前号の予告を変更し、今回も数字を見ましょう。
前号までは財政関係の数字を見たが、今回はその他の数字。
まず平成26年工業統計調査から(平成29年版は9月頃の予定)
*工業統計調査は経済産業省所管の統計法に基づき、事業所の活動状況を業種別、従業員規模等の多角度から実態を明らかにして、生産活動についての基本的な資料を得ることを目的に実施されている。
○ 従業員4人以上の事業所数
平成8年 929
平成26年 437
○ 従業者数
平成8年 15086
平成26年 11945
○ 製造品出荷額
平成8年 3607億5892万円
平成26年 4502億5310万円
○ 付加価値額
平成8年 1732億4629万円
平成26年 1598億4188万円
窯業土石製品(従業員4人以上)
○ 事業所数
平成8年 583
平成26年 183
○ 従業者数
平成8年 6641
平成26年 2569
○ 製造品出荷額
平成8年 934億6448万円
平成26年 462億3795万円
○ 付加価値額
平成8年 510億8712万円
平成26年 188億9718万円
*地場産業である窯業土石製品の製造品出荷額、平成8年は全製造品の26%、平成26年は10.2%。付加価値額、平成8年は29.5%、平成26年は11.8%
瀬戸市統計書 平成29年刊から
観光レクリェーション利用者数
*祭・イベント、自然・公園、陶磁器関連施設、その他道の駅しなの、民間ゴルフ場などの利用者
○ 総合計数
平成24年 3001089
平成27年 2968236
平成28年 2323326
主な内訳
○ せと陶祖まつり
平成24年 78000
平成27年 60000
平成28年 44000
○ せともの祭
平成24年 440000
平成27年 430000
平成28年 370000
○ 招き猫まつり
平成24年 64000
平成27年 86000
平成28年 75000
○ まるっとミュージアム大回遊
平成24年 38000
平成27年 28000
平成28年 6500
○ ライトアップ岩屋堂
平成24年 25000
平成27年 10300
平成28年 11977
○ 道の駅しなの
平成24年 640300
平成27年 604700
平成28年 566900
*平成28年度から岩屋堂鳥原渓谷と定光寺公園について計測方法を見直したため、合計数は前年より64万の減少値となった。
実数値に近くなったものと思われる。
教育関係
○ 中学校卒業者の卒業後の状況 総数と高等学校等進学者
*高等学校等とは全日・定時・通信、高等専門、特別支援を含む
平成24年卒業総数1445 進学数1401
平成27年卒業総数1447 進学数1414
平成28年卒業総数1300 進学数1274
今回も読了いただきありがとうございます。
追申:
7月20日、瀬戸市統計書平成30年版が公開された。
工業統計は9月ころに発表される予定。その他29年版と大きく変動した値はないが、
観光レクリューション利用者数は平成28年2323326人から29年2055745人に減少した。
「にぎわい」を指数とするのなら訪れる人数が減少しているのは残念だが、観光を「産業」と位置づけるのなら人数が指数ではない。
いくら瀬戸市に落ちているか(使ってくれているのか)金額を指数にしなければいけない。
「観光産業」としながら賑わいを指数としているのがおかしい。
アウトプットが違う。
シティブランディングでDMOを外して議論しているのがそもそもおかしい。
例えば、
日本遺産でいくら観光収入を得ようというのか?
恋してもらって、それでどうなる・・?
行政内企画、政策会議で練り上げた事業ではないはずである。
この件は市長に説明責任があるだろう。
キャンペーンにいくら投資し、いつまでにいくら回収するのか!?
違うのなら産業政策ではなく文化事業とするべきだ。
次回は「数字からの議論」をお届けする予定。
「まやかし、ごまかし、アリバイ指標」でアウトカムを設定したかのような経営戦略・事業計画は改める時代が来ている。
前号までは財政関係の数字を見たが、今回はその他の数字。
まず平成26年工業統計調査から(平成29年版は9月頃の予定)
*工業統計調査は経済産業省所管の統計法に基づき、事業所の活動状況を業種別、従業員規模等の多角度から実態を明らかにして、生産活動についての基本的な資料を得ることを目的に実施されている。
○ 従業員4人以上の事業所数
平成8年 929
平成26年 437
○ 従業者数
平成8年 15086
平成26年 11945
○ 製造品出荷額
平成8年 3607億5892万円
平成26年 4502億5310万円
○ 付加価値額
平成8年 1732億4629万円
平成26年 1598億4188万円
窯業土石製品(従業員4人以上)
○ 事業所数
平成8年 583
平成26年 183
○ 従業者数
平成8年 6641
平成26年 2569
○ 製造品出荷額
平成8年 934億6448万円
平成26年 462億3795万円
○ 付加価値額
平成8年 510億8712万円
平成26年 188億9718万円
*地場産業である窯業土石製品の製造品出荷額、平成8年は全製造品の26%、平成26年は10.2%。付加価値額、平成8年は29.5%、平成26年は11.8%
瀬戸市統計書 平成29年刊から
観光レクリェーション利用者数
*祭・イベント、自然・公園、陶磁器関連施設、その他道の駅しなの、民間ゴルフ場などの利用者
○ 総合計数
平成24年 3001089
平成27年 2968236
平成28年 2323326
主な内訳
○ せと陶祖まつり
平成24年 78000
平成27年 60000
平成28年 44000
○ せともの祭
平成24年 440000
平成27年 430000
平成28年 370000
○ 招き猫まつり
平成24年 64000
平成27年 86000
平成28年 75000
○ まるっとミュージアム大回遊
平成24年 38000
平成27年 28000
平成28年 6500
○ ライトアップ岩屋堂
平成24年 25000
平成27年 10300
平成28年 11977
○ 道の駅しなの
平成24年 640300
平成27年 604700
平成28年 566900
*平成28年度から岩屋堂鳥原渓谷と定光寺公園について計測方法を見直したため、合計数は前年より64万の減少値となった。
実数値に近くなったものと思われる。
教育関係
○ 中学校卒業者の卒業後の状況 総数と高等学校等進学者
*高等学校等とは全日・定時・通信、高等専門、特別支援を含む
平成24年卒業総数1445 進学数1401
平成27年卒業総数1447 進学数1414
平成28年卒業総数1300 進学数1274
今回も読了いただきありがとうございます。
追申:
7月20日、瀬戸市統計書平成30年版が公開された。
工業統計は9月ころに発表される予定。その他29年版と大きく変動した値はないが、
観光レクリューション利用者数は平成28年2323326人から29年2055745人に減少した。
「にぎわい」を指数とするのなら訪れる人数が減少しているのは残念だが、観光を「産業」と位置づけるのなら人数が指数ではない。
いくら瀬戸市に落ちているか(使ってくれているのか)金額を指数にしなければいけない。
「観光産業」としながら賑わいを指数としているのがおかしい。
アウトプットが違う。
シティブランディングでDMOを外して議論しているのがそもそもおかしい。
例えば、
日本遺産でいくら観光収入を得ようというのか?
恋してもらって、それでどうなる・・?
行政内企画、政策会議で練り上げた事業ではないはずである。
この件は市長に説明責任があるだろう。
キャンペーンにいくら投資し、いつまでにいくら回収するのか!?
違うのなら産業政策ではなく文化事業とするべきだ。
次回は「数字からの議論」をお届けする予定。
「まやかし、ごまかし、アリバイ指標」でアウトカムを設定したかのような経営戦略・事業計画は改める時代が来ている。