユ
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毒舌弁護人〜正義への戦い〜

2024-05-17 05:05:19 | アジア映画
香港単独製作の映画だったのね
まぁかなり中国の圧によって一国二制度とは言え中国化の勢いはかなりな圧で香港の民主主義は消えつつあるものの
裁判では英領の制度のまま今でも黒法衣に鬘で裁判官、検察官、弁護士は法廷審理を行うのね
 
まぁ主人公はいい加減な裁判官で毎日を送っていたものの裁判官をクビになり
お決まりの弁護士に・・・
弁護士は気楽な稼業ときたもんだってことで虐待の末に自分のこと子供を殺したというシングルマザーの裁判に臨んだ結果
なんと無罪の母親を過失致死で17年の禁固刑にしてしまい控訴も棄却され
そのことから法に疑問と法を信じれなくなった主人公は自堕落な弁護士から足を洗って早くも2年
 
そこで再び件の再審に臨むお話の二時間十分も尺のある作品
日本では法的に”一事不再理“の原則があるために同一事件での再審は法的に無理ですけど
香港では一事不再理の原則がないようで
同一事件での再審が可能なんですかね、一度判決の出された裁判を最初っからやり直すことに
一事不再理の日本ではそのために上告制度があって判決に不服の場合は高等裁判所さらに最高裁判所って続いて上告できるわけですが
この映画では控訴は棄却されて刑が確定してのに2年後に同一事件での再審になってますよね
 
 そうしたがってほとんど全編が裁判シーンでの映画となっていて
そこには香港の抱えてる格差社会の問題とかも絡んできて
現実犯人側はお金持ちで、被告側は貧乏人っていう社会の縮図でもあったりして
犯罪の隠匿に上流階級がお金と権力に物言わせて罪から巧みに逃れる姿の巧妙さに
抗う主人公の弁護士さん前回の裁判では一応一敗血に塗れ、人生から学んだことから被告人の無罪を証明させる法廷と金権に塗れた悪徳法律家たちとの闘いを描いた作品
 
いわゆる法廷ものの原理原則に則って作られてる作品ではあるものの
随所に伏線的なものを貼ってそれを解きつつ無罪を勝ち取って行く様はそれが映画の醍醐味になってて実に後味の良い作品となっているため
見終わってスッキリさせられる作品
法廷ミステリーにハズレはないですね
 
2022年製作、香港映画(日本公開作品)
ジャック・ン脚本・監督作品
出演:ダヨ・ウォン、ツェ・クワンホー、ルイーズ・ウォン、フィッシュ・リウ、マイケル・ウォン、ホー・カイワ
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緑の夜

2024-05-14 05:05:19 | アジア映画
なんとファン・ビンビンの名前でレンタルしてきた作品
ファン・ビンビンちゅうたら、脱税でしたっけ、中国の俳優さんたちが国内外で儲ける出演料やなんやからで、莫大な収入を得てるものの
それを詳しくはないけど中国政府が抑えるために、つまり国策として俳優の収入を抑えるためのスケープゴートとしてファン・ビンビンに白羽の矢をたててなんと100億の追徴金を課して
更に人前で謝罪させて芸能界から姿を消してしまっての
復帰作ちゅうことらしいですな
 
そんなファン・ボンビンにはふさわしい役所を貰っての復帰作になるのかな
そういう意味で舞台は中国ではなくて韓国ソウルですが中国から流れてきた食いつめものの中国人の役でしょうかね
中国でも食いつめてそんな過去から逃れようと韓国に渡ってきたものの、韓国でも更に外国人ということで抑圧された生活を送るヒロインジン・シャにファン・ビンビン
今では一応韓国の空港でのいわゆる保安検査場での仕事中、ミステリアスな緑色の髪の女の検査中に金属探知機に反応が・・・
上司は通せというが緑の髪の女は空港から去っていく
 
ふとしたきっかけから彼女と行動をともにすることとなるが
それで麻薬絡みの危険で非合法な闇の世界に彼女によって引き込まれてれていく
そんな緑の髪の韓国女にイ・ジュヨン
 
そのために旦那は彼女に殺されるは、警察や空港保安部に追われるは
でも2人しての逃避行の果てに待っていたものは・・・
かなりセリフも少なくて感性で見せられる世界観にこっちが入っていけないとじつに見てるのが辛い映画
私自身実に辛い90分を過ごしたようですねぇ
監督さんは中国の女性監督さんでしたが、韓国の裏社会をあっさりした感覚で描くものですから韓国特有の暗黒面の描写がやっぱ国民性の違いで陰湿なものとして撮られていませんのと
監督が与える映像でこっちがそこに監督が何を伝えたかったかをこっちが読み取れっていうようなことで
みどりの髪の女は途中で消えてしまう
 
ファン・ビンビンがその消えた答えを彼女の行動で示したってこっちは読んだんですが
果たしてそれでいいのかって言う疑問詞がついたままこの文章を書いてる次第でして
実に見てても良く分からん映画だったとしか・・・
 
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
ハン・シュアイ脚本・監督作品
出演:ファン・ビンビン、イ・ジュヨン、キム・ヨンホ
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フォービドゥン 選ばれし者

2024-03-19 05:05:18 | アジア映画
いや流石に中国映画っていうような作品で、とにかく実写映画ではあるものの役者さんは下手したら全シーングリーンバックで演じられていたとしか思えない作品
剣戟ありカンフーアクションあり
さらに九龍は出てくる魔物は出てくる、故鳥山先生のドラゴンボールではないけど
まぁ手から光線浴びせるそれが空中で交差して相手を倒すと言ったような
正直にいえばワイヤーとCGのVFXで100%作られてる作品だったと言える
 
物語なんてあってなきが如きな作品
最初は天帝の器物を求めるための選抜バトルで地上でバトルロイヤルを行い
そこで勝ち残った男女10名が天帝器物の眠る天空の島に送られて
そこで器物を守る?九龍や魔物たちと闘って生き残ったものが天帝の器物にたどり着くという設定ですが
 
そんな人と人とがまずは疑心的にいる中でどうやって協力して魔物たちと戦うんでまぁ敵が魔物っていうだけでなく
そんな中で本性をあらわす者も出てくるし
なんと主人公だっておもってた人物は途中で死んでしまうし
どんどん人は少なくなってきてほとんどが女しかの子ってないような有様になっていく
 
もうしっちゃかめっちゃかなお話で
人はワイヤーで飛び跳ねる
手から光線出してのドッカンドッカンと言った作品で目まぐるしくて映像見て動き追いつつ字幕読まねばならないし
普段映画は字幕って決めてますがこう言った作品は日本語版作って欲しいよね

で結局は裏切り者が天帝の後継を継ぐことでさらに地上に禍が降りかかり
なんと死んでる主人公を超能力者の手技光線によって生き返らせつという禁じ手まで使っての超絶バトル映画ですから
もうなんでもアリな展開にお口アングリ
こう言ったプロット自体はいい加減でありながらもそれをCGとVFXでごまかして見せるとこなどは見事としか言いようがありません
原作自体がWEB小説だそうですが、どんな表現の文章で書かれてるのかそっちに興味が惹かれたくらい
CGとVFXに頼り切った映画表現でしたからねぇ
 
2023年製作、中国映画(日本未公開作品)
ルオ・ロー監督作品
出演:フェン・リージュン、ペン・ガオチャン、ティエン・ムーヤン、ソン・ジャンキ、ガオ・シューグアン
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RED S.W.A.T. レッド・スワット

2024-03-10 05:05:42 | アジア映画
コレもジャケットチラ見だけでセットレンタルに組み込んできた作品
よく見りゃわかったものをガーリーアクションっていう感覚だけでしたが
なんと中国映画
国際麻薬組織と中国公安の特攻部隊そうつまり西洋で言うとことの表題にもなってる
 S.W.A.T. との攻防戦を描いた作品でしたが
中国漢字ですからなんとか読めて日本漢字に変換した中国原題は多分「女特警之暗戦」と見た配給会社の本作のHPには原題なしですし
allcinemaさんには英題「Hidden Heroine」しかない
 
確かにガーリーアクション的ではありますがヒロインはスワットの一員で男女混合部隊で麻薬組織と闘います。
コレなアクション映画の鉄則ですが敵が強ければ強いほど作品は面白くなるわけで
そういう意味drは中国国警の特攻部隊は何度攻めても敵の首領に行き着かず
潜入捜査官は殺されるし
ボスの側近の姉ちゃんはITに精通してて特攻部隊のIT専門家とやり合いをする能力の持ち主で
 
ヒロインの特攻隊員メイ・ジンは母親もスワットで任務中に爆死した人
さらに父親は敵に潜入した捜査官という設定だ身元がバレて捕まって特攻隊員たちを釣る餌と化している状態の中で
麻薬王の罠にハマってみたりと見せ場だらけの84分の作品
ヒロインも常に特攻服日本身を包みメット姿が多くあんま素顔を見せないもののちょっとした中国美人に見える
 
クライマックスでは父親の救出を仲間のは女隊員に任せて一人麻薬王を追う
父と娘との交流シーンの全くない作品なんですが
丸腰日本なって麻薬王の銃が火を吹いた瞬間に父親がそこに飛び込んで被弾って言う親子愛のシーンはたったそれだけだったけども
なんか父親も死ななかったのね
銃撃シーンというか女子特攻豚と麻薬組織との戦いだけに特化した作品だったので
見てる間は全く退屈はしない作品だったと言える
 
2023年製作、中国映画(日本未公開作品)
リウ・モン共同脚本・共同監督作品、シュー・ウェンファ共同監督作品
出演:フー・メイシュアン、シェン・タイ、ヤン・ズーフォア、ワン・ボーチン
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オーシャン・クライシス ~沈黙の核弾頭~

2024-02-27 05:05:19 | アジア映画
今までは1月には開催されてるのに、今年は2月2日から開催された
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行である<未体験ゾーンの映画たち2024>
その初日上映を飾ったこの作品が二十日の猶予を経て
早速レンタルリリースされました
 
相変わらずの中国映画、94分の尺があるので一応映写時間からして中国国内では劇場公開されてる作品のようですし
アジア映画にはかなり強い”HARK“が輸入してますのでソコソコ見られる作品でした。
って言うのも中国映画にしてはなんか全体を通して主人公たちの恋模様みたいなを散りばめてきてるので、その分こう言った軍司アクション作品に見られるプロパガンダ色が薄まっていたのが良かったかな
 
しかし、中国はその昔の中華思想を現代に蘇らそうてしてるのか
トランプ政権下でのアメリカは国益第一主義、国として世界に君臨してきた地球警察的なことは金がかかってたまらんって
もうヤーメたって世界の警察から引いてしまったもんだから
 
ここはじゃ中国が地球の中心にって言う中華思想を国内外に示すしか国益を誇示するにはもってこいってことだなぁって言うことで、アメリカにとって変わって世界警察は中国が・・・
 
世界を核兵器で破滅させようと言う国際テロ組織を
中国海軍と中国公安(警察組織)とがタッグを組んで壊滅させるお話でした
こうやって映画って言う手段を通してまずは世界警察の地位を担うのは今やGDP世界第二位の中国しかないんだよって啓蒙するかのような映画でしたが
 
こんな映画にあからさまにプロパガンダを入れ込んで来ないのも中国の小狡いところだったのかもしれないなぁ
って思って最初っから最後まで腰を引いて見てたのは私だけ?だったのかな
 
まぁそれにしてもこんな映画なのに派手な衣装にって身を包んでって包むほど生地のない服を着てお姉ちゃんが活躍してくれてましたので
ガーリーアクション好きには儲けたって言う作品でもありました。
 
っていうか主人公たちがアクションとアクションとの合間に恋愛ごっこみたいなことしてる隙に海軍がテロ組織の母船とかおっきなとこは壊滅させていたりしており
肝心なとこは組織がやっつけてしまっていると言うある意味ご都合主義な映画だったりもしますが
 
そこは香港映画の流れを汲む中国映画ですからエンドクレジットではアクションシーンのメイキングを流してくれておりまして
ちゃんとスタントもいるんだろうけど役者さんたちもそれなりに体はってらしたのには・・・
 
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
シェン・ドン監督作品
出演:イェン・イークァン、クー・ツィンツィン、ウー・ハオチェン、アイ・シャオチー
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ジョーズ MEGAモンスターズ

2024-02-13 05:05:12 | アジア映画
サメ映画って中国産は初めてだったかな?ちょっと記憶違いだったらごめんなさい。
中国映画も、もう西洋並みにアニマルパニック映画を作るようになり、国策として地球第一国に君臨しようって腹づもりなんでしょうか
ほんとCGとVFX技術の発達によってなんでも作れてしまう映画世界
最近も中国産の火災映画も見たし、もう中国映画は向かうところ敵なしって感じですかねぇ
これも80分前後なので配信用の作品というところか
プロットさえしっかりしてればいいんですがねぇ
 
ってことで巨大サメが人を襲う映画
故郷の海に友達連れて帰ってきたヒロイン、今や中国の若者たちもパリピなんですねぇ
そんな連中とクルーザーで海に出たけれども船が転覆した上に凶暴なサメに襲われる!
って、いうか中国でなくてもどこの国でもたくさん作られる手垢のついたお話の展開ですから既視感ありまくりのシーンが中国人によって演じられてるだけの映画
六人で出かけて最後に生き残るのはヒロイン一人だけ、みんな無駄死に
特に元彼なぞはヒロインと共倒れになると判断して自ら手を切ってその血でサメをおびき寄せて自ら犠牲になってヒロインを助ける始末
もうこれ以上書くのもしんどいんですが
 
なんだろうこのエンドクレジット前に唐突に映されるメッセージは
散々人がサメに喰われる映像を見せといて、今まで書きはしませんでしたが
イルカやクジラも出てくるんですが
海洋生物は助けましょうって、人間は食われまくってたんですが・・・
まぁプロパガンダに走るのは中国のお国柄ですが、人は食われてもいいのね
ってか人間も地球上の生物なんですけど
ここがまさかの一番のツッコミどころな映画でした
 
やっぱりジャケットの左手拳銃が気になるし
こんな拳銃一丁でやっつけられる大きさではないサメではあるし
劇中拳銃でてこんぞ
さらにヒロインウエットスーツやったし
完全なるジャケット詐欺でしかない
 
2023年製作、中国映画(日本未公開作品)
シー・チアン脚本・監督作品
出演:リァン・ジンジン、チョン・チウ・ピン、シュー・トン、ファン・ユ・メン、ハン・ウェン
 
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フラッシュオーバー 炎の消防隊

2024-02-07 05:05:27 | アジア映画
中国産の消防隊の映画です。
まぁ中国で、人命救助や消火活動に従事する人々を描けば
これは見ない前から大体予想がつくのですが、随所にプロパガンダ的なプロットをやっぱちりばめてくるのは仕方ない事でしょうね
そう言ったクサい映画なんだけども、この時代CGとVFXが目に余る進歩を遂げており
 
基本プロパガンダではあるものの娯楽っていうかエンターテインメントとして一級品のスペクタキュラーな作品に仕上がっているとこは流石にお金をこう言ったものに惜しまない中国映画だなぁって
はっきり言ってチャイナマネーでなければハリウッドでさえ映画が作れない時代になってきてる現在
やっぱ中国本国で作られるパニック映画はすごいよね、資金投与が半端ないから映像も半端なく出来上がってる
はっきり言って見世物としてはハリウッドを超えたと言っても過言ではないだろう
 
この映画、街全体が工業団地になってる架空の江東省灌城市が舞台で、まずはマグニチュード3.1の地震が発生してベンゼンを積んだタンクローリーが母娘が乗る乗用車に追突事故を起こし20m下の崖に二台とも転落
地元消防署のジャオ消防署長以下隊員のレスキューによってベンゼンの爆発もなく死人も出ずに事故の処理が終わる、
 
事なきを得たかにみえた隊員たちは署に戻りそれぞれ昼食を
署長さんは恋人の小学校の先生から危険な仕事だからと結婚を躊躇するようなことを言われてしまう
また通信士のハンは研修の先生である科学者のイエさんに惚れていて研修を受けてると
そうなんです先程の地震が原因で天宜化学工場で化学物質が流出し爆発炎上して、さらに周囲の工業団地へも引火し、一帯の住居や公共施設を巻き込んだ前代未聞の大規模爆発事故が発生する。
 
ジャオ署長や通信員のハンらが現地消防署として最初に現場に急行するが、建物は崩壊し要救助者は多数、まさに阿鼻叫喚の様相を呈しており中国消防省は近隣5都市からありとあらゆる現代消防用具や人員を医療班及び公安警察をフル出動させて救難及び消化活動に動員令をかける
 
ジャオの消防署自体現地ですから消防車も爆風被害を受けてたった4台の消防車で駆けつけて人命救助にあたるもののもう瓦礫の山と化学物質があふれる中、ジャオ隊長の命令で彼らの動きを中心に映画は進んでいくけど
そこは中国プロパガンダ的に救命医療チームの行動が凄まじく手際がよくてあっという間に手術治療用や患者搬送用のテントが理路整然と現場に設置されてる映像を見せられると
なんとも中国の別な意味での恐ろしさを感じてしまいますよね
 
ジャンの恋人の小学校も爆風被害と火炎に襲われて婚約者の先生の命は風前の灯火
風前の灯火は消えるものですがこちらは火炎と毒ガス地獄に晒されてもはやっていうとこに梯子車から消防隊員が・・・
一方科学者として化学物質によるさらなる被害を防ぐためにイエ教授も呼ばれ
ハンは彼女について行動していくなかでイエを救うため犠牲になってしまう
 
一々描いてたら面倒なんですがプロパガンダとしてミサイル消化弾とか無人消化放水ロボットとか消防の現代兵器をしっかりと見せてくれてました
まぁ消防署員にも犠牲者を出しての定番プロットでしたが
火災爆発で人が飛んでいく映像とか
街が爆風に飲み込まれて壊滅していく映像とかかなりスペクタキュラーな映像で楽しめた作品でしたが
やっぱわたしにはプロパガンダがどうしても鼻について・・・
でもジャオの恋人の先生もハンが惚れる科学者のお二人の女優さんが何気にお美しくて
見惚れているうちに映画は終わっていたなぁ(汗
 
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
オキサイド・パン監督作品
出演:ドゥー・ジアン、ワン・チエンユエン、トン・リーヤー、ハン・シュエ、ユー・ハミオン、エルヴィス・ハン、ワン・ゴー
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ゾンビタイガー 狂虎襲来

2024-02-01 20:18:34 | アジア映画
ようやっとレンタルの2月新譜がフライングでGEOさんの店頭に並びましたので
早速本日から2月新作でのブログアップができるように
ってことでいっちゃん最初の作品は
最近ではハズレ作品も多いけど大量にリリースされる中国でのCGとVFXで作られる怪物作品についにゾンビが登場
そしてそのゾンビ化するのがなんと虎っていうようなことなので
これは見ておかねばっていうことで2月のレンタルDVDファースト作品はこの作品に
 
最初に断っておきますが、なんかで読んだんですが中国映画で80分前後の尺の作品は配信専門の作品だとか
配信だろうがなんだろうが面白いものは面白いし、つまらんものはつまらないのがものの道理でして
まぁこの作品はいわゆる中国剣戟ものに虎、それもコピー日本よれば100頭のゾンビ虎が絡んでくるということで
面白い面白くないはそれぞれ各自が判断すれば良いことで
個人的に私はストーリーはともかくもまぁまぁ見てて楽しめた作品と言っておきます。
 
だってちょびっとお色気ありそで、チャンバラあるし、虎はたくさん人間を襲うし
悪い奴は徹底して悪だし中国映画のVFXとCGは見事だし

剣戟で人は飛ぶ虎も飛ぶっていう見てて全く飽きさせないとこが良かったかな
明王朝時代!不老不死の秘薬を作るために虎を狩って材料になる心臓を集めるために虎の狩場を作り
そしたら一体何が起きたのか?虎がいきなりゾンビになっちゃって人民を襲い始めるわけで
街に迫るゾンビ虎と戦うのは皇帝を守護する錦衣衛を辞させられたチャン・リウチョンという凄腕剣士

 
この狩場に住む弟を訪ねてくるもののなんと弟は虎の餌食になっており
そのとき一緒にいたヒロインと
父親を殺された少女を守りつつ狩場ので領主と不老不死のは虎の心臓から作った金丹という薬を巡っての闘争人間虎が襲うという三つ巴のアクション映画でした
 
中国映画の最初"ゾンビ“はまさかのゾンビタイガーっていうか狩場の領主様が金丹飲んでるのだで人間ゾンビ第一号になっていたなぁ
遠藤クレジットの後にまだ映像あるんだねぇ

それにしても拳銃もそうなんでけどジャケットってどうして反転映像を使うんだろう
このヒーロー完全に右利きでも剣を劇中ではふるっていたのにジャケでは左手で剣を持ってるんだよね
製作する側も気づかないのかね
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
リウ・ウェンプー監督作品
出演:シェー・ミャオ、ホン・ジャーニン、ジン・イェンチャオ、シー・ズーチェン、シャン・ハオ、チャン・ハオスン
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