瀬戸市民言論広場

明るい未来社会をみんなで考えるために瀬戸市民言論広場を開設しました。

地域公共交通会議

2015年06月18日 | お知らせ
6月16日、平成27年度第1回瀬戸市公共交通会議が開かれました。

会長は伊藤市長、議長は中部大学・磯部友彦教授。
「利用しやすい公共交通ネットワークを形成し、持続可能なシステム構築を図る」
ために設けられている会議です。
バス交通について議論されます。
公共交通軸形成計画として市内基幹4路線とコミュニティーバス8路線を試行運行しています。

① 瀬戸北線(上品野~しなのバスセンター~瀬戸駅前~新瀬戸駅)
② 水野循環線(新瀬戸駅~中水野駅~新瀬戸駅)
③ みずの坂線(新瀬戸駅~みずの坂~中水野駅)
④ 赤津線(赤津~古瀬戸[一里塚]~瀬戸駅前)

平成26年度の利用者は前年度比で約3000人減、23年度比では約2万人減です。
運行に必要な経費に対し収入(国庫補助金、広告含)は53.3%で、
市の財政負担額は約8376万円となっています。

コミュニティー全路線合計の平成26年度利用者は前年度比で約1800人減。
運行に必要な経費に対し収入(広告等含)は14.8%で、
市の財政負担額は約5261万円となっています。

瀬戸市は高齢化にともない「交通弱者」の増加が予想されますが、
利用者は減少しているようです。
瀬戸市は官公庁の点在や郊外のショッピングセンターなど、
コンパクトシティー化には多くの課題があります。
効率面と利便性のバランスや、「交通弱者」対策としてバス以外の検討
(例えばオンデマンドタクシーなど)
の議論が必要ではないでしょうか。


◎会議傍聴議員(※順不同、敬称略)
朝井賢次、高桑茂樹、浅井寿美、馬嶋みゆき、石神栄治、水野良一

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