なぜＬＡなの？

２３歳まで日本で美容師をしていて、ＬＡに渡米して早２０年。

なぜアメリカにいったの？
なぜＬＡだったの？
って、よく聞かれます。

なんでだったんだろ。

記憶を呼び起こして考えてみると。。。。

日本で美容師をしていて気持ちが晴れる事がなかった。

なぜ気持ちが晴れることがなかったのか。。。。。

わからないです。

なぜ、ＬＡだったのという質問にはきちっとした大人の答えが言えます。

「東京で生まれ育ったので、カリフォルニアの青い海、青い空がよかった」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（これが大人の答えか！！）

楽観的な運命論者としては、

「アメリカの方角が良かったんでしょ」
「アメリカにご縁があったんでしょ」

で、納得しています。

では、ＬＡに行って気は晴れたのか？

世の中そんなに甘くなかったです。

最初の１０年は、沈没してました。

２０年前の渡米当時に戻って同じことできるかといえば

「いやですっ！一度でいいですっ！」

２０年経った、今。。

非常に快適です。住めば都です。

人間一人の力なんて、吹けば飛ぶようなもの。

周りの方に引き上げていただきました。

心から感謝です。ありがとうございます。

<Photo> SantaMonica桟橋

LAって。。その２

LosAngelesの魅力の1つに、気候が良いということがあげられます。
1年間通して雨の日はほとんどありません。
基本的には、砂漠だったところなので、水不足は深刻です。
ＬＡ中心部から、200キロくらい離れたところに貯水池があり
そこから供給されます。

気温は、3月から9月下旬くらいまでは、平均20℃から23℃。
10月から3月くらいまでは、平均16℃から20℃。

湿度が低いため、カラッとしている分、同じ気温でも湿度の高い場所から
比べたら、寒く感じます。

この気候がLAからなくなれば、魅力は半減するでしょう。

白人の体感温度は、私たち東洋人と比べて、５℃、それ以上に
違うでしょう。
今日は、涼しいからセーターが必要だ、ジャケットが必要だといっても
白人の人たちは、ランニングと短パンです。信じられません。
今日はあっついなーといっても、革ジャン着てたり。。これまた信じられません。
どこの店に入っても、冷房がキンキンにきいていて冷蔵庫です。
これ、ほんとカンベンです。

私たちの会社、美容室、住まいのあるエリアは、LAでも、海に囲まれたエリアです。
サンタモニカビーチ、ベニスビーチ、マンハッタンビーチ。ハモサビーチ、
レドンドビーチと続いています。

LAの海は寒流なので、水が冷たい！
夏でも、泳ぐのをためらいますが、これまたアメリカ人は
気温の低い日でも、海で楽しんでいます。信じられない。俺には無理！

海から内陸にかけて、風が吹いていくので、私たちの住んでいるエリアは
スモッグもなく空気が大変いいです。
日本から、喘息の方が半年住むと症状がよくなるそうです。

LAっていうと、１年中短パンとＴシャツでというイメージ。
これってあくまでもイメージです。