わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

花より団子

2021-05-31 22:11:57 | Weblog

 

    亡母が菊育てし鉢にこの頃は花より団子と野菜が育つ

    さ緑の柔き新芽をサラダにと鉢より摘めば春菊香る

 亡き母は菊を育てていたので素焼きの植木鉢が沢山あります。いくつかは花や木を植えていますが、まだまだ余っているのでこのごろは「花より団子」と野菜を植えています。ところがそれがなかなかいいのです。時期をずらして何度でも植えられるからです。今はよい気候なので、2週間ほど前に蒔いたレタスと春菊がもう食べられるほどになりました。今朝のサラダは採りたての春菊の新芽とトマトを胡麻ドレッシングでいただきました。

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不要の外出

2021-05-30 21:45:43 | Weblog

          

   新緑に風が薫るよいつになれば不要の外出できるのだらう

 「不要不急の外出を控えてください」耳にたこが出来るほど何度聞いたことでしょう。それを守って2年余り・・・こうなってみると不要の外出がいかに楽しくて、人生を豊かにしてくれていたかと気づかされます。今日は梅雨の晴れ間でしたが、庭の無花果の緑が爽やかな風に揺れて光り、まさに風薫る新緑の季節といった感じでした。こんな日はどこかへお出かけしたくなります。ああそんな日はいったいいつ来るのでしょうか?

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小町草

2021-05-29 22:19:27 | Weblog

 

  コンクリの隙間に生きて小町草ピンクの小花を可憐に咲かす

 江戸時代に鑑賞用として日本にへ入って来たと言いますが、今では道端の雑草としてどこでもよく見られます。茎の一部分に粘液を出し、そこへ虫が付着するので「虫取り撫子」の名がつ いていますが、虫を溶かして食べるわけではないようです。可憐な花なので別名「小町草」とも言いますが、やはりこの名の方がぴったりです。今、我が家の横の用水路のそばのコンクリの隙間に、ピンクの花をいっぱい咲かせています。

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初とんぼ

2021-05-28 21:34:50 | Weblog

          

    夏がもう来たのね庭の無花果の葉裏に光る初とんぼ見る

 今年初めてとんぼを見ました。何気なく見た無花果の葉の裏に、生まれたばかりのようなぴかぴかのとんぼがじっとしていました。まだ飛べないみたいで葉を揺らせても動きませんでした。きっと我が家の泉水で育ったヤゴが羽化したのでしょう。それにしても、とんぼがいるなんて・・・・もう夏ですね。コロナ禍に籠っている間にどんどん季節は移っていきます。二度目のコロナ禍の夏はどんな夏になるのでしょうか?

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はつ夏の色

2021-05-27 22:20:43 | Weblog

 

    この年は季節はやばや移ろいて黄に熟れ初むる庭の梅もぐ

    黄と緑のグラデーションの梅の実は幸せの色はつ夏の色

 気が付けば庭先の梅が熟れはじめています。まだ五月なのにいつもより早いように思うのですが・・・・そういえば今年は桜の開花も梅雨入りも早かったので、うめの熟れるのも早いのでしょう。今日は雨が降らなかったので、青いのは残して半分だけ収穫しました。それらの梅を改めて見ていると緑と黄色のグラデーションが爽やかで初夏のような気分に浸り、なんだか幸せな気持ちになりました。

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ポール・ニューマン

2021-05-26 22:28:12 | Weblog

  ヒッチコックの映画に遠き青春がどきどきはらはらよみがへり来る

  冴え返るブルーの瞳テレビにて久々にみるポール・ニューマン

 このところの籠り生活で時々BSで映画をみています。先週は「めまい」今日は「引き裂かれたカーテン」でした。どちらもヒッチコック監督のスリラーです。学生時代は映画研究会に属していて洋画には詳しく映画館にもよく通ったものです。あれはジェームズ・スチュアートとキム・ノバク、これはポール・ニューマンとジュリー・アンドリュースと次々スターの名前がすらすら出てきて青春時代が懐かしくよみがよみがえってきました。特に今日は久々に見るポール・ニューマンの澄んだブルーの瞳が美しくてかっこよかったです。

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夕暮れ

2021-05-25 22:16:40 | Weblog

            

        夕暮れはなどかすべてが物悲し空も山も川も私も

 ここは私のよく歩く散歩コースです。編み物に夢中になり気が付けば夕暮れになっていて、あわてて出かけたのですが、そこには東山魁夷の絵のような青の世界が広がっていました。なぜか今日はいつも見る風景が一段と美しく見えました。気象条件とタイミングが上手く作用し合ってこんな美しい風景になったのだろうと思いました。でも青の世界の夕暮れは何もかもが物悲しいです。空も山も川も家もそして私までも・・・・・

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雨と苔

2021-05-24 21:48:45 | Weblog

           

     こんもりと小さき鉢にさ緑の苔溢れさせ今日も雨降る

 昨日は梅雨の晴れ間でしたが、今日また梅雨空にもどってしまいました。家に籠る自粛生活と梅雨とで気持ちも沈み勝ちで元気がでません。でも元気一杯で喜んでいるものがあります。さて何でしょうか?それは苔です。散歩で見つけた苔を手の平にのるような小さな鉢に植えておいたのですが、見ると苔が鉢から溢れんばかりに盛り上がり美しい緑を湛えていました。入梅で元気一杯なのは苔だけのようです。

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蜥蜴のカップル

2021-05-23 21:47:59 | Weblog

         

   庭先に蜥蜴が蜥蜴くはへゐて喧嘩と思えばカップルらしき

 庭を歩いていて細長い尻尾を踏みつけそうになり、びっくりして足がとまりました。かがんでよく見ると二匹の蜥蜴でした。一匹がもう一匹をがぶりと咥えて、さらに脚で押さえつけていました。喧嘩をしているのかなと思ったのですが、見ているとピクリとも動きません。カメラを持って来てすぐ近くで撮ってもまだ動きません。5,6分ほどしてまた見ていたら押さえていた脚を離しそれぞれが逃げて行きました。もしやと思い調べてみるとやはりこの二匹はカップルで、蜥蜴は今が繁殖期と分かりました。

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つつじの下のアマリリス

2021-05-22 22:53:57 | Weblog

           

木の下の狭きに伸びてアマリリス咲き初めつつじの下枝(しづえ)伐りたり

 植えっぱなしのアマリリスなのですが、まさか球根が動くわけはないのでつつじの木が大きくなったのでしょう。今年はつつじの木の下のせまいところにアマリリスがぐんぐん伸びて大きな蕾を4つも付けました。そのうちの2つが燃えるような真赤な花を開きました。大きな花なのでつつじの枝とぶつかるところも出てきて、仕方なくつつじの下の方の枝を少し伐りました。これでのびのびと4つの花が咲きそうです。

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