ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

街の灯火

2007-11-29 19:11:17 | ノンジャンル
街の灯火がまた一つ消えた。

我が家がここに引っ越してきたのは今から35年前、
我が家の前に建つその工場は30年前に引っ越してきた。

そこが引っ越してくる前までそこは公園(広場)であったわけで、区が買い取ってくれれば今も住みやすかったのにとは思うのだが、その工場とともに広場に次々と立ち並んでしまった。

しかしそれから30年、いや30年と言えばたいそうな月日、時代も大きく変わって当然な訳で街明かりが消えゆくのも仕方のない事ではあるが、先日の月曜日の朝、けたたましい削岩機の音とともに大きな機械が姿を消したのは、少しショックが大きかった。

近所、しかも目の前の工場が無くなると言うのもかなり空しい気分にざてくれる。

我が家の父も10年前にプレス工を引退、一部の機械でプラスチックの加工を始めたが、2年前に体調不良で廃業とした。

プレス工を引退したとき、機械を搬出していたら近所から「寂しくなるねぇ」と声を掛けられたけど今は自分がそんな気になってしまった。

あれだけ活気の有った町並みがわずか数年で様変わり、マンションがバカスカ建ち、これも時代の移り変わりと諦めるも「昭和の風情を少しでも残して欲しい」とは思うが無駄な願いか・・・。

ドブ川が流れ柳の木の有った頃をもう一度覗いてみたい。