先週お休みを取って、南伊豆まで旅行に行ってまいりました。函館旅行記もまだ途中で、実はもうひとつ保留になっている旅行記があるのですが、すっ飛ばしてこちらを先に書いてしまいますね。
東名高速から新東名を経由して伊豆縦貫道へ。この道路はまだ全開通していなくて、専用道を走ったり一般道を走ったりするのですが、入ってすぐのところにある道の駅伊豆ゲートウェイ函南に休憩に立ち寄り、ついでに早めのお昼をいただきました。
伊豆といえば海の幸。ということで、沼津魚がし鮨さんに入りました。私はここにしかない近海握りをいただきました。生しらすや桜海老、鯵をはじめとする駿河湾のお魚が勢ぞろい。雲丹やサーモンの入った握りに比べると見た目は地味ですが
名前はわからない白身のお魚、脂ののったお魚とどれもおいしかったです。この道の駅で早くもおみやげを買ってしまって、一路下田へと目指しました。
下田公園のふもとに車を停めて、町を散策しました。目の前に見えるのは下田港。正面に見える三角錐のお山は、下田富士。のどかな漁港の風景です。
1853年に浦賀を訪れ開国を迫ったペリーは、翌1854年に再来し、幕府から開港地の候補として示された下田港を訪れます。3隻の蒸気船を含む9隻の船がこの平和な漁港に現れた時は、壮観だったでしょうね。人々もびっくりしたことでしょう。
ペリー艦隊の乗組員たちが上陸したのがまさにこの地で、記念碑のペリー提督の胸像が飾られていました。手前にあるのは米国海軍から贈られたという錨です。
この後、町をぶらぶら歩いたのですが、駅前以外の店はほとんど戸を閉ざしていて、いわゆるシャッター街となっていたことに驚きました。それでも、ところどころにこの土地特有のなまこ壁の古い住宅を見かけて、歴史を感じる佇まいにほっとしました。
アメリカ全権ペリーと幕府の間に日米和親条約が結ばれ、最初の開港地となったここ下田で、下田条約が結ばれました。下田条約締結の場となったのが、この了仙寺 (りょうせんじ) です。こじんまりとした美しいお寺でした。
了仙寺はジャスミンの寺としても知られ、満開となる5月には数百株というアメリカジャスミンが咲き、甘い香りに包まれるとか。いつかその香しい風景を見てみたいものです。境内の裏には洞窟の遺跡もあり、いろいろと興味深いお寺でした。
ペリー上陸の碑から了仙寺まで、ペリー一行が歩いた平滑川沿いの小径は、ペリーロードと呼ばれています。柳並木に石畳、古い洋館や古民家が並ぶ趣のある小径で、下田では唯一観光客の姿がありました。
橋のたもとにある味わいのある古民家カフェ ギャラリーアンドカフェ 草画房 (そうがぼう) さんでひと休みしました。
めずらしい漆のカップに入ったコーヒーと、お勧めされたフローズンのレアチーズケーキ。お庭から切ってきたのかな?といった感じの素朴な花々にほっと心が安らぎました。
その昔は荒物屋さんだったのでしょうか。たばこ売りのカウンターがそのまま残っている土間があり、畳のお部屋が続いています。私たちは畳のお部屋のテーブル席に座ったのですが、虫がいたようで足がかゆくなって少々困りました。
柿の木が植わったお庭、井戸水を引いたお手洗、静かにジャズボーカルの流れる趣のある空間でした。
下田旅行いらっしゃったのね⁉
伊豆は海とか温泉って感じで、道を走ってても閑散としてたので、街歩きのイメージなかったです…
こんな素敵な古民家カフェがあるのね〜でも足が痒くなるのはちょっとwww
それって古民家カフェの課題かも⁉
このあとの旅行も記楽しみでーす
今回の旅の目的は他にあったのですが(次の記事をお楽しみに~)
宿泊は下田にしました。十年ぶりくらい?に訪れましたが
町が閑散としていて驚きました。
伊豆急の終点であり、それなりの観光地ではあるのですが。
ペリーロードとリゾートホテルには観光客がいて
外国の方も多かったです。
古民家カフェ、雰囲気はよかったのですが足が...^^;
土間のお席の方がよかったかも。^^