ネット上の海賊版放送を規制、WIPO新条約採択めざす

2006年08月19日 21時16分40秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS2M18005%2018082006

 世界知的所有権機関(WIPO)はテレビやラジオの放送番組をインターネット上で無断配信する「海賊版」を規制するため、国際ルールを整備する。放送局が制作した番組の著作権保護をうたった新条約の来年中の採択をめざす。世界中で横行している番組の著作権侵害を取り締まる基本的な枠組みが整う。

 ネット上では最近、米国の映像投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」などを使い、日本のテレビ番組の一部を配信する著作権侵害行為が頻発している。日本国内なら著作権法に違反する行為だが、海外で運営される「海賊インターネット放送」を規制する国際ルールはなかった。新条約はネット上にあふれる放送番組の海賊版を取り締まるうえでの基本ルールとなる。


[2006年8月19日/日本経済新聞 朝刊]


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。