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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

昭和やくざ系図 長崎の顔

2025-03-29 17:17:17 | 邦画
YouTubeで見させてもらった1969年製作渡哲也主演で長崎オールロケで作られた異色任侠映画と言っていいんだろうと思います
一応69年というと戦後24年は経過してると思いますが主人公は原爆被害者という設定
そういや66年に東映でも高倉健さんで長崎を舞台にしたやくざ映画で主人公が被爆者って言う設定の「地獄の掟に明日はない」と言う作品を見てはいますが
東映の亜流と言っちゃ失礼にあたるんですが
 
主人公が被爆者って言う観点からパクって見せたと思ったんですが
長崎新聞の連載小説『長崎の顔』を原作として池上金男さんが脚色されて野村孝監督がメガフォンを取られた作品だったのね
69年というとまだ日活も屋台骨が傾かない時代でしたから
長崎オールロケにいわゆるやくざのしのぎの興行の荷としてディック・ミネやクールファイブが劇中で長崎公会堂でステージ歌唱しており
客席も満席で長崎市民を開場満杯になるまでエキストラとして集められてた時代だったのね
 
アラカンさん、水島道太郎、安藤昇、青木義郎、高城淳一、郷鍈治に葉山良二と脇役からメインに至るまで男優さんはそれなりに揃っているのにヒロインは益田ひろ子さんと言うバタ臭いお顔のwikiで調べても映画6本くらいしか出演されてないお方という実に弱い存在感
 
まぁやくざという男の世界を見る作品ですからあんま贅沢は言えませんが日活さんどうしてこの作品だけこう言うフリーの女優さんを使われたのか
長崎長期ロケで日活専属女優さんのスケジュールの調整がつかなかったのかなヒロインが実に弱い作品でしたが
男の世界観を描いてるということではこれでもいいんだろうね
まぁそれなりに面白く見させてもらいました。
 
1969年製作、日本映画、日活作品
池上金男脚本、野村孝監督作品
出演:渡哲也、郷鍈治、益田ひろ子、葉山良二、青木義朗、高城淳一、杉江廣太郎、清水元、新井麗子、原恵子、=長浜鉄平、伊豆見雄、柳瀬志郎、高橋明、青木敏夫、内山田洋とクールファイブ、土門剛、ディック・ミネ、嵐寛寿郎、水島道太郎、安藤昇
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あの人が消えた

2025-03-26 17:17:17 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうと言う企画で視聴した作品
まぁ今月のレンタル新作ですがなんとか今月の消費分の目処がついたので
一応この作品は二部作品の位置に置いておきましょうかね
 
なんと水野監督のオリジナル作品だそうで、なんとも不思議な感性で作られてたコメディ作品でしたが要は映画前半に伏線を張り巡らして、後半はそれを一つ一つ回収して見せるというミステリー作品
最初にコメディって書きましたが随所にその要素も散りばめられてる
まぁいわゆるよく練られたシノプシスなんだけど後半は前半の伏線回収の見事さに呆気に取られているうちにいきなり大どんでん返しに合わされてしまいます
 
簡単に言うと次々と人が消えると噂されるいわくつきのマンションの担当配達員丸子。毎日このマンションに荷物を届ける彼は、その住人の動向を知るようになる
ある日自身が愛読しているWEB小説の作者ではないか? と密かに憧れを抱いていく女性を発見。しかしその彼女の部屋を前にして挙動不審な行為をする住人の島崎を見てから
丸子は運送会社の先輩で小説家志望の荒川に何故か相談してアドバイスを仰ぎ
また他の住人たちにその男の聞き込みを開始してしまう中で彼女の意外な正体を知り、かつそのストーカー男とコンビで公安職員としてテロ犯をこのマンションの住人から探してる潜入捜査と知りなんと協力していく中で・・・
 
公安の潜入捜査って簡単に他人にもまたいわゆる民間人にも警察の捜査機関職員詰まるところ普通の交番勤務の巡査にもあんなベラベラ漏らさないだろうって
そんな目で見てましたらやっぱりでした
先にも書きましたが前半の丸子が見ていたここの住人たちも怪しい行動が後半でネタバラシ的に回収されていくシノプシスの見事さは
水野格氏の映画作家としての資質を認めざるを得ないかも
だってほとんどその回収の見事さに見てるこっちが完全に引き込まれてしまいましたからね
 
そしてまさかのどんでん返しを見せた途端になんとエンドでのタイトルイン
これによって消えたのは実は・・・
って言う事実が見事に証明されて
謎解きに丸子のパイセンの田中圭さんがここにいることの不思議さも解消されるわけで
まぁ個人的にドンデンの事実はこれでいいんですが
実はこの伏線回収にあたる後半部分は実は田中圭のWEB小説だって言う形での結び方もアリですよねって見終わって思った
だってあの突然さはぜってぇ不自然すぎるんだよね
 
でもまぁ二時間こう言った作品でしばし浮世の憂さを忘れるって言うことも必要だよね
 
2024年製作、日本映画、「あの人が消えた」製作委員会作品
水野格製作・脚本・監督作品
出演:高橋文哉、北香那、坂井真紀、袴田吉彦、菊地凛子、中村倫也、染谷将太、田中圭
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静かなるドン 第8章

2025-03-24 17:17:17 | 邦画
早いもので今月ももう25日と言うことでライツキューブからの新作リリースのは日を迎えると今月も後7日
今月リリースされる作品はこの「静かなるドン2」の再編集版があるので先月に引き続いて三本です
そしてようやっと計算がたって見ると来月にまでをも食い込もうっていうくらいですのでこの映画今月は二部の記事としてフライング日にアップしておきました。

前作「静かなるドン 第7章」では、静也が殺し屋Jにあわやって時にJKが静也を救うために撃ち殺したJKの罪を被って指名手配された静也が堅気として昼の生活しているデザイン事務所の部長さん宅での逃亡と鬼州組が新鮮組を食い荒らしていく様を見せてるなか、筧美和子さんが登場してきてたんですよね
 
さて身を隠してた静也もこうまで新選組を食い荒らされてはいかんと覚悟を決めて
鬼州組六代目総長海腐との決戦に臨む決意をして
本当は一人で鬼州組に殴り込もうって思ってる静也と
やっぱ見えない糸で繋がっているんですね鳴門と猪首のお二人は
二人して花火あげようぜって・・・・
まぁこの「静かなるドン」のシリーズは見るには見てますが個人的には私には合わねえ作品だって思っていたんですが
この花火の二人の会話にはちょっと痺れた・・・
 
あとは本編でのクライマックスパートですから生倉、肘方も加わっての鬼州組との最終決戦でみせる作品でしたが
なんとエンドクレジットが全部終わった後に、まだ生きてたのねぇ海腐さんは・・・
 
ってことで映画版「静かなるドン3」も作られるようですね
 
2024年製作、日本映画、映画「静かなるドン2」製作委員会
本宮泰風総合プロデュース、山口健人総合監修・脚本、鳴瀬聖人監督作品
出演:伊藤健太郎、筧美和子、深水元基、本宮泰風、三宅弘城、坪倉由幸、新谷ゆづみ、山中柔太朗、久保田悠来、マギー、藤井アキト、森下能幸、渡辺いっけい、筒井真理子
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KINGDOM キングダム 大将軍の帰還

2025-03-24 05:05:05 | 邦画
2019年に二人の若者が中華っていうか秦国で武勲を立ててのし上がろうとしていた時に運命の悪戯か一人の男がなんと秦の王様とクリソツだったために国王の影武者として雇われ影武者の役割を見事果たして死んでゆき
もう一人の若者は秦の民の義勇軍の兵士としてその力量をみせるようになるっていう原泰久のコミックを原作に、山崎賢人と吉沢亮が中華統一を目指す主人公を演じる戦国アクション映画の第4弾
 
私は漫画読みませんから原作がどう続いてるのかはわかりませんが、一応映画として“最終章”って宣伝しちょるんですが
これでオワリじゃありませんよね
第一シーズン最終章としか言えないでしょう。
 
資金面とかで企画が第二シーズン遠ってないのじゃない
ってかかなり中国でロケして戦闘シーン等を撮ってる関係もあったりで
それに映画としても各作品自体も2時間超の尺使ってる関係もあったりで
軍の動きととか戦闘のモブシーンなど中国映画並みに人が死体となって飛びまくる映像とかあったりで
中国映画制作会社との提携などあったりでこんな5〜6年で4作品ものしてきてますが
毎作品中国ロケしてるほど制作費も嵩みますから多分に企画計画立てて二本撮り二回みたいな感じで戦闘モブシーンとかだけ先に撮ってたんでしょうね
 
で、今作は前作に引き続いての”馬陽の戦い“の続きから始まるものの最終章に相応しくオープニングはさらっとここまでのおさらいもあったりして
その戦いに因縁の王騎大将軍と龐煖との戦いが中心に展開されるという
なんと最終章にして信は脇役に回されるという作品でしたねぇ
王騎と龐煖との重量級の戦いは日本での撮影だと思われますがこの中国ロケと合成させるこれまた制作側の見事な仕事ぶりには感心させられます
お金掛ければちゃんとした作品を作れる日本映画ここにありっていう作品でしたかね
 
まぁタイトルからも分かってしまうような展開でしたが小栗旬さんの小狡さも見事
ぜひぜひ第二シーズンが開かれんことを祈るばかりでしたっていうことで橋本環奈も清野菜名、山田裕貴なぞもう完全に顔見せだけって感じでしたね
 
最後は日本映画ですからプロパガンダにはならずある意味泣かせる演出だったのね
にしても矛重そうでしたし鋼があんなにしなるとはねぇ
 
2024年製作、日本映画、「KINGDOM キングダム 大将軍の帰還」製作委員会作品
佐藤信介監督作品
出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、山田裕貴、岡山天音、三浦貴大、新木優子、吉川晃司、高嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋光臣、平山祐介、山本耕史、草刈正雄、長澤まさみ、玉木宏、佐藤浩市、小栗旬、大沢たかお
 
コメント (2)
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博徒無情

2025-03-23 17:17:17 | 邦画
なんと日活で一番和服の似合う女優さんであると言われてきた松原智恵子さん主演で作られた着流し任侠映画
まぁこの時代他社では女侠客ものや女賭博師が各社の番線スクリーンを賑わしていた時代であったので
日活では群小プロ製作の扇ひろ子さんの女侠客ものを買い付けて他社と競っていた時代
傾きかけ始めた日活を支えるために、先に書いたように自社でいっちゃん着物姿が様になる女優さんである松原智恵子さんに白羽の矢を立てたちゅうことなんでしょうが
 
彼女にダンビラ振り回しての立ち回りは無理かってことで
荒事は扇ひろ子さんに任せてっていうても一応立ち回りやもろ肌脱いでの昇り竜のご開帳などさせてきてますが
この映画なんといわゆるやくざに惚れた一途な堅気の女の視点で描かれた、やくざの世界の義理と掟と人情のしがらみを通して、その中でやくざの女(バシタ)として生きる一人の女のいじらしさ、哀しさ、美しさ、そして自分の命までをも投げ出そうという一途な愛を描いたメロドラマでもあったんですね。
 
っていうことでYouTubeの日活公式チャンネルの無料公開で見つけたこの作品
なんと渡哲也さんとの共演ではあるものの
最初と最後に出演されてるだけで
露口茂さんが一番の儲け役であった作品ですかね
まぁ松原智恵子さんもヒロインとして主人公に想いを寄せる役とかで日活の着流し任侠路線作品には多数出演されてきてますが、なんと任侠映画の主演ですからねぇ本作は
これで味を占めたのか日活さん今度は梶芽衣子さんとの共演で松原智恵子さんは「侠花列伝 襲名賭博」を撮っておるんですが松原智恵子主演の任侠映画はこの二本で終了
 
「侠花列伝 襲名賭博」はパッケージ化されてますが、こちらの作品は未パッケージ作品だったのでYouTubeで見られたのはある意味僥倖だったと言える
 
1969年製作、日本映画、日活作品
斎藤武市監督作品
出演:松原智恵子、露口茂、長門裕之、扇ひろ子、青木伸子、奈良岡朋子、深江章喜、富田仲次郎、 近藤宏、高品格、渋沢詩子、小桜京子、木島一郎、平田重四郎、 榎木兵衛、 弘松三郎、秋とも子、福田トヨ、渡哲也
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月影忍法帖 二十一の眼

2025-03-22 17:17:17 | 邦画
東映チャンネルの忍者映画特集番組で拾った作品
まぁ松方弘樹さん主演の忍者映画ですが、なんと敵役には近衛十四郎さん
父子共演の1963年製作の作品
 
一応山田風太郎先生の『忍者月影抄』を原作として東映時代劇専門に脚本を書かれてる結束信二さんと森田信さんの共同脚本
これは個人的なことですが結束信二さん全く面識のないお方で映画脚本家さんとして認識して尊敬もしていますが
実は結束信二さんの弟さんである結束三郎先生はなんと中学で社会を教わった先生でして東映時代劇好きな中坊の私が結束という珍しい部類に入る苗字から結束信二さんの名を知ってるってコトでお伺いしたら実はお兄様であると教えてくれたんですね
結束家の次男が信二さんで三男が三郎先生だったってコトでご長男のお名前聞いてなかったなぁ
 
忍者映画も大映の『忍びの者』からリアリティ重視の作風に映画も変わってきており
派手に印を切って消えたりガマに乗ったり竜で飛んだりしなくなった作品
忍者同士の肉体をかけて戦う映画であるんですが
派手に癇癪玉がボカンボカンとする映画でしたねぇ、それ以外に斬り合いが少ない
 
基本筋は八代将軍の座を争った吉宗と尾張大納言の確執を描いた作品で
松方弘樹は吉宗の命を受けた公儀隠密集団の頭領
近衛十四郎は尾張藩江戸家老伊集院頼母として甲賀忍者を配下にして江戸を混乱に陥れてその隙に尾張大納言を上京させて征夷大将軍の座を奪おうという計画を企てて
両忍者たちが秘力を尽くして戦うお話
 
クライマックスでは父子の斬り合いを期待したが、コト破れた暁に江戸家老が一人で企んだものとして腹切ってオワリ(尾張)っていう作品でした
まぁ歴史的な真実からも映画として架空の世界観に飛び出せなかった作品ということか
 
1963年製作、日本映画、東映作品
倉田準二監督作品
出演:松方弘樹、里見浩太郎、北条きく子、三島ゆり子、中谷一郎、大邦一公、小堀明男、植村謙二郎、曽根晴美、有馬宏治、団徳磨、近衛十四郎
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絞首台の下

2025-03-21 17:17:17 | 邦画
この作品もYouTubeの日活フィルム・アーカイブでの無料公開で視聴した作品
配信見ないっていいつつもYouTubeもある意味無料ですから見てるのと最近未パッケージ作品を見つけるとすぐ見てしまうのはいいけれどある意味配信とかわんないのかもですからねぇ
でも時間潰しに昔のTV時代劇バッカ見てる気がする
特に遠山の金さんなんか5人の各シリーズを見比べたりしてるけどそうやって見るのって違いが見えてそれなりに面白い


さてこの作品だが原作があるようですねそしてなんと赤木圭一郎さんがまだダイヤモンドラインに入る前の(新人)って言うクレジットがついてる作品でしたし
出演シーンは多くないもののかなり重要な役でしたねぇ
もう日活の上層部は彼に目をつけていたんでしょうかね
やっぱスターダムにのし上がる人にはそれなりのオーラがあったってコトなのかしらね

いやかなり女優さんに恵まれてる作品で、主人公のトップ屋さんの長門裕之さんの恋人役の監察医に渡辺美佐子さん、事件の発端となる赤木圭一郎の恋人役に稲垣美穂子さんそして主人公のトップ屋事務所の助手にこれまたクレジットに(新人)のつく清水まゆみさんが
そして稲垣美穂子さんの行く先々の謎の黒服の女に楠侑子さんと女優陣の層の厚いことったら
さらに脇の男優陣にも信欣三、謎の弁護士に永井智雄、科捜研の技師に内藤武敏そして日活作品では珍しい刑事役に芦田伸介さん

そしてロケも北海道をはじめとして各地にロケしてる
エンディングの砂丘は一体どこだったんだろうってくらい実に雄大な海岸だった
ってかお話がかなり広がって国際問題になるって言う犯罪だったレベルで
トップ屋さんは主役に違いないものの実は映画での狂言回しになるわけね
シノプシスもしっかりと組み立てられてて
主人公が初登場するシーンでのプールでの飛び込みっていうかダイビングシーンがまさかのプロローグへの伏線だったりとさすが高岩肇さんでしたね

って褒めるものに刑務所としてはやすやすと脱獄されてしまうのが
そんな脱獄手段がタイトルになっていただけなのね
でもこれは地味ながら楽しめた作品でした。

1959年製作、日本映画、日活作品
楠田匡介原作、高岩肇脚本、西河克己監督作品
出演:長門裕之、渡辺美佐子、稲垣美穂子、清水まゆみ、芦田伸介、永井智雄、赤木圭一郎、内藤武敏、信欣三、高品格、木浦佑三、松本染升、楠侑子、加原武門、浜村純、河野弘、上野山功一、木城ゆかり、八代康二、野呂圭介、榎木兵衛、一色英司、高島稔、ボードマー・ハインツ、ハロルド・S・コンウェイ
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嵐に立つ王女

2025-03-20 17:17:17 | 邦画
YouTubeの新東宝【公式】チャンネルで二週間限定(3月28日まで)で無料公開されてるこの作品
中古店でも見かけねぇし国際放映が出してる“新東宝キネマノスタルジア”シリーズでも未発売作品って事で
YouTubeで視聴させてもらいました
 
YouTubeでのフリは“高倉みゆきがモンゴリア王女を演じるメロドラマ”って事で
もう高倉みゆきさんありきで作られてる作品だから製作も臆面もなく大蔵貢
まぁ個人的にかなりな老け顔でして、なんでこの人が大蔵貢氏が見染めたのか全く理解できない私ですが
この人が実際に新東宝を潰しちゃった張本人と言ってもいいんでしょうかね
かつて大蔵貢氏が“女優をめかけにしたのではない、めかけを女優にしたんだ”って豪語して憚らなかった
因みにこの作品1959年の作品なんですが
この二年後の1961年に新東宝が潰れてしまう
 
新東宝の作品はタイトル自体はかなり煽情的なんですが、作品の中身はタイトルとはそぐわない作品がほとんどですが
それでも半裸の女優さんがスクリーン狭しと暴れまくる作品が多いのも事実ですが
そんなな中でスクリーン上でも半裸にならない稀有な存在の女優さんがこの高倉みゆきさんだし
彼女の作品は後ろに大蔵貢さんがいる関係かキスシーンもない作品バッカでしょ
 
そんな中でこの作品は唯一無二の新東宝での純愛メロドラマといってもいいのかなって言う作品
タイトルに王女ってあるようにモンゴリアって言う架空の国の王女様がヒロイン
そのヒロインに想いを寄せたのが宇津井健さん
まぁスマートな好青年を演じており、戦中このモンゴリアに日本の武官が援助護衛として駐在していたようで
戦後の混乱に乗じて内戦により王女も王室も逃げ出してみんな散り散りに・・・・
 
それから14年、そうですね昭和34年の日本が舞台ですから
宇津井健もまだ独り身でクルマのセールスマンをしており、なんとYシャツにネクタイで車の下に潜り込んで修理すると言う
ちょっとおかしな描写もあったりで
銀座通りで出会った露天商の女性がモンゴリアの王女様だった
が、彼女は記憶を失っており
 
そこから献身的に宇津井健は彼女の記憶を取り戻すべく同居して尽くしていくんですが
宇津井健に想いを寄せるJDに大空真弓さんと言うある意味肉体関係のない三角関係が成立して・・・・
さらに元武官だった2人の男がモンゴリアの隠し財産目当てに宇津井に近づいてきたりするものの
 
ほぼほぼなんも起こらずに想いを馳せる王女と宇津井健との吹っ切れずにいる恋心を見せるだけの映画だった
モンゴリアの王室の執事に沼田曜一さんでしたが、この人も2人を割く人物キャラではあるんですがモンゴリアという国を思ってのためで心を鬼にしての実際にはいい人でしかなく
映画としてはなんとも悲恋な咲くに咲かないコイバナで終わる作品
まだこの時代はジェット旅客機ではなくプロペラエンジンの旅客機だったのね
 
1959年製作、日本映画、新東宝作品
土居通芳共同脚本・監督作品
出演:高倉みゆき、宇津井健、大空真弓、寺島達夫、沼田曜一、國方傳、藤村昌子、新宮路寛、大原譲二、西朱美
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代紋を捨てた男

2025-03-19 17:17:17 | 邦画
YouTubeで視聴したオールイン時代の任侠ドラマ
まぁYouTubeですので連続続き物でのオールイン時代やミュージアム時代に作られた作品を系統だって見る事自体が結構難しいので
できうる限り単発の作品をどうしても選択せねばならないのですが
ちょうど良さげな作品を見つけました

松田一三さんと言う事と監督画が原健一さんだったのでかなりのアクションを期待してのですが
結構情感に訴えてくるかなり地味目の作品でした
っていうか身内同士の復讐劇だったのね
松田一三さんの事務所であるMH企画が制作した作品で
なんと松田一三原案・企画・プロデュース・共同脚本そして主演と完全なるワンマン映画です
まぁVシネマなんですが一応はオールインが箔付のために限定劇場公開してくれてるので
ここのブログでのカテゴリーは邦画扱いになります

ステゴロでやくざに挑みボコボコにされながらも単身で城明男さんに勝負を挑んだ一匹狼の相場栄司
そのまんま事務所に連れてかれてなんと組長の渡辺裕之さんと結局サシの勝負になって
組長に惚れて組員にさせてもらう
そんな中で与えられた仕事は組長の15歳になる実娘の護衛
ストーカーに狙われてっていうには思春期の父親への慕情の裏返しって事で

今どこにいるか敵を倒してなんと彼は十年の刑を終えて沙婆復帰
まぁ組が子分の西守と國本とに割れていて
そんな中で西守グループが親分をとってしまい警察をも味方につけて
國本側はピン〜チ
まぁ親の敵を取らずに
関西に逃げて堅気になってしまう主人公

大阪でのフィクサーに津川さん、その手下で堅気のおでん屋に仁科貴さん
そのおでん屋で成功し今では関東に進出してきて西守たちと企業提携するけど
これが実は罠だった
そう身内に争いの禍根を残さないように堅気になって親の仇討ちを狙っていたって言うお話

仁義と義理と為さぬ仲での恋心を見せる松田一三さんがカッケェ映画
共同脚本に貝原クリス亮さんも名を連ねていらっしゃったのね

2015年製作、日本映画、オールイン エンタテインメント作品
松田一三製作・企画・原案・共同脚本・出演、藤原健一監督作品
出演:渡辺裕之、富樫あずさ、國本鍾建、西守正樹、城明男、武蔵拳、森羅万象、仁科貴、小沢仁志、津川雅彦
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スター毒殺事件

2025-03-18 17:17:17 | 邦画
一昨日に引き続いての国際放映が保管する新東宝の遺産であるシネマアーカイブから“新東宝キネマノスタルジア”シリーズとして順次パッケージ化されて行く作品の今月リリース分の一本って言っても
先に書いた47分の映画「恐怖のカービン銃」との天地茂さん主演映画つながりでカップリングされてたもう一本の作品がこの「スター毒殺事件」という作品
 
恋人の美しさを知ってもらいたいとスター俳優が自社に売り込みかけたら
恋人に美しさに完全に瞬殺されたライバル二枚目スターに江見俊太郎(さんだよね、お若い頃はこんなにハンサムだったしこの作品では江見渉名義なんだね)のどんファンぶりにどんどん彼女が惹かれていき
さらに「ライムライト」じゃないがあっという間にスターダムに
 
そんな彼女が江見とホテルで同衾してるとこ(って普通鍵けてるよねホテルのドアには、なのに施錠してないんだよね)を見てしまい
ついに嫉妬と殺意を感じることで煩悶を通り越して撮影中の消えもの小道具であるウィスキーを毒入りと取り替え、さらに元江見の恋人女優で捨てられた俳優のイニシャル入りハンカチまで偽造して
撮影中に2人を消そうとするが死んだのは江見のみ
 
そんな天知を密かに追いかけてた助監督の沼田曜一も殺して完全犯罪を達成したかに見えたものの
万里が天知を詰りに病院から抜け出してきたのに愛を強要して反抗されてこれまた縊死させてしまい万里の死体もろとも死のうと逃げる天知を追う警官隊・・・
 
まぁ撮影所とその撮影機材とかクレーンとかフルに活用しての作品でしたが
オープニング東京の外観を写してるのにこんな映像が
 
なんと懸垂式モノレールですね、調べたらこの時代上野動物園を中心にして走行していたらしい
まぁこう言った当時の街とか銀座の夜景とか見られるし
憎たらしい時代劇の悪役以外の江見さんが見られたし
犯人でありつつもその罪と万里への愛に嫉妬で煩悶する天知さんが見られるという
ある意味いろんな意味で楽しめた作品ではありますが
ミステリーとしては欠陥だらけの作品
 
ノンクレジットで撮影所っていう設定で中山昭二さんがカメオ出演されていましたねぇ
 
1958年製作、日本映画、新東宝作品
赤沢長義監督作品
出演:天地茂、万里昌代、三原葉子、江見渉、御木本伸介、沼田曜一、城美穂、江川宇礼雄、中村彰、林寛、高田稔
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