わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

鰹のたたき

2023-09-30 21:17:02 | Weblog

 

     串刺しの切り身渡され火にあぶる初体験の鰹のたたき

     自らの作りて温きを口にする鰹のたたきは藁の香りす

     塩つけて鰹のたたき食みながら今までに無き美味しさに酔ふ

 昼食は「かつお船」で鰹のたたき作りを体験し、それをそのままいただきました。作るのも出来立ての温いのを食べるのも初めての体験で感動しました。味付けは塩とわさびが付いていたのでまずは塩のみ付けて口に運ぶと、先ほど燃えていた藁の香りが爽やかに鼻をくすぐりました。そして味はなんとまあすごい!!今までにこんな美味しい鰹のたたきは食べたことが無いと思いました。といことで3首も詠んでしまいました(笑)

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牧野博士の植物画

2023-09-29 21:10:01 | Weblog

 

       展示館の牧野博士の詳細な植物画には魂こもる

 土佐の植物生態園を通り抜け、先ずは富太郎記念館展示館に行きました。採集用具や採集標本など本物が展示されていてどれも興味深かったですが、一番心に残ったのは植物画でした。テレビでも見ていましたが、やはり本物を目の前にして、心が震える思いでした。その絵の詳細さには驚くばかりですが、それだけでなく、その中には魂が宿っているようで気迫さえ感じられました。それほど彼は植物を愛したということなのでしょう。

 

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牧野富太郎植物園

2023-09-28 19:23:27 | Weblog

 

    富太郎植物園にて思ひをり「一途」に勝る力は無しと

 公民館の「高齢者教室研修旅行」で牧野富太郎博士の植物園に行きました。ここは高知県五台山の標高130メートルに位置し、起伏を活かした8ヘクタールの園です。中は自由行動だったで私の足では三分の一くらいしか歩けませんでしたが、メインの記念館に展示されたものはしっかり目に焼き付けました。そして思いました。こんなに一途に植物を愛する人がいるなんて・・・その一途さに多くの人が感動し協力したのだろうと。

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手作りカスピ海ヨーグルト

2023-09-26 21:30:49 | Weblog

 

    娘(こ)のくれし種菌セットで挑戦す手作りカスピ海ヨーグルト

    出来たればとうろり長く糸を引き濃厚な味に舌鼓する

 8月に娘が来た時のいろいろな土産物の中にカスピ海ヨーグルトの種菌セットがありました。30度前後で作るのがいいと書いてあったので、涼しくなるのを待って作ってみました。説明書通りに牛乳と種菌を混ぜて24時間放置しておいたら完成しました。さっそく試食してみようとスプーンで掬う、と~ろりと長く糸を引くのに驚きました。口に入れると牛乳の濃厚な味が口に広がりました。市販のヨーグルトとは比べ物にならない美味しさでした。

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伸びるささげ

2023-09-24 22:25:55 | Weblog

                   

   軒越えて二階までもとささげ伸び収穫いかにと悩み見上ぐる

 葡萄がぐんぐん伸びて、二階のベランダまで届き、収穫は来宅してくれた娘とふたりでようやくしたのが一か月ほど前のことです。ところがその傍で、それに負けじとこんどはささげがすごい勢いで伸びはじめ、天にもでも届きそうな勢いです。手入れは何もしないのに、すごく生命力のある野菜です。いま、花が咲きはじめたので、沢山の豆を付けることでしょうが、これほど大きく成長するとどうやって収穫しょうかと、今から悩んで見上げています。

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枸杞の花

2023-09-22 22:12:40 | Weblog

                       

        この年は実るだらうか枸杞が咲く薄紫に枝垂れて数多

 枸杞の小さな木を友が持って来てくれて2年目を迎えました。昨年は植木鉢に植えたものに花が3,4個咲きましたが、実は生りませんでした。今年は植木鉢のは花も咲かず元気がないのですが、代わりに地に植えていた小さな木が大きくなって、枝垂れた枝に沢山の花を咲かせました。薄紫の可憐な花で、見ているだけで癒されます。地植えはやはり元気がいいので、この調子だと今年は赤い可愛い実が付きそうです。

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かぼちゃの雌花

2023-09-20 22:00:18 | Weblog

       

    太りたる零余子の傍にゆく夏を惜しむがに咲くかぼちやの雌花

 いつまでも暑いですが、庭には秋が来ています。塀の傍の垣根に絡んでいる零余子(むかご)の蔓には、丸い実がびっしり付いて直径1センチくらいに太っています。それを見ていると、秋が来ていることを実感します。でも、その傍では暑さのせいかかぼちゃの花も次々咲いています。今朝は大きな雌花がまるで逝く夏を惜しむかのように綺麗に咲いていました。もう実になることはないだろうけど、雄花も咲いていたので、受粉させてやりました。

 

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老いること

2023-09-18 22:07:29 | Weblog

       

      老いることも成長のうち新しきことに挑戦八十二歳

      春採りし葉ボタンの種初に蒔く正月に向け夢の膨らむ

 このブログを始めていつの間にか20年近くが経過し82歳になってしまいました。その間もいろいろなことを経験してしてきました。今日は敬老の日。「敬老」とまで言ってもらわなくてもいいのですが、老人は年を重ねたぶんいろいろな経験を積んでいることは確かです。だから「老いること」は「成長」です。これからもまだまだ新しいことに挑戦し、色々なことを知りたいです。今日は採集しておいた葉ボタンの種を初めて蒔きました。

 

 

 

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一閑張り(いっかんばり)

2023-09-15 22:02:41 | Weblog

 

    古きものに命吹き込む豊かなる知恵と温みを学ぶ一閑張り

    初にする一閑張りに魅せられて籠に和紙貼る夜半に入りても

 公民館講座で「一閑張り」を学びました。これは竹かごに和紙を小さくちぎって張り重ね、その上に絵や字をかいたり、古い布切れなどを貼ったりしてから、柿渋を塗って仕上げるものです。古い籠、古い布など愛着のあるものの命を最後まで生かし切るという豊かな知恵から生まれたものです。先ずそれ用の籠を買って和紙を貼りましたが、家にあった古い籠にも次々貼っていたら夜も更けてしまいました。どんな作品が出来るか楽しみです。

 

 

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茶箱の点前

2023-09-13 22:45:00 | Weblog

       小道具が多く小さくて難しい年一回の茶箱の点前

 今日はお茶のお稽古で「茶箱」をしました。これは私のもので、桑の木の茶箱に織部焼のセットでとても気に入っています。箱に入れて持ち歩き、外でも点てるように考案されたものなので、すべての道具が普通のものより一回り小さいくて扱いにくいうえに、道具の数も多いので、お点前の順序も多くて覚えにくいです。9月にだけ練習するお点前なのでなかなか覚えられないのですが、練習して春がきたら桜の花の下で点ててみたいです。

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