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わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

父の骨

2016-12-04 21:48:51 | Weblog

      

        納骨の朝に抱けばシベリアの父の遺骨は重くて温し

        亡き父に会いたいと言えばおもむろに僧は遺骨の箱を開けくる

 今日は父の納骨の日なので、その前にしっかり父の遺骨を抱きしめておきたくて、朝5時に起床して、電車、バス、タクシーを乗り継ぎ、早めに生家へ行きました。遺骨の箱は重くて、なんだか温いようでした。住職さんに拝んでいただいた後、「お父さんの骨に会いたいのですが・・・」とお願いしたところ、「いいですよ」と言って、箱の中の白い骨壺を開けてくださいました。もう息苦しいほど胸がいっぱいになりました。

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