ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

睡魔が襲う

2006-09-13 21:11:44 | ノンジャンル
毎日帰りが楽しい

このJBLとNAIMの組み合わせにどっぷり浸かってしまった

何をかけても心地よい

とくにアナログは本当に素晴らしい

こんな小さくて安くてボロいのに

しかもJBLらしくないところがたまらなくいい

ちょっと方向は違うけど同じようなコンセプトに

S2600と言うホーンの付いた30cmウーファーモデルがあった。

実はこのS2600もJBLらしくないアメリカ製のヨーロッパサウンドを奏でる
(インフィニティも似ていますね)

こいつも我が師匠には随分と聴かせてもらったなぁ

30cmウーファーがミソでホーンも出しゃばらないように実は押さえてあって
色々と工夫がされているらしい

その後どうしても38cmモデルの要望が強くて追加発売せざるを得なくなったそうだ。

本来30cmの方がオリジナルなのであるが知らない人は38cmのドンシャカした音が「本物のJBLサウンド」と勘違いして、しかもそっちが沢山売れてしまったという開発者泣かせの曰く付きモデルだとか

師匠は
「間違ってもこれを国産のアンプに繋ぐなよ、音楽性が無くなっちゃうから。38cmももっとバランスが良ければ売るけど今はそいつを押さえ込むアンプが出ていないから売らないよ」

良く聴き比べさせてもらいました。

えっ、これがJBL?と言うような本当にオトナのサウンドと言ったきれいな音がそこから出ていた。

ヨーロッパ好きな友人を連れて感想を聴いたら「やっぱりJBLは凄いね、まぁ高音はホーンだから多少の暴れはあるけど全体がきれいにまとまって今まで聴いたこと無いJBLの音だね」

スペンドールS-100なんかを聴いたときもそうだけど本当に心地よい音とはこういうものだと体が覚えている


運が良いのか悪いのか辞めてから出会ってしまった昔の音


そういえば師匠が「アコースティックラボ・ボレロ」を沢山の客が聴かせろ聴かせろと言われ続け仕方なく仕入れて師匠風にエージングし思いもよらないアンプで鳴らした。


途端に一日に何セットも売れるヒット作?になったと苦笑い

「他の店は何やってんだか・・・、来るお客さんがこんなボレロの音初めて聴いたと言って喜んで買っていくんだ。どんなひでー音で鳴らしていたのか聴かせてくれ」

師匠が私を呼んで笑いながら話してくれた。

お店を手伝った時なんかも師匠のお気に入りの組み合わせでうとうとしながら店番していた当時が懐かしい

そんな音を好むようになったのも師匠の影響

これが万人に向くとは一概に言えないけど、でもマッキンやマランツが売れていた40年も前の音はみんなそうだったと聞き、やっぱりそうかとうなずいた。

そして今から7年前、ラジ館の片隅の小さな一角でひっそりと売っていた師匠

こんどはどんなのをと思ったら国産ミニコンポのアンプだけ使って小さなヨーロッパのスピーカーを鳴らしていた。

ホントおもしろい人だなぁ

庶民の味方でもあったしね。

今はどうしてっかな?退職してからは一度もお会いしていないので


氏今も音楽かけているけど・・・眠くなる
風呂入ろうっと