最近はホントいろいろな記憶媒体が出回ってきましたね。
と同時に・・・いらんやろ、これ
つーのもたくさんあるわけで
色々とごたごた能書きなんぞを。
まずは
エジソンのローソクシリンダー?古すぎ??
シリンダーにろうを塗って針の振動で録音したアレです。
まぁある意味懐古趣味的人には今でも使われています。
そんなんはおいといて
まずはカセットテープ
これは結構出回りましたね。
記録媒体では一番では無いのでしょうか?
手軽で安くて(当初はすんごく高かった。スコッチは1400円/本なんてーのもありました。)どこでもとまでは言いませんがほとんどの地域、国で売られていたと思います。
1980年代後期になるともの凄い成熟を見せたカセットテープ、特にナカミチ愛用者にとっては素晴らしい録音品質を持てたわけです。
で、それ以前に8トラ(8トラックテープ)がありまして、時代は前後しますが、オープンリール(レコーディングでは今も現役)テープを大きなカセットに放り込んだ物です。ただしソニーが1970年代に出したラージカセット(Lカセット)とは別、こっちはソニーの暴走製品NO.1と今でも憎まれ口を叩かれます(笑)
この辺はこちらの方を参照してください。
http://www.aurora.dti.ne.jp/~koneko/DenkaHistory/DenkaHistory3.htm
8トラは主にカラオケで使用されましたが、それには理由があります。
それはカセットの使いやすさと沢山の情報量が得られること、音質が良いこととは別にトラックを選択する事による歌付き、無し(カラオケ)に出来ることが一番だと思います。
それとエンドレスなので繰り返しの再生もうれしい、世のカラオケ俗は随分お世話になった事でしょう。
私は8トラエコーを持っていましたが捨てずに持っていれば良かったです。
さてさて、で磁気テープを使ったこれらの製品は一部を残して消えてしまう運命にありました。
会議録音用のマイクロカセットも販売はされていますが、昨今のフラッシュメモリに変わって消えてしまうのは間違いなさそうです。
それはより小型化、大容量化にカセットが付いていけないからです。音質劣化については色々と論議がありますのでここではパスします。(私は今でもカセット派です)
パソコン用DATは現役でバリバリに使われていますが、これは記録メディアとしては大容量でしかも「安全性」が高いからのようです。
これはテープそのものの寿命と言うよりデジタルデータ欠損の方が遙かに始末に負えないのですが、そのデータ欠損はどのメディアを使っても有るわけでその点テープは伸びようが縮もうがデータ保持にはほとんど影響しない事に有るようです。しかしフラッシュ系は完全に消えてしまう可能性が有ると取り沙汰されていました。
事実CD-RやRWは10年もデータが持たないと報告されていましたがテープはそのものが劣化してもデータは消えなかったと言う事です。
その間家庭用ビデオテープが出てきますが、これもソニー率いるベータ族とビクター他率いるVHS族(裏ビデオ族?)との熾烈な争いに発展しました。
で、結果は皆さんご承知の通りテレビ局などの業務用はすべてベータで民生(家庭用)はVHSとなり、エロビデオがほとんどVHSだった為に回してもらえないなど仲間はずれにされた人も多いことでしょう。
実はこのときも「ベータはきれいだけど壊れやすい」と言う評判が出ていたことにも起因するのではと思います。
一般人が安全パイを選ぶのは当然です。
さてさて、それ以降のCD-R、RWはまだしもDVDから規格統一性が無くなり訳分からん状態になります。コンパクトDVDとかブルーレイとか・・・
フラッシュ系はスマートメディアで富士は撃沈しておきながら次はXDピクチャーと言う規格統一無視派(ソニーみたいだ)になり、オリンパスもそれに参戦(アホかこの会社?すごく良い会社だったのに)、そしてソニーは相変わらずマイペースなメモリースティックを色々と改良して維持でも統一する気なさそう。。。
その他はCF(コンパクトフラッシュ)とSDカード(事実上これがスタンダードになりつつあります)、そしてSDの次世代SDHCやminiSD、マイクロSD(どれもアダプタまたはソフトのアップデートにて互換性あり)などが続々と登場しています。
フラッシュ系は性能云々なんてぶっちゃけ分かりません。
安ければ良いんです。って事で大量に売れているSDがそのまま突き進むのは歴然としています。が、この規格を潰す次世代もすぐに来てしまうでしょう。
なんとなく書いてみましたが、やはり規格化を優先していただきたいと思います。これは地球温暖化にも影響する話しにまで発展してしまいますから。
自己主張ばかりして種類を沢山作って・・・なんてこれからの時代には合っていないと思うのですが。。。