いや知らなかった、私はジャケット借りですから
この絵面から西洋の作品だと思っていたら
いきなり製作会社が冒頭に羅列される各会社のロゴがなんと中国漢字
という事で、これも最近輸入が多くなった中国映画
さらに映画尺が105分ってことで、これも風聞でしかないんだけど80分前後の尺の映画のほとんどが中国国内用の配信専用の映画だって聞いてるから
この作品は配信用映画ではないんだろうな
地球が宇宙人たちに水資源を求めて攻撃されて
その尖兵としてヘルハウンドと言う、地球人からして犬って呼ばれてる軍隊ロボットによって地球連合軍が壊滅されて
今では5、600万の中国軍だけが地球に生き残ってるだけで・・・
オープニングの掴みの戦闘ロボットのヘルハウンドと人間たちとの戦闘シーンがすごいスペキュタクラーで
いきなり映画世界に掴み取られる
中国の大作大金主義で作ってるから物量と人間量に火薬量が半端なく
人間共がなす術なくヘルハウンドに倒されていく
人間が使う武器がAI搭載のヘルバウンドに通用しないから
言葉は悪いんだけど人間兵士は面白いように戦死していくわけで
それに恐れをなした一人の中国兵がそこにある軍事車両に乗って戦地から逃亡をしていく・・・
軍を脱走し砂漠に逃れた件の兵士が
特殊部隊の隊長に見つけられて、かれらの特殊任務の道案内に半分脅されてついて行かざるを得なくなり
さらに途中で盗賊団に囲まれて彼らと戦闘が開始された時に彼等を有利に導いた
ヘルバウンドを一時的に麻痺させる技術を持つ特殊部隊技術班の生き残りドジ・パム少佐に助けられて
彼ら6人は将軍がしめしてる座標を目指していく
ここいらでわかりそうなもんだけど人に対しては有効な武器である兵器で何度もヘルバウンドには効かないって知りながらもヘルバウンドが現れると盲(差別用語ご容赦)撃ちするって言う繰り返しって
まぁ自動小銃を連射で撃ちまくる映像はそれなりのカタルシスがあるからねぇ
でも効かねぇのになぁ
軍人の悲しい性なんでしょうかねぇ射撃って
まぁ途中で拾った技術班の少佐がクリスタルで作ったヘルバウンドの動きを止める爆弾と
脱走兵が彼らと共にイヤイヤ戦ううちに軍人として目覚めていく様がこの作品のメインシノプシスで
そこは中国映画ですから中国軍人が地球を救うって言うある意味プロパガンダ的な作品でした。
いろんなとこでこの6人たちの格好いい映像が羅列されてプロパガンダをより濃いものにしていたのも事実の宇宙人の地球侵略防衛SF映画だった
火薬量と銃弾量が実に半端なくさらにヘルバウンドの大群とか中国映画界は今やハリウッドをも凌ぐ映画大国であるって言う誇示作品でもあったような
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
ホアン・ツァオシェン監督作品
出演:チョーニー・ツェリン、レン・ティエンイエ、リュウジュ・ジャン
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