ポーラ美術館でモネとマティスのアートを楽しんだ後は、館内にある レストラン アレイ でお昼をいただきました。広々として明るい店内は、一面がガラス張りとなっていて、緑豊かな箱根の風景を眺めながら食事ができます。
この日は、企画展に合わせた限定メニュー「楽園のハーモニー」をいただきました。
モネが描いたジヴェルニーの積みわらをイメージした前菜です。右は、ムール貝のマリニエール(ワイン蒸し)。極細のじゃがいものフライをのせて、積みわら風にしています。
手前は、サーモンと細切りりんごを、そば粉のガレットでくるりと巻いたもの。こちらも短くカットしたスプラウトをのせて、どことなく積みわら風です。
左はひと口サイズのきのこのキッシュ、奥はアンディーブとくるみのサラダです。
メインのお料理は、仔羊の香草パン粉焼き プロヴァンス風です。骨付きのラムは、柔らかくてクセがなくてとてもおいしかった。ソースも絶品でした。野菜はズッキーニ(緑・黄)、プチトマト、ポテト、万願寺唐辛子。手前は黒オリーブのタプナードです。
食後の飲み物は、ハーブティ(カモミール) にしました。最近はコーヒーや紅茶の他に、ハーブティが選べるお店が増えてうれしいです。
デザートもかわいい。オレンジとカシスのケーキと、ヌガー。マティスの「リュート」にちなみ、リュートの形のチュイールが添えてあります。アートの余韻を楽しみながら、おいしくいただきました。
食事の後は、美術館の敷地にある広大な森を散策しました。
森の中にも野外彫刻が点在し、宝探しをするように散策が楽しめます。写真はケリス・ウィン・エヴァンスの「299 792 458 m/s」という作品。光の速度を表したネオンです。屋内にもエヴァンスのギャラリーがあって、いくつか作品を見ることができました。
ところどころに、明るい木肌のひめしゃらの木があり、目を引きます。椿の仲間で、夏に小さな白い花が咲きますが、もう花は終わっていました。私にとっては屋久島登山を思い出す懐かしい木でもあります。
途中で気が早く色づいた紅葉を見かけました。まだまだ暑いですが、秋はそこまで来ているのですね。
私はセレンディピティさんと違い、そもそもあまり美術館に足を運びませんから館内で食事なんてことは無いに等しいですが、
以前、丸の内の三菱一号館美術館のカフェで「ルドンー秘密の花園」展のタイアップメニューランチをいただいたことがありました。
あのとき、花びらが散ったようなプレートで、なるほど絵画とよく合っていると感心しましたが、
積みわらをイメージした前菜を拝見して「なるほど、こうきたか…」とこれまた感心いたしました。
ランチも芸術ですね。
紅葉にハッとしました。コロナだの暑いだのと言っているうちに、もう秋。
美術館で企画展に合わせたコラボメニューって、本当にセンスが良くて素敵ですね~
旅先でこのように過ごされるセレンさんご夫婦も、私の憧れです!
たまにコラボメニューといっても形ばかりのものもありますけど、こちらはしっかり「積みわら」になってて、美しい上に美味しそう~
お料理に合わせて絵画のレビューも作品をチョイスなさっていらしたのですね?
屋久島旅行の記事も合わせて拝見しました。私たちが行った時と同じお宿にとまっていらしたとは!!
この日の箱根は、東京より気持ち涼しく感じられ、快適なドライヴとなりました。
アートの余韻とともに、ランチもおいしくいただきました。
三菱一号館のクラシックなカフェで召し上がる
ルドンのランチも華やかですてきだったでしょうね。uu*
積みわらを見た時に、食いしん坊の私はケーキのモンブランを思い浮かべましたが
この前菜になるほど...と、シェフのイマジネーションに感心しました。
お皿をキャンパスに見立てた、食べるアートでした。
森で見つけた小さな秋に、私もはっとさせられました☆
最近は美術館のレストランやカフェで、コラボメニューを出すところが増えてきましたが、
アートの余韻が楽しめるすてきな企画ですね。
私のレビューというより、展覧会の代表作品が取り入れてあったので
誰もがあの作品!と思い出せるメニューになっていました。
屋久島の記事も見てくださってありがとうございました。
まだ~むさんも同じお宿に泊まっていらしたのですね☆
ひめしゃらの木を見て、あのハードな登山を懐かしく思い出しました。^^
美術館の中のレストランの、こういうコラボメニューは楽しいですよね。
ジヴェルニーの積みわらをイメージした前菜、凄く可愛いです。遊び心も感じてワクワクするし、作品鑑賞の余韻にもひたれますね。
屋久島の記事はもう10年も前なんですね~。久しぶりで読ませていただきましたが、私、コメントしてましたね。(;^ω^) すっかり忘れてました。10年ひと昔ですね。
アートの余韻を楽しみながらおいしくいただきました。
積みわらの前菜は、モネのいたノルマンディ風のお料理
メインとリュートのデザートは、マティスのいたプロヴァンス風のお料理
が取り入れられているのも心憎い演出でした。
屋久島の記事も読んでくださってありがとうございます。
ごみつさんとのおつきあいも長くなりましたね~
私も久しぶりに読んで、懐かしく思い出しました。^^
美術館で観賞したあとでの企画展に合わせた限定メニューっていいですね!
作品の余韻に浸れますし、何よりシェフが作品をテーマにどのようなお料理をされるのか、どんな風に表現されるのかと想像するとよりお料理が楽しみになります。
前菜の「積みわら」、こんな風に表現されるんだ、絵画の「積みわら」とリンクしていて、面白いですね。アートなお料理でとても素敵です。
そちらは酷暑ですが、秋の気配が感じられる紅葉にびっくりです。
この暑さが少しでも和らげばいいですね。
企画展に合わせた限定メニュー、見たばかりのアートの余韻に浸りながら
おいしくいただきました。
「積みわら」や「リュート」がこんな風に表現されて出てくるなんて!
と感動しました。
モネが移り住んだノルマンディ地方のお料理と
マティスが居を構えたプロヴァンス地方のお料理
両方がそれぞれ取り入れられていたのも心憎い演出でした。
箱根は山なので、東京よりは若干秋の訪れが早いのかもしれませんね。
それにしても真っ赤な紅葉にびっくりしました☆