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瀬戸市民言論広場

明るい未来社会をみんなで考えるために瀬戸市民言論広場を開設しました。

議会の蹉跌か

2025年01月15日 | お知らせ
第1款 議会費計 7,894,718円
 第1項 議会費 7,894,718円
第2款 総務費計 293,752,063円
 第1項 総務管理費 222,635,662円
 第2項 徴税費 38,632,228円
 第3項 戸籍住民基本台帳費 16,144,588円
 第4項 選挙費 10,774,665円
 第5項 統計調査費 3,061,974円
 第6項 監査委員費 494,065円
 第7項 総務諸費 2,008,881円
第3款 民生費計 667,829,001円
 第1項 社会福祉費 332,068,555円
 第2項 児童福祉費 272,761,136円
 第3項 生活保護費 62,696,310円
 第4項 災害救助費 303,000円
第4款 衛生費計 298,708,951円
 第1項 保険衛生費 224,611,736円
 第2項 環境衛生費 12,686,074円
 第3項 清掃費 61,411,141円
第5款 労働費計 76,470円
 第1項 労働諸費 76,470円
第6款 農林水産費計 9,458,430円
 第1項 農業費 9,297,605円
 第2項 林業費 160,825円
第7款 商工費計 55,457,408円
 第1項 商工費 55,457,408円
第8款 土木費計 194,049,884円
 第1項 土木管理費 9,500,825円
 第2項 道路橋りょう費 118,827,929円
 第3項 河川費 32,105,544円
 第4項 都市計画費 33,615,586円
第9款 消防費計 41,967,153円
 第1項 消防費 41,967,153円
第10款 教育費計 199,482,710円
 第1項 教育総務費 50,685,019円
 第2項 小学校費 46,628,504円
 第3項 中学校費 46,286,535円
 第4項 特別支援学校費 8,132,900円
 第5項 社会教育費 11,815,218円
 第6項 保健体育費 35,934,534円
第11款 災害復旧費計 8,550円
 第1項 農林水産業施設災害復旧費 4,000円
 第2項 公共土木施設災害復旧費 4,550円
第12款 公債費計 2,000,255円
 第1項 公債費 2,000,255円
第13款 予備費計 39,532,550円
 第1項 予備費 39,532,550円
総合計 18億1021万8143円

これは令和5年度瀬戸市一般会計歳出の不用額です。
つまり使われなかったお金です。
不用額が出ていることが問題なのではなく、それぞれ各項の不用になった原因・理由を質疑するのは議会の責任です。
なぜ地方自治法は金銭出納の決算監査以外に、「決算に係る主要な施策に関する報告書」を市長執行部に作成させ、議会に提出することを義務付けているのでしょうか。
議会議員はここを十二分に理解しているでしょうか。

地方自治体の予算調製権は首長独任です。
二元代表制で住民を代表しているのは議会です。(首長は普通地方公共団体の代表)
議会側からみて歳出内容や事業執行の効果あるいは問題点等を執行部に質疑するのが「決算審査」です。(金銭出納は監査委員の仕事)
これを踏まえて次年度以降の予算調製に議会側の意見、提案を市長執行部に行います。
その際議会側の論拠とするのが「決算審査」です。
予算案審議とは違い決算審査は認定です。(議会が認定しなくても決算に変更はありません)

予算について、議会側は「決算が起点」なのです。
執行部は中期事業計画のように中長期にわたる事業執行が念頭にあります。(単年度で完了する事業はほとんどありません)
議会は次年度予算案に対する審議も重要ですが、「決算を起点」として中期事業計画策定に働きかけるほかないのです。

先の不用額をみて、予算調製のやりようで数千万円単位くらいの事業費ならば捻出できるはずだと考えるのは至極当然のことではないでしょうか。
行政内部のことは窺い知る由もありませんが、企画担当や若手職員の事業アイディアが「予算がない」の一声でボツにされてはいないでしょうか。
仮に直ぐの実行は難しくとも、評価に耐えうる内容ならば【事業プラン・ストック】してさらに事業効果がでるように、市長執行部は部局内で引き続き検討するように指示されてはいかがでしょうか。
もし「金がない」だけが不採用の理由なら、おそらく若手職員たちのモチベーションは下がるだけで中間管理職員も立つ瀬がないでしょう。

二元代表制の下、議会の活性化とは地方自治の本旨である市民福祉の増進のために市長執行部と『善政を競うこと』に尽きると申し上げておきます。

今回も読了いただきありがとうございます。


 





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初春ご挨拶

2025年01月04日 | お知らせ
 みなさまあけましておめでとうございます。

お正月の風景もすっかり様変わりしました。
玄関の注連縄飾りはさすがにほとんどのお家に見られますが、飾っている車両はあまり見かけなくなりました。
昭和時代は自家用車や路線バス、電車にも飾られていました。
祝日に国旗を掲げる家は探してみても筆者の近所ではほとんどありません。
みなさまのお住まい近くではいかがでしょうか。
東京日本橋付近、中央通り付近に日の丸バナーが掲げられているのを箱根駅伝の中継で見ました。

ところでこどものころ、みかん汁で「あぶり出し」遊びをやったことはありますか。
おそらく平成生まれの世代はご存知ないかもしれません。
みかんの汁で白紙に絵や文字をかいて火で乾かすと、書いたものが浮かび上がる遊びです。
ものの本によると忍者もヒミツ通信としてつかっていたとか。
知らなかったという人はやってみてください。
ただ、火で乾かすとき、紙に燃え移らないよう気をつけてください。筆者はヘアードライヤーを使うのがお薦めです。

この話を新春初のブログに書こうと決めたのは、昨年は様々なことがあぶりだされた年ではなかったかと思ったからです。
税や保険料の問題、昇給と可処分所得の違い、疫病医療に関すること、外国人移住のこと、などなど。
いままであまり話題にならなかった、見えていなかったことがおぼろげながら浮かび上がってきているのではないかと。
とは言え、客観的事実が曖昧な情報もあふれていますから、自分のリテラシーを高めることは大事です。
情報は玉石混淆ですから取捨選択するしかありませんが、独りよがりはよろしくありませんね。

ご自分や家族の暮らし、地域のことからあらためて考えてみてはいかがでしょう。
筆者は税制や社会保険料のこと、お住まいの自治体予算のことから始められるのが良いと思います。
なぜならもっとも身近なことであるし、比較的正確な情報を得られやすいからです。
世界的規模の陰謀論は興味がそそられやすい反面、検証が曖昧なまま信じ込んでしまう中毒性もあるので取り扱い要注意です。
あぶり出しと同様に、火遊び扱いをするととても危険です。

個人的に、今年はいろいろな意味で社会のターニングポイントになるかもしれないと思っています。
なるかならないかはわたしたち次第ですが。

本年もご愛読いただきますようよろしくおねがいします。











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夢酔戯言

2024年12月29日 | お知らせ
 今年最後の追分通信です。

総理は令和7年度予算が否決されるか、内閣不信任案が可決されれば衆参同日選挙も視野にあるようです。

戦後初めて同日選挙が行われたのは1980年(昭和55年)6月22日でした。
40日抗争といわれた大平総理と福田派三木派との対立は激化しました。
野党提出の内閣不信任案採決に一部の自民党議員が本会議を欠席したため不信任可決、大平総理は衆議院を解散。参議院と同日選挙を実施しました。
与党不利の予想に反し、選挙中に総理が逝去したため「弔い合戦」となり勝利しました。

次に同日選挙が実施されたのは1986年(昭和61年)7月6日、中曽根内閣のときで「死んだふり解散」といわれ与党が勝利しました。
これら2つの衆議院選挙はどちらも中選挙区制度でした。
現在の衆議院小選挙区比例代表並立制は1994年(平成6年)からなので、もし来年衆参同日選挙が行われると、衆議院選挙区(瀬戸は愛知6区)、衆議院比例代表区、参議院選挙区、参議院比例代表区の4つの選挙投票をすることとなります。

さてどうなるでしょうか。

ところで、正月の注連縄飾りを買おうと商品のうらがきを見て、驚きだけでなく少々がっかりしました。
そこには Made In China とかいてありました。
年の暮れ、複雑な気分になりました。

今年もご愛読いただきましてありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
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夢酔戯言

2024年12月18日 | お知らせ
ご理解されていないかたがいらっしゃるようなのでも一度書いておきます。

無償化とは当該受益者以外の納税者にも負担してもらいます。という意味です。
政治家が支出するわけではありません。
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昔から悪手

2024年11月22日 | お知らせ
 マスメディアとSNSが話題になっています。
今回は日本のテレビ業界について、さわりだけお伝えします。

我が国で初めてテレビが開局したのは1953年(昭和28)2月1日、NHK総合テレビジョンでした。
NHK名古屋が開局したのは翌年3月1日午前11時です。

民放は1953年8月27日に開局した日本テレビ放送網株式会社(現日テレ)が最初でニュースネットワークはNNN(Nippon News Network)です。
東海地方は現中京テレビが系列局です。
次に開局した民放は1955年4月1日東京放送(現TBS)でニュースネットワークはJNN(Japan News Network)、東海地方は現CBC(中部日本放送)です。
3番目はフジテレビで1957年11月18日、ニュースネットワークはFNN(Fuji News Network)、東海地方は東海テレビです。
次は1959年2月1日に開局したNET(Nippon Educational Television)日本教育テレビで現在のテレビ朝日です。ニュースネットワークはANN(All Nippon News Network) 東海地方は現名古屋テレビ(通称メーテレ)。

1964年4月12日に日本科学技術振興財団がテレビ放送を開始、その後1973年10月1日から東京12チャンネル、現テレビ東京。ニュースネットワークはTXNでTXはテレビ東京の呼出符号JOTX-DTVから。東海地方はテレビ愛知です。

1950年代後半から次々とテレビが開局しました。これには田中角栄氏が大きく関係しています。
田中氏は1957年に郵政大臣としてテレビ局の大量免許交付を行いました。
その後日本のテレビ局は新聞社と系列化がすすめられ、現行の新聞社=在京キー局=地方系列局という体制になりました。
日テレは読売新聞、TBSは毎日新聞、フジテレビは産経新聞、テレビ朝日は朝日新聞、テレビ東京は日本経済新聞。
このように新聞社とテレビ局が資本等で深い関係をもつことを「クロスオーナーシップ」といい、先進国では日本だけです。

田中角栄内閣の自民党幹事長だった橋本登美三郎(元朝日新聞社外信部長)は郵政族議員に強い影響力を保持しました。
特に問題となったのが、1982年NHK全国世論調査への政治介入疑惑でした。予定されていた調査項目からロッキード裁判関連が削除された事実が同年4月23日号週刊ポストで報じられました。
橋本氏はロッキード裁判の被告でした。
当時NHK報道局長だった島桂次氏の指示により裁判関連項目全てが削除されたといわれています。
池田勇人氏の政治部番記者だった島氏は、1981年2月4日放送のニュースセンター9時の特集「ロッキード事件五年 田中角栄の光と影」で、放送予定だった三木武夫元首相のインタビューを削除させました。「三木発言カット事件」といわれました。
その後1989年に島氏はNHK会長に就任しています。

事実を歪曲したり(論調に角度をつける)、都合よく編集したり、あるいは都合がよろしくない部分は削除したり、そもそも報道しなかったり(実はこれが多いのです)と、昔から悪手なのです。
それでもネットがない時代は大多数の国民に影響を与えていましたがSNSが発達した現在、あろうことか有権者を下にみるような権威主義的論調を重ねているようでは自らクビをしめているような愚行と言えます。
おそらくマスメディア離れはさらに加速するでしょう。
自社の商品価値を高めるために奮闘努力をするのが当前なのに、自ら「商品価値を落としていく」珍しい業界と言えるでしょう。

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夢酔戯言

2024年11月19日 | お知らせ
 大宅壮一、細川隆元、藤原弘達、三宅久之
この方々がご存命なら、なんやかんやと喧しいいまの世上に、
なんと言われるか、聞いてみたい。
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市議会の活動予定

2024年11月15日 | お知らせ
 せと市民総ぐるみ防災訓練
11月17日(日)8時30分から10時30分
正副議長は正副議長室へ、その他の議員は防災訓練担当地区へ(敬称略)
道泉  松原・三木
深川  黒柳・馬嶋
古瀬戸 高島
祖母懐 山内
效範  中川・宮薗・伊藤
水野  池田・冨田
水南  長江(公)・浅井
品野  新井・長江(秀)・柴田
長根  三宅
西陵  高桑
萩山台 臼井
下品野 戸田
山口  颯田
本地  朝井
新郷  原・石神
 *9時15分までに各議員は議会災害対策支援本部に送信
  ア:タブレットによる訓練状況撮影
  イ:メール送信時の件名(会場名、議員名)

令和6年12月定例会(予定)
 条例改正等12件、補正予算案4件、承認事項1件、報告事項1件、人事案件3件 計21議案
11月19日  招集告示
11月29日  本会議 【開会、議案上程、説明】
12月 4日  本会議 一般質問
12月 5日  本会議 一般質問
12月 6日  本会議一般質問・予算決算委員会
12月10日  総務生活委員会・予算決算委総務生活分科会
12月11日  厚生文教委員会・予算決算委厚生文教分科会
12月12日  都市活力委員会・予算決算委都市活力分科会
12月17日  予算決算委員会・議会運営委員会
12月19日  議会運営委員会
12月20日  本会議【委員長報告、討論、採決、閉会】

一部事務組合議会
12月23日  公立陶生病院組合議会
12月24日  瀬戸旭看護専門学校組合議会 
12月25日  尾張東部衛生組合議会

以上 
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唖然、呆然、愕然

2024年10月24日 | お知らせ
 地元出身棋士が有名になりましたね。
アマチュア将棋大会も盛んに各地で行われています。
瀬戸市も夏に子ども将棋大会が開かれました。

アマチュア将棋大会では参加者の棋力(実力)に応じてクラス分けをして対局することがあります。
おおよそ次のように分かれます。
S級はアマ三、四段以上
A級はアマ初段から三段くらい
B級は級位者
C級は初級クラス

さて瀬戸市行政執行部は事業評価をSクラス、Aクラス、Bクラス、Cクラスとクラス分けをしているそうです。
すごい話ですよね。いったいどんな評価基準を設けているのでしょうか。
行政の事業を評価測定するモノサシはいろいろな種類があり単純ではないとされています。
たとえば福祉や文化事業に「費用対効果」測定は適用できません。
事業評価測定はいわゆる『コストパフォーマンス』などという横文字と同意ではありません。

もし評価測定基準があいまいなままでC判定を下されてしまった事業担当課はたまったものじゃないでしょうね。
とくに中間管理職員は大変です。部下のモチベーションを維持できるでしょうか。

そもそも事務事業評価はたとえ内部評価であっても市民(議会)に公開されるべき情報です。
事業を評価する目的は事業の継続性や時限設定の必要性、予算付けの増減などに反映させるためです。

やっぱりロジックが希薄なまま施策事業を行おうとする本市の【社風】ですな。
歳出予算付けが先、事業内容は後。なんて平気ですからね。
ホント、どんな基準でS~Cに区分したのか知りたいものです。

二の句が継げません。





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選挙考

2024年10月18日 | お知らせ
 今回は瀬戸市政の話題から離れて、国政選挙を考えてみましょう。
10月27日投開票の衆議院議員選挙で、既に期日前投票を済ませたかたと投票する立候補者、比例代表政党を決めているかたは、本稿をスルーしてくださいませ。
さて、無党派層という言葉をご存知かと思います。
これは有権者が自らのことを無党派と言っているのではなく、マスメディアはじめ政治関係者がこのように呼んでいるのです。
無党派層イコール無関心層ではありません。
支持できる候補者あるいは政党が見当たらないという有権者のことを指しているのでしょう。

直近の国政選挙の瀬戸市投票率は、令和4年7月参議院選挙52.18%、令和3年10月衆議院選挙55.97%でした。
約4割強の有権者が棄権したことになります。
棄権した理由はひとさまざまでしょうが、①そもそも政治に関心がない。②自分ひとりでは政治は変わらない。③面倒くさい。などでしょうか。
①そもそも政治に関心がないかたでも、暮らしていくうえで政治と無関係で生きていません。
今回の選挙では政治とお金の問題がクローズアップされていますね。
「政治家は信用ならない。お金に汚い。だからわたしは怒っているのだ」そりゃそうでしょう。
与党はお詫び、お詫び。野党は追及、追及。
じゃどうするのでしょうか。
懲らしめの為に野党に投票する(棄権はしません)というかたもいれば、やっぱりばかばかしいので棄権するというかたもいるでしょう。
それでも棄権してしまうのはあまりにもったいない。せっかくの権利ですからもう少し考えてみませんか。

お金の問題は耳にタコができるほど聞いた。
政治がお金のことにクリーンになればそれはとても良いことに違いありません。
でもそれでわたしの暮らしはどうなるのでしょう。

そもそも政治に関心がないかたはおそらく国際紛争や外交、安全保障に興味はないと思います。
それでは自分の暮らしにも興味はありませんか。
たとえばこの1年間でどれほどの税を払いましたか。
この機会にざっくりでもいいので計算してみませんか。
主な税金だけでも
国税=所得税・法人税・相続税・贈与税・消費税・酒税・たばこ税・自動車重量税など
地方税=住民税・事業税・固定資産税・地方消費税・自動車税など
この他、ガソリン税・揮発油税・電気開発促進税・印紙税などなどおよそ50種もの税金があるのです。
税金以外に社会保険料も支払っています。
国民健康保険・国民年金・厚生年金保険・介護保険その他雇用保険・労働保険もあります。

お勤めのかたはこの機会に給与明細書をじっくりと見られてはいかがでしょうか。
給与収入金額から所得税、住民税、社会保険料を差し引いた金額が手取りです。
あなたが自由に使えるお金のことを可処分所得といいます。
自由に使ったお金に上乗せされて消費税も支払っています。

税制も社会保障制度も政治が決めています。(政治に決められている)

せっかくの機会なのでもう少し深堀して考えてみましょう。

選挙になると〇〇手当を増額・・・、〇〇給付を手厚く・・・、〇〇を無償化に・・・と訴える政治家や政党が現れます。
要するにわたしたちにお金を撒きますよ言っているのです。
どこからそのお金を出すつもりなのでしょうか。
無償と無料とは違います。
無償の反意語は有償です。あるモノや仕事に対してお金は頂きませんというのが無償。
つまり頂く権利がある方が使う言葉です。
支払う側が使う言葉ではありません。
給食費無償、学費無償、あれも無償これも無償。
でも無料ではないのです。本来支払うべき側が支払わなくてもいいですよということ。
では頂く側はどこから対価(経費)をもらうのでしょうか。
前にも書きましたが、『支払うべき側(受益者)は払わなくてもいいですよ。
わたしは支払うべき側ではないですが、わたしたちが収めたお金をつかってくださいね。そういう社会のほうが良いですよね』というのが手当、給付、無償なのです。

あえて極端なことを書きますが、手当や給付や無償が拡大する(代わりに税や保険は増額)社会のほうが良いですか。
それとも税や保険は極力抑えて自由に使えるお金を増やし、手当や給付や無償じゃなくても暮らせる社会のほうが良いですか。
将来の方向性はどちらに向かうべきなのでしょうか。
社会問題とされている少子化対策の解決策はより分厚い手当の給付でしょうか、それとも夫婦家族でなんとかやっていける社会でしょうか。
誤解なきよう申し上げますが、どのような社会であってもセイフティーネットは必需です。
どんな境遇のひとであれ、生きていける社会制度を共有しなければいけないことは当然です。

②自分ひとりでは政治は変わらない
こう思っているかたは政党党員でもなく圧力団体にも属していないはずです。
政党以外の機関で、自己の特殊な利益を実現させるために政党や議員あるいは官公庁などに政治的働きかけをする団体のことを圧力団体といいます。
経営者団体、業界団体、労働組合団体、消費者団体それと宗教団体などです。
これら団体に属しているひとと、個人的に政党党員または政治家を支援しているひとたちはその大半が投票するはずです。
これを組織票といいます。
でも考えてみてください。
あらかじめ投票先が決まっているひとたちと、独自に投票したひとたちを合計しても50数%(瀬戸市投票率)しかいないのです。
棄権するひとが増えれば増えるほど、このひとたちの投票が有利に働くのです。
『自分ひとりでは社会は変わらない』ひとがひとりでも多く投票することで、組織票の重みは相対的に軽くなります。
逆にひとりの票の相対的価値は重みを増します。

③は論外なので書きません。

『誰に入れれば良いのかわからない』というかたにアドバイス。
『このひとだけは投票したくないな』という順で立候補者を選んで消去してください。
たとえばあなたの選挙区に4人の立候補者がいるのなら、投票したくない3人を選んでください。
あなたにとってベストの候補者がいるのならそもそも迷いはありません。
ベストがいなければベターを選びましょう。

ベストが見当たらないから【無党派】なのです。
あなたにとってベターを選んで、ぜひ投票所に行ってください。

来夏に参議院選挙もあります。
棄権しないでください。

今回はこのあたりで筆を置きます。













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夢酔戯言

2024年10月08日 | お知らせ
また乳幼児に虐待致死事件があったようだ。
この手の下手人は、市中引き回しのうえ打首獄門が相当と本気で思っている。
こんなにはらわたが煮えくり返る事件はない。

男と女のもつれあい
金銭貸し借り
恨みつらみもあるならば
盗人にも三分の理

職業柄いろいろ事件を見てきたが、
乳幼児虐待だけはどんな理由があろうとも、
絶対に許すことはできない。

こどもは、抱きしめらるために生まれたのだから。

今夜は熱燗おかわりだな。
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