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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

獣手

2024-11-28 19:35:49 | 邦画
これはジャケットの絵とタイトルにつられてDVD屋さんの店頭でもう一本の作品と一緒に購入していた作品
ようやっとレンタルの新作も枯渇して後は 12月の新譜リリースをまつばかりですから購入作品の消化時期と言っても過言ではありません
ツイスターズ」もそんな関係で今日の一部の記事となっているわけですから
 
いや、この映画実にすごい、っていうかジャケ絵につられたものの
この映画の底流を流れているのは暴力でしかない
スプラッターホラーとか惹句には書かれているけどもそれは前半の川瀬陽太の言われなき暴力で魅せてくれて
後半は主演の福谷孝宏の左手を切断してくれた強盗団へ、彼の左手に移植された獣の手からくる獣性的な復讐の暴力
そんな二つの暴力を繋いでいるのがなんと演技派和田光沙さん
 
個人的に映画の情報を入れないでジャケットのは絵面だけだ見たいって思って買ったんですが
いざ円盤をプレイヤーにかけようとDVDの封入を切ろうってしたときに
”え、和田さんが出演してたの“って初めて知って・・・
そう私はピンクにもエロチック作品にもその肉体の露出をも厭わなく作品の役に挑む和田さんを買ってる人物ですので
いわゆるある意味推し女優の一人が和田さんなわけでして
なんとこの作品での共演何ご縁だ福谷さんとご夫婦になられたとかで
 
エンドクレジット後の映像で和田さんが抱いておられるのはお二人の実生活での愛の結晶だったんでしょうねきっと
っていうことでこの作品実は和田さんによって支えられてる作品だったって言っても過言ではない
人間の極限における暴力の凄まじさと、いわれなき刹那に起きる衝動的暴力この二種類の能力をシッカリとみせてくれ
人間の業の深さというものをまざまざとみせてくれるチカラ強い作品だったかな
88分という尺と前半と後半の暴力のは違いというのも鮮明にさせているのも実に良かったかな
 
2023年製作、日本映画、映画畑作品
夏目大一郎共同脚本・監督作品
出演:福谷孝宏、和田光沙、川瀬陽太、松浦祐也、内藤正紀、飯田浩次郎、上西雄大、諏訪太郎
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シン・仮面ライダー

2024-11-27 05:05:15 | 邦画
庵野監督の”シン“シリーズ第三弾になるのかな
ちょうど一年くらい前に「シン・ウルトラマン」を見てオリジナルのTVの方は見てないけども、その時にはレンタル作品がカツカツで
普段日本のドラマとか変身物とか見ないっていうことを曲げて作品確保で見たとか書いているんですね
1年もおんなじことを毎月繰り返しているんたなって思いを強めましたが
何故か今月はそんなこともなく、逆に二部に作品を回すくらい
コンスタントに毎月レンタルもそういってくれると助かるんですが
 
まぁそういうことなんですが御多分に漏れずこの作品にもついに手を出してしまいました。
ってのも浜辺美波さんが出演されてるからなんですよね
彼女が出演されてなければ完全スルーの作品でしたかなぁ、こんだけ作品があまっちょっとるんやから、12月に越境させてもええやろうね、転ばぬ先の杖として
そんなこんなで恥ずかしくもなんともないけれど「仮面ライダー」初視聴ですよ
もう 50年も欠かさず毎週続いてる特撮作品なんですが
 
 50年前っていうと映画の特撮にはCGとかVFX技術がまだ無かった時代ですから
役者さんご自身やスタントマンやスーツアクターが生身の肉体でトランポリン使ったりして肉体アクションを見せていた時代
そんな古き良き(?)肉体アクションをぞんぶんに見せてくれてる作品ではありましたが
そこは令和の映画ですから随所に現代技術を使って古き良き時代の肉体アクションを描かれていたのはいいんだけど
それを強調するために蹴ったり殴ったりのショッカー軍団が血渋きあげでは倒されるんですね
これってよくR - 12でレイトを通過しましたね
 
仮面ライダー自体人間とバッタでしたっけ合体させてしまったのは
で二号が出てきて受け継ぐんですが
その前に浜辺さん演じるルミ子が死んじゃうのね、ありゃりゃって思ったらちょいちょい工夫を凝らしての出演シーンがあったのでそれは良かったけど
森山未来さんと池松壮亮さんと迫力が違いすぎような
って言うかライダー1号も2号に託してあっちの世界に行ってしまうのね
って言うかTVでは変身シーンがあったようですが、この映画ではいわゆる仮面というメットを勝手に自分で取り外しができるのね
変身する時に必然的にメットが出てくるんだと思っていた
 
全く何にも知らないでの視聴でしたので映画としてはそれなりに見られる作品ではあるんですが
巷間伝わってる変身シーンのposeとか決まり文句とかTVではある種ウリのシーンがなかったのは・・・
 
後、キングレコードからのDVDリリースにはちょっと驚いた
東映さんの作品だし製作委員会の筆頭幹事会社も配給も東映さんなのにねぇ東映さんからリリースされないとは
そこいら大人の事情が絡んでるんでしょうね
 
2023年製作、日本映画、「シン・仮面ライダー」製作委員会作品、東映配給
庵野秀明脚本・監督作品
出演:池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、西野七瀬、本郷奏多、塚本晋也、手塚とおる、松尾スズキ、仲村トオル、安田顕、市川実日子、松坂桃李、大森南朋、竹野内豊、斎藤工、森山未来
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日本で一番恐くない間取り

2024-11-26 05:05:00 | 邦画
一応劇場ってもミニシアターですが一般公開されてる作品。それもライツキューブが配給している作品ということで
ライツキューブからの二次仕様も11月25日にリリースです
ってことでライツキューブの主要作品「日本統一65」と一緒にGEOさんのブラックフライデー価格でレンタルしてきた作品でしたが
まぁライツキューブの今月リリースではこの作品も件の「変な家」にあやかってのリリース作品だっていうのが一目瞭然ですよね
 
ってことでそんな変な家ならぬ変な映画を作らしたら右に出る者がいない鳴瀬聖人さんのオリジナル脚本・監督作品だったのね
彼の作品は多分ほとんど見ておりここのブログでも相当数アップしてます(参考参照)から彼の作風は個人的にすきですし
まぁ本家「変な家」のパロディとしてはまぁまぁ発想的には賛同できるけどやっぱこの作品自体は彼の今までの作品同様っていうか、いやそれ以上に人を選ぶ作品だったかな
 
近未来の日本、長引く構造不況によってか国民の自死率上昇に伴い、賃貸住宅の事故物件の数は日に日に増加していき、とうとう“たった一件を除き”、国内の賃貸物件は全て事故物件となった。そのたった一軒の“普通の物件”に住む男山田はその価値や価格高騰を知らずにいて。
その物件を狙う幽霊アレルギーの富豪富良野はなんと数億の値をつけたもんだからその物件の管理会社の男は山田を家から追い出すことを計画し、かれの追い出しにかかるという
 
不動産会社と管理物件に住み続ける山田との攻防戦を霊能力者や殺し屋までをもが登場してのドタバタ喜劇と言った作品でして不動産会社のエスカレートぶりが見ものとなっております
っていうか霊能力者の森羅万象さんが見ものでしたねぇちょっとグロって言うかまぁ切り株ではなくて見てるとえずきたくなるような気持ち悪さがこれまた絶品
 
まぁほんと見てる分には楽しめますがホラーではありません。ただ人を選ぶ作品だったって言うこと
 
[参考:鳴瀬聖人監督作品]
恋の墓
女囚霊
 
2023年製作、日本映画、エフドア作品
鳴瀬聖人脚本・監督作品
出演:大坂健太、広山詞葉、ヤマダユウスケ、エアコンぶんぶんお姉さん、ウクレレえいじ、森羅万象、坂田聡
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つゆのあとさき

2024-11-25 18:05:55 | 邦画
この作品今月の一本ではあるのですが、実は9月にアルバトロスからBBBという会社が谷崎潤一郎の『卍』と『痴人の愛』という文学作品を男女逆転させて
今流行りの女性受けを狙ってなんでしょうか「卍リバース」と「痴人の愛リバース」という映画を製作したものの二次様のDVDをリリースしており、さらに10月には
同じくBBBが田山花袋の私小説『蒲団』を原案として新たな現代解釈で「蒲団」という作品を製作してのDVDをリリースしたものの最終作品となるのかな

で11月のDVDリリースには永井荷風の『つゆのあとさき』を原案にして作られたこの映画ですので、この4作品は一応見たいとは思っているのですがどうもBLって言ういうのはある意味苦手でして谷崎作品は敬遠して「蒲団」とこの作品は見ることにしました。
まぁ田山花袋も谷崎の作品も過去には散々映画化やOV化されているのですが
この永井荷風の作品は初映像化のようですよね
 
原作は当時のカフェだったかの女給さんが女性の地位の低い時代にもかかわらず自由奔放に己の意思の赴くままに男性遍歴を重ねると言った花街での自分の遍歴を小説化してきた荷風ですからねぇ
この作品も現代風にアレンジされてるもののいわゆるフーゾク嬢のヒロインの生き方を描いている作品でしたねぇ
 
まぁそれに今時の人の必須アイテムであるスマホをこれまた自在に活用しておるんですが
いわゆるちょっとラインでのやりとりが見辛かったりするという難点はあったものの
都会に一人で生きてく女性の孤独感と、人との繋がりに関してもスマホでの会話だったり
フウゾク嬢っていう関係性から自分隠しっていう、いわゆるネットでの匿名性と言ったものが実生活でも生きてて
同じ風俗で働く気の許したように見える同士でもお互いの本名や本当の自分っていうものを見せんし
 
お客になる男性もちょっとは寝物語に自分をさらけ出すもののそれは愚痴でしかなくみんな自分を隠して都会の喧騒の中で孤独に生を営んでるって言った感じでジャケットも作られているような・・・
そんなちょっととっつきにくい作品でもあったのかな
実際に新宿とか渋谷でロケしてるんですが、新宿は歌舞伎町を含めてほぼ私には庭みたいな街ですからロケ地はほとんど知ってる所でしたが
渋谷はここ最近の再大開発っていうのもあってほとんど行かないからロケ地は全く知らなかった場所ばっか
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2024年製作、日本映画、BBB作品
山嵜晋平監督作品
出演:高橋ユキノ、西野凪沙、吉田伶香、渋江譲二、守屋文雄、松㟢翔平、テイ龍進、前野朋哉
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暴力五人娘

2024-11-23 18:01:34 | 邦画
新東宝のフィルモグラフィーを管理している国際放映さんが毎月コンスタントに新東宝作品のDVD化を計っている中にはまだラインナップさえもされていない「暴力五人娘」
この作品自体はタイトルが凄いだけで、中身はコメディです。
ようやっと見る機会に恵まれたんですよね
 
YouTubeの新東宝チャンネルで<菅原文太没後10年追悼 2週間限定無料配信>を本日から開始してくれていたので早速に視聴させてもらいました
いわゆる学園それも白百合女子大学の女ラグビー部の大空真弓、万里昌代、三条魔子、扇町京子、橘恵子ら五人のJDを中心にして
頭の弱いお人好し学長を排斥して学園を乗っ取ろうという理事とそのバックにいるやくざたち
彼らは単に学園乗っ取りだけなんですが
実はそのやくざの後ろにさらに中国マフィアが控えており、学園を更地にして一大アミューズメント施設を建設して暴利を貪ろうっていう魂胆があって
 
その野望をなんと前記のラグビー部5人娘を中心んして彼らの野望を粉砕するっていうお話に
ちょっとお間抜けなハンサムタワーのお一人文太兄い演じる殺し屋さんが絡んでくるというコメディ映画
大蔵貢さん好みのタイトルではあるものの殺伐とした暴力映画ではなくあっけラカンとしたコメディ映画となっております
 
JD五人娘では一応大空さんがメインなんでしょうがやっぱズバ抜けて美人度が高いのは万里さんと三条さんのお二人でしたねぇ
この白百合女子大生配信服飾大学ということだ劇中唐突にJDデザインのJDモデルでのネグリジェショーなるシーンにある程度尺も使ってはいるもののまさかのお色気シーンには程遠いものでしたね
そして文太兄貴ももう軽ーい三枚目でしてドジでおマヌケな殺し屋さんでなんと女装までする始末
ってかデパートで男物にベルトが一本300円でして買えたのね1960年は・・・
 
1960年製作、日本映画、新東宝作品
曲谷守平監督作品
出演:大空真弓、万里昌代、三条魔子、菅原文太、扇町京子、橘恵子、大友純、國方伝、沢井三郎、並木一路、花園菊子、魚住純子、小高まさる、宇田勝哉、泉田洋志、
倉橋宏明、九條明子
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二発目は地獄行きだぜ

2024-11-20 19:12:23 | 邦画
片岡千恵蔵御大の東映現代劇であるギャングシリーズをベストフィールドから4作品、東映チャンネルの録画から2作品とはこれで全6作品コンプリートです。
まぁこれは一応現代劇の形をとってるだけで
刀を拳銃に変えただけのいわゆる千恵蔵時代劇と言ってもいいシリーズだった
まぁ当時の観客も映画っていうよりは千恵蔵さんを見にきてるのだから時代劇だろうが現代劇だろうが
潜入捜査官であろうがなんでもいいわけでしぃうね
 
全六作中小沢茂弘さんが4本も監督されていたんですね
まぁこの後も任侠路線を受け継がれて東映では職人小沢茂弘と異名をもらってるほどですから、無難に撮られる監督さんなんでしょうね
ただ無難にって言うことですかね、
 
まぁまた健さんが共演されてて、
彼も4作品のご出演今作では役名まで”ケンさん“でしたが
全作品千恵蔵さんとセットで出演しているのは悪役としての柳英二郎さんだけなのね
っていうか今作では進藤英太郎さんが最初っから最後まで出ずっぱりでしたねぇ
彼もどっからみてもその演技はあえて時代劇調での大仰芝居に徹しられててある意味コメディリリーフ的な存在感で映画を持たせてくれていましたね
 
いつもは舞台は一ヶ所限定なんですがなんと今作では北海道から東京神奈川九州とある今ロードムービー的に運んでいくスタイルで麻薬組織の黒幕を炙り出していくって言う作品でしたが
いつものようにクライマックスではリロードなしの無尽蔵連発銃でした
 
この映画全盛期に作られた時代劇調ギャング映画にある意味はまってみていた気がする私でして
これで見納めかと思うとちょっと寂しい
 
1960年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘監督作品
出演:片岡千恵蔵、高倉健、進藤英太郎、江原真二郎、佐久間良子、中原ひとみ、小宮光江、久保菜穂子、南廣、三島雅夫、阿部九洲男、柳永二郎、堺駿二、北龍二、沢彰謙、増田順司、杉義一、岡部正純、森弦太郎、清村耕次、須藤健、山本麟一、日尾孝司、久地明、潮健児、関山耕司 / 岩城力 / 八名信夫
室田日出男久保一、相馬剛三、萩原正勝、三島雅夫、山形勲
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氷室蓮司 ディレクターズカット版

2024-11-20 05:05:19 | 邦画
このディレクターズカット版版先月の発売日にはレンタルには出ないのでBlu-rayを購入していたのですが
日本映画専門チャンネルでレンタルと同様の劇場版を見ていたってこともあって
さほど間がないうちに同じ作品をいくらディレクターズカットで19分長いとは言えちょっと見るのは
ってことであっためていたんですが
 
先にこのブログでもアップした漫画の2をようやっと本屋で見つけてそれを読んだ関連で見ることになりました
見たらブログアップにがモットーですが
お話の基本プロットには変わりがないので感想はコチラを見ていたでければ幸いですが
 
そんな前に見た時に書いてなかったのかな、今作の事件の発端となる沖縄の旧琉球信奉のヤクザと沖縄やくざとのオープニングでの対立構造での具志堅用高さんの出演カットがこちらでは多くなっていたんですね
まぁ具志堅さんの芝居があまりにも・・・
で劇場版ではあれだけのほぼワンカットだけでしたが、コチラでは数カットだしセリフも多くてありましたねぇ
オープニングのこの件を心配して単身台湾に渡って後のことは悠人さんにお任せってことで
 
この作品日本に帰ってきた氷室さんに悠人さんがこっちでも沖縄の問題が起きてたっていうシーンで終わるのですね
まぁそれで19分長くなってるわけではなくチョコチョコとは細かい部分で
そうとっぽい日本では半グレだった兄ちゃんが
これはセリフだけですがジョージに痛めつけられた話とか増えてたりで
 
まぁ後は書きませんが細かいカットが増えていて個人的には劇場版の方がスッキリとしていて
やっぱ個人的には好きですが、まぁこっちはこっちでそれなりに楽しめる作品となっていましたが
基本コンセプトは代わりまでんからねぇ
まぁ持っておくにはこっちの方がいいということで・・・
 
2024年製作、日本映画、「氷室蓮司」製作委員会作品、ライツキューブ配給
本宮泰風総合プロデュース・出演、辻裕之脚本・監督作品
出演:黒羽麻璃央、本田広登、喜矢武豊、山岡樹、松本若菜(声のみ)、シャドウ・リュウ、吳昆達、應朗丰、リン・フイミン、大谷主水、与座重理久、白川祐平、石橋穂乃香、具志堅用高、山口祥行

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湖の女たち

2024-11-17 19:07:03 | 邦画
この映画松本まりかさんと日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品でしたし
なんと邦画としては2時間21分も尺のある作品なんですけど
こう言った作品は大抵ブログアップに関しては一部の作品として扱うのがモットーであるんですが
個人的にようわからん作品であったことと、長い割には実に冗漫であり
かつなんと主役の福士蒼汰と松本まりかのSMプレイ映画である面を持っておるものの
 
それがなんと映画の本筋でもなくて映画としては視聴者を惹きつけるための彩りでしかないのに
かなり思わせぶりであるものの彩りでしかないためにエロ度って言っていいのかわかりませんが、本筋ではないために実に映像的表現も中途半端だったし
突き抜けてきてないからこっちにもフラストレーションが溜まるし
第一刑事が捜査ホッパらかしてさらに妊娠中の嫁さえいるのに警察署だあんなことこんなことまではしませんでしたが、
あんなことしたらあかんやろ
 
本筋は100歳の老人が介護施設で不審死を遂げる
そう人工呼吸器が止められて殺されるという事件が起き
その渦中に件の刑事は湖で夜釣りをしており、近くにクルマを止めて自慰行為していた女性が取り調べ被疑者として今自分の前で事情聴取されており
まぁそういうことでメインは殺人事件の被疑者探しがメインなのか
刑事と被疑者からは外れるものの弱みを握った性的にSの刑事が自慰行為でM女を追い詰めていく映画に見えるんですが
 
ここに殺された人物が実は薬害事件の当事者だったりして
週刊誌記者がこの被害者を追って犯人探しを始め記事にしょうとなんと今次大戦の旧日本軍の731部隊の少年兵であったことや
福士蒼汰の相棒である浅野忠信が過去に政治的圧力によって薬害事件をうやむやにされた過去を持つ刑事であるものの
警察自体が権力に弱いことを知り尽くしており
この事件に関しても深入りすることさえ諦めた刑事だったりで
 
週刊誌記者もやっぱここまできて週刊誌も所詮は広告費で営業が成り立ってるわけで彼女の記事も差し替えになるものの
意地で支えた星一つってことでたった一人この介護施設の殺人犯にたどり着くものの
それはそれこれはこれってことで
なんと犯人逮捕で終わるような映画ではなかった作品
 
結局731部隊まで出してきてもなんの解決も見ずに広げた風呂敷はこの事件に関しても
SM男女に関しても風呂敷は広げられっぱなしで
決してたたまれることもなくエンディングを迎えるという変な作品でした。
 
2023年製作、日本映画、映画「湖の女たち」製作委員会作品
大森立嗣脚本・監督作品
出演:福士蒼汰、松本まりか、福地桃子、近藤芳正、平田満、根岸季衣、土屋希乃、吉岡睦雄、財前直見、三田佳子、浅野忠信
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賭場の牝猫 捨身の勝負

2024-11-14 18:31:29 | 邦画
ベストフィールドという会社からりりーすされた野川由美子さんが二十歳のピチピチしてた時代に製作された“賭場の牝猫”シリーズ全3作品を一つにまとめた中で
第一作の「賭場の牝猫」と第二作の「賭場の牝猫 素肌の壺振り」と先月の頭の方で見ておきましたが
最終第三作を見てなかったのでようやく・・・
 
前二作では別役とはいえ二谷英明さんが野川さん演じる雪子日本からみ恋模様を描きつついかさまサイコロの細工師だった父親の敵討ちと雪子のサマ師野胴師辺野古成長譚をきっちりシリーズ物として描いてきましての
第三弾
 
父親の故郷野寺に骨納めにきた雪子
その車中でスリを見つけて捕らえて見せるものの列車を降りたらそいつらの仲間に連れて栃木親分舞坂興行に連れて行かれて
ケジメを取らされようってとこに宍戸錠さん演じる流れ者日本素性をバラされ
難をにがれるものの
その草鞋を脱いだ先は父親と昵懇だったむ一人の土地の親分軍司組
 
軍司と舞坂はお互いにしのぎを削っており軍事は舞阪に押され気味の関係でして
舞坂はアメリカ野バイヤーとてを結んで軍司のシマの激情の土地を巡って係争中で押され気味
軍司の息子は堅気の水産研究者であるために諍いの中で殺された軍司親分に代わって軍司組四代目を継承したのはなんと雪子という事で
 
まぁアクションありで三作目が私には一番面白く感じられましたが
軍司の息子に思いを寄せる娘に山本陽子さん
そして舞坂とは盆茣蓙で決着つける雪子ですが軍司の息子に惚れられて軍司組を堅気の芸能社に衣替えさせて
一人また草鞋を履く雪子にそっとついてくエースの錠さん
まぁ二谷さんよりは存在感の薄い役でしたがトッポさに置いては抜きん出ていたエースの錠さんでしたねぇ
 
このシリーズなんで三作で終わったのかしら
野川さんに主題歌まで歌わせて置いてるのに・・・
 
1966年製作、日本映画、日活作品
野口晴康監督作品
出演:野川由美子、山本陽子、平田大三郎、郷鍈治、井沢八郎、白根一男、清水元、宮阪将嘉、河上信夫、山田禅二、雪丘恵介、長弘、弘松三郎、玉井謙介、瀬山孝司、桂小かん、宍戸錠
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地獄の底までつき合うぜ

2024-11-13 18:25:32 | 邦画
ここでも先月4本片岡千恵蔵御大のギャング映画4本をブログアップさせてもらいました
っていうのは古いTVドラマとか古い映画で製作会社自体がソフト化してない作品をソフト化するベストフィールドという会社から
「片岡千恵蔵 活劇シリーズVol.2」として今日リリースされたのでブログにアップしておこうと思います
なお来月にも「片岡千恵蔵 活劇シリーズVol.3」がリリース予定されておりますが、そちらに収録予定になってる「地獄の底をぶち破れ」と「無法街の野郎ども」の二作品は東映チャンネルのOAでエアチェックしていたものをブログアップさせていただいたので、次に「二発目は地獄行きだぜ」をブログアップしたらこの“片岡千恵蔵 活劇シリーズ”はコンプリートになるんですね
 
っていうことで今作ですが、キャラとしては復讐ものでして実はギャング映画ではありませんし
千恵蔵御大がこのシリーズでお得意とする潜入捜査官のお話でもありませんでしたが
潜入捜査官は江原真二郎さんだったのね
 
まぁ表向きは堅気の会社経営をしてる柳永二郎さんと永田靖さんのところに7年前に沈没した運搬船ににっていた山村聰さんの父親と弟源次の七回忌法要の招待状が届き
三人で仕組んだ沈没事故を装った殺人事件ですから二人が山村聰を詰りに来るとこから始まり
七回忌の法要中に棺桶が届けられ、その中から死んだと思われていた源次が現れて法要はまさかのしっちゃかめっちゃか
なんと源次の弟役で高倉健さんが学ラン姿で登場してきます
 
ってことで実はほぼ「無法街の野郎ども」とスタッフキャストに変化がないという作品
変化といえば先に書いてる様に兄と二人の実業家への復習に動いていく千恵蔵御大と
事実を知るためにこれまた一人奔走する健さんくらいで実際にクライマックスになるまで銃声一発もう響きません
ほんとどこで手に入れたのか最後の最後で隠してた二丁のリボルバーを出してくる千恵蔵御大
そこからは復讐の銃撃戦でして健さんも堅気ってことで銃は持ちません
千恵蔵御大一人で6連発の二丁のリボルバーでリロードなしに無限に撃ちつづけるという映画でしたねぇ
 
まぁある意味刀が拳銃に変わり、髷の代わりソフトをかぶってほぼ時代劇調の台詞回しから抜けきれない千恵蔵さんを見るだけの作品ですが
復讐譚に潜入刑事が絡んだことで7年前の事件の発端は実は偽札っていうおまけつきでしたな
 
堺駿二さんと花澤徳衛さんが光る演技で映画を支えていましたねぇさすがです
千恵蔵御大の擬闘は見るにちょっと耐えなかった様な気がするのは仕方ないか当時の御大は齢60だしポン刀で離れて相手を斬る訳で肉弾戦はしてきてないですものね
相手役が大変だった様ですね
 
1959年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘監督作品
出演:片岡千恵蔵、高倉健、三条美紀、進藤英太郎、山形勲、佐久間良子、江原真二郎、永田靖、喜多川千鶴、中原ひとみ、富田仲次郎、織本順吉、潮健児、関山耕司、稲葉義男、花澤徳衛、堺駿二、松本克平、神田隆、片岡栄二郎、菅沼正、檜有子、志摩栄、山村聡、柳永二郎
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