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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

『コード進行ネタ集』紹介

2008-02-07 00:27:29 | お薦めします

 僕は中学生の頃からオリジナル曲を作ってまして、このブログのカテゴリー「季宙ブラウズ」でも歌詞などを紹介させて頂いています。
 ところで作曲する方法は人それぞれのやり方があると思われますが、僕は主にギターのコード進行などをベースにメロディーを探ったり、既成の曲にインスパイヤーされて新しい曲が生まれたりすることが多く、これらはおそらく多くのソングライティングの手法としても一般的なものだと思います。途中からは曲のイメージに触発されて歌詞の断片などが浮かんで来ますが、曲想が一応のまとまりになるまでは電車やカフェや散歩そして時に仕事中でも、生活する中で曲が頭から離れることは余り無く、気が付くとハミングで曲の展開を見付けようとしている自分がいます。日常的にそういった調子でいつも何曲か平行して温め楽しんでいる状態です。
 いわゆる曲先(きょくせん)か詞先(しせん)かということで言えば、始まりの多くは曲先で途中から実際に歌いながら歌詞を乗せていくというスタイルが多いと思います。時折は友人などに歌詞を書いて貰ったものに曲付けする方法も採りますが、途中からどんどん勝手に歌詞を変えていってしまうことも多く、歌詞を書かれた方をがっかりさせたり気分を害す場合もあります。ただ歌詞はそれだけで完成したものではなく、曲に乗せ歌われて初めて生きてくるものなので分かって頂いています。
 さて曲づくりの方法で、ギターのコード進行をベースにメロディーを紡ぐ時の参考書も実は数多く出版されているのですが、今回ご紹介する本はコードが持つ特徴や雰囲気を、イラストや例え話などを使ってより身近に分かりやすく解説してくれるというユニークなものです。著者は『ロマンティックが止まらない』という曲をヒットさせたバンドCCBのギタリストだった方です。思わず笑ってしまいながら新しいコードを憶えられるだけではなく、実際的にも曲づくりにけっこう役に立つのではないかと思い立ち読みはせずに買いました。

15秒でわかるコード進行160―イラストで納得!コード進行ネタ集!!
関口 誠人,ほし しんいち,成瀬 正樹
リットーミュージック
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MacBook Airを見ました

2008-02-04 00:11:47 | お薦めします

 今日は梅田のヨドバシカメラでMacBook Airが展示されていたので、その究極の薄型パソコンに初めて触ってみました。
 折り畳んで手に持つと角張った外周が少し痛いのではないかと想像したのですが、そんなことはもちろんなくて指の曲がり具合に丁度しっくり沿ってなかなか快適な感じです。オープンするとディスプレイと黒いキーボード、そしてトラックパッドの他は要素がなく至ってシンプルなデザインで、最近のiPodや話題の携帯電話iPhoneなどと一貫したコンセプトが感じられます。またトラックパッドはiPod touchやiPhoneのタッチパネルのように、新たな指先のパソコン操作を搭載しているようです。ブランドへのこだわりが裏側の美しさまで追求するプロダクト・デザインを可能にしています。
 DVDマルチドライブのような機能は無くて、それは薄型を実現するための条件ではあるのですが、僕はこれはインターネット社会を前提にしたプロダクトを進めていこうとするアップルの意志を示しているように感じました。フロッピードライブを最初に無くしたのも確かMacではなかったかと思います。ブロードバンド時代の多様なネットサービスが、フロッピーや記憶ディスクの必要性を補っていくことを見据えた、いつものことながら思い切りの良い開発なのではないでしょうか。
 iPodや音楽配信サービスiTunesそして携帯電話iPhoneまで、全てがパソコンとの連携商品となっているのがMacらしい展開であり、日本のメーカーと違っている独自なブランド戦略が採れる所以でしょうか。インテルCPUを搭載した最近のMacはWindowsを動かすことも簡単にできますので、iPodなどのユーザー取り込みに大きな効果も期待されているはずです。

※ Macのブランド戦略とプロダクトのオリジナリティーについて、とても参考になる本が出ていますのでご紹介しておきます。
iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり
林 信行
日経BP社
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暖房グッズいろいろ

2008-02-02 00:11:08 | お薦めします

 北海道では-30℃の寒波がやってきているとのことですが、大阪の千里山もこのところ冷え込みの厳しい日々が続いています。ただ2月が過ぎればもうすぐに、桜の花前線の季節になっていくことを想いこころを温めることができます。
 さて、僕は別に冷えに弱いということではないのですが、この冬湯たんぽを買って時々使っています。湯たんぽがとても売れていて、メーカーも1.2社しか製造しておらず、生産が追いつかないくらいだというのをTVニュースで見て、急に欲しくなり千里山マーケットの雑貨「ブルーメ」で求めました。Wファスナー付きのカバーでくるみ足元に置きます。
 寝る前に60℃の湯を蛇口から満タンにして使いますが、明け方起きる時でも温かさが残っているのが不思議です。“もったいない”ので洗顔の湯として使うと、石鹸の泡立ちも良くちょうど良い温かさです。このように実際に身体を温めてくれる湯たんぽですが、こころまでほっと良い感じになるのが懐かしい商品の面白いところです。子供の頃は猫を足元に置くと暖かかったことも想い出しました。
 また懐かしい商品ばかりではなく、最近ではパソコン周辺機器のUSB保温グッズが好評のようです。僕も使っているホット座布団や、保温スリッパ・手袋・膝掛けなど何種類も開発され、消費電力も従来の生活家電より少なくなっているようです。温かさも少し弱めの自然な感じが僕には好ましいのです。それぞれ値段も手頃ですのであと1ヶ月をこれらのグッズをお試し頂くのはどうでしょうか。

トイカメラ『Golden Half』

2008-01-31 00:59:13 | お薦めします

 ゴールデンハーフといえば青春時代にミニスカートからすらりと伸びた長い脚で歌い踊る、ハーフの女の子のグループがいたと想い出しましたが、『Golden Half』は千里山の輸入雑貨ショップのC.D.F.で購入したトイカメラの名前です。
 トイカメラはその名の通り価格も4.5千円のオモチャ的なカメラで、最近その不思議な味わいの写真が密かな人気を呼んでいるものです。ボディーはプラスチックでレンズの精度も甘く、絞り位置も曇りと晴れの2ヶ所しかないといった調子で、原始的なピンホールカメラに毛が生えた程度のメカニックです。一方ではニコンやキャノンなどの精密電子機器が追求する、シャープネスや歪曲収差の無いレンズに、手振れ補正や高速シャッターなどで得られる完璧な写真があり、その対極にこのトイカメラやポラロイド・カメラなどの“写る世界”を楽しむ写真があります。
 またこの『Golden Half』は昔懐かしい“ハーフ”カメラで、フィルムを2倍の枚数で撮影することができます。それは豊かになった現代では経済的な面というよりも、カメラを普通に構えた時に縦長のフレーミングで撮影することになり、ちょっと変わった新鮮な感覚の撮り味が自然に引き出されます。
 さて、『たいくんのポケット』というシンガーソングライターのWEBサイトには、その歌達と呼応するようにトイカメラで切り撮られた日常がアルバムになっています。繊細な歌詞やサウンドと同じように、柔らかい色彩や光と影の魅力的な心象風景が表現されています。皆さんもトイカメラの面白さを一度体験してみませんか?

TEACのレコード→CD作成器

2008-01-28 00:25:08 | お薦めします

 日経PCビギナーズ2月号では新規デザインとなったヤフーと相変わらず新たな提案の続くグーグルとの、比較や使い方教習が詳しく載っていたので買ってみました。もちろん僕は一応ビギナーズではないのですが、この手の雑誌は読みやすくてけっこう知らない新規サービスなども採りあげられているので偶に読みます。
 上記の比較記事などは実際に店頭などでご覧頂くとして(何それ?)、「スグレモノ発見」というページで面白い機器の紹介をしていたのでお知らせします。それは写真のように旧盤のレコードをCD-ROMに録音してくれる、TEACのターンテーブル付きCDレコーダー、その名も『LP-R400』というスグレモノです。
 僕もテープレコーダーにダビングしたお気に入りの音源をPCデータに変換する機器を使い、録りためた自然の音やオリジナル曲のライブデモなどをPCで聴いてみたりしましたが、やはり面倒だったり雑音が入ったりで結局最近では使わなくなりました。ところがこの『LP-R400』はレコードをターンテーブルに乗せて回転数を設定しボタンを押すだけで簡単にCD化され、しかもデータごとの曲番号なども自動で振ってくれるということです。
 量販店ではなく百貨店やインテリアショップなどでユニークな売り方をしているらしいので、メーカーでは趣味性の高い商品という位置づけをしているようです。これを一台買って全国のレコードをお持ちの人達から、カバーデザイン付きでCD化請け負いのサイドビジネスを始めるのも面白いかも知れません。

【追記】出張で乗った機内の「ANA SKY SHOP」通販カタログにも載っていました。

『Love カメラ』Vol.8

2008-01-23 00:11:33 | お薦めします

 地域情報サイト「千里山.NET」やブログのために写真をよく撮るようになってからは、今まで余り気にも留めなかった草むらの朽ち葉や、地面や壁やカーテンなどに落ちるものの影にも心ひかれるようになりました。別に人間が繊細になったというわけではないのですが、自然にそんなものに目が向いてしまうのです。
 僕はまだこんな風な写真を撮りたいということも思わず、とりあえずその瞬間に面白いと感じたものにただレンズを向けているに過ぎませんが、世の中のカメラ上手な人の中には多くの個性的な写真を撮られる人達がいます。パステル画と見紛うような淡くくすんだ色調のノスタルジックなポラロイドを撮る女性イラストレーターや、あえて構えずに何気なく旅の風景や触れあう人達の表情を切り撮っていく若き編集ライター、そして仕事でも花や植物を扱いながら枯れる寸前の美しさに愛おしいほどの感性を漂わすフォトエッセイストなど、それぞれに魅力的な世界を写し出していきます。
 『Love カメラ』はVol.1から全シリーズを通じて、ピントや露出や被写界深度など撮影の技術的なことではなく、雰囲気や表情や「絵」としての大切さのようなものを訴えてきているカメラ雑誌です。日常に潜む楽しさや怪しさまで含めて愛おしむような感性の写真を奨めています。Vol.4ではトイカメラの特集をするなど、例えばNIKONレンズのシャープネスとは対極にあるような、甘ピンで少しブレもあるような写真にも魅力を感じるというように。また古くなって少し機能低下したと思われるカメラだから撮れる味わいもあるというのですが‥‥写真って奥が深くて多様でとても面白いものだと思います。

LOVEカメラ vol.8 [e-mook] (e-MOOK)
宝島社
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キャニスター&コーヒー計量カップ

2008-01-10 00:20:14 | お薦めします

 千里山駅前に昨秋OPENしたコーヒー専門店「CARDI'S CLUB COFFEE」ですが、チャート式に分かりやすく分類した様々なコーヒーが並んでおり、以来大体のところを一通りテイスティングした結果、自分に合った種類がようやく決まってきたように思います。
 僕の場合は余り酸味が強いのは嫌で、かといって苦みもほどほどの感じで、やや旨み的な部分も味わえてといったコーヒーが好みです(何か普通!?)。それで最近はパセイオ2007という一杯400円のものになりました。
 お店で注文するだけでなく、豆を挽いて貰って100グラムずつ購入し自宅ドリップ用にしています。100グラムの小分けで買うのは決してケチではなくて、コーヒーの風味を大切にされる店長のお薦めに従っただけなのですが、最近お気に入りのキャニスターと計量カップをセットで見つけました。このキャニスターには100グラム位がちょうど良い容量なのです。もちろん密閉度も抜群、また計量カップの全長が短めでキャニスターの蓋の凹みにピッタリなのです!
 今ではキッチンに置くと言うよりも、デスクテーブルの上を飾るステーショナリーの感覚で愛用しています。

北摂に暮らす

2007-12-31 00:10:41 | お薦めします
『Richer(リシェ)』1月増刊号の特集は「わたしの街案内・北摂に暮らす」と銘打ち、北摂に新たにできた魅力的なショップや地域で評判のお店を取材しています。
我がまち千里山のショップもカフェでは「カフェ・ウルー」とフルーツカフェ「TOOBOO」、家具・雑貨でレッチワース・ロードの坂の途中にできた「ワークショップ」、フランス料理のニューフェイス「レコンフォルテ」、そして有名料亭の「柏屋」がそれぞれエントリーされています。特に「柏屋」は見開きページいっぱいにお昼のミニ会席の料理が、それぞれ美味しそうなキャプション付きで紹介されています。また、ぼだい池の畔にある「Bodaijyu」にカツサンドを伝授したと聞いている、千里中央のカフェ「アステリア」の記事も見つけました。
「北摂に暮らす」というテーマから、北摂のマンションについて色々と蘊蓄を寄せている若手建築家の今津康夫さんは、千里山まちづくり協議会のメンバーである広村さんと、ロイヤルマンションを設計した遠藤剛士事務所で一緒に仕事をされていたという縁がある方のようです。北摂エリアが人気の理由とか、新・中古マンション事情とマンションリフォームのことなど、とても役立つ情報読み物となっています。
僕らが現在住んでいる北摂のまちの価値を、このお正月休みに再発見してみるにはちょうどピッタリの雑誌です。

「1日30分」を続けなさい!

2007-11-13 00:08:06 | お薦めします
『「1日30分」を続けなさい! 』というノウハウ本を、20万部突破という帯につられて読みました。3日坊主で終わりがちな英語習得や専門・資格分野の勉強など、「1日30分」から持続させて習慣化させるための、生活や気持ちの持ち方そして人体や脳のメカニズムなど、主として著者の経験に裏打ちされたノウハウが広範囲に提言されています。
冒頭に書かれていますが、元々はネット上で1万円の価格が付けられて販売されていたもののようです。好評につき500部もの売上げがあり、マガジンハウスのオファーにより今回書籍化されました。最近よく見られるインターネット発のベストセラーの一つの典型でしょうか、書籍化する前提としての知名度も期待できるし、新たな作家発掘のスタイルという意味でもこれからも多くなるでしょう。セミナーなども企画されビジネスの範囲が拡がっていくのも特徴です。
さて、ネットでも殆ど返品の要求が無かったというノウハウだけあり、時間の管理や記憶の仕組み・集中の仕方そして食事に関することまで、多様な項目に“なるほど”と思わせられました。目標設定のところでは「勉強する人と、しない人との人生の格差」について繰り返し現実を突きつけられます‥‥。
全体的に為になる面白い本ですが、僕が一番印象に残ったのは写真のグラフです。これは何かを勉強している時にしばらくは成果が見えて来ずに、ある時点から能力がグィーンと伸びていくということを表したものです。僕にも少しはこの経験が当てはまることがあります。この真実を将来のイメージとして胸に描いていれば、しばらく苦しくてももう少し頑張れるような気にしてくれるグラフだと思いませんか?

「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55
古市幸雄
マガジンハウス
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リコー「Caplio GX100」

2007-11-05 17:07:57 | お薦めします
何年かの内に立て替え計画が上がっている、千里山団地の四季の風景をきちんと残しておきたいと思い、一眼レフデジカメを検討していました。
世界のカメラ賞を独占したかたちの「PENTAX K10D」が良いと考えていたのですが、少し前に後輩の一人が購入したものなので同じものは嫌なのと、やはりデジカメの世界は普及機種でも1000万画素を超え、ハイクラスのものでは2000万画素のものがラインナップしてきており、半年や1年の後には陳腐化したスペックのカメラになるのは目に見えています。マニュアルカメラやデジタル以前の一眼レフは、例えば長く愛用したNIKON F3などは何時までも古びないステータスがありました。商品のサイクルが短くなったデジタル商品に、そのような感慨を求めても無理なのでしょうが、結局デジタル一眼はもうしばらく待とうと考えていました。
それでもカメラ売り場をウロウロしていて、運命のように見つけたのがリコーの「Caplio GX100」です。24mm~72mmズームレンズ・1001万画素といった基本スペックですが、着脱式の液晶ビューファインダーやフード&アダプター、そして19mmワイドコンバーション・レンズなどは一眼“風”です。しかしなんと言っても、プロが使えるコンパクトカメラというコンセプトを搭載した各種設定の豊富さは、こだわりの画質やイメージを追求する撮影者のニーズを充たしてくれます(実際は素人の悲しさで思ったように使えなくても‥‥)。
コンパクトカメラの気軽さでスナップや街撮りばかりでなく、旅行やツーリングそして商品カタログ撮り(RAWデータ保存もできます)など、このブラックボディーはこれからの色んな特別な場面で僕の愛用品になってくれそうに思います。

※とても良く分かる解説本が出ており、デザインプロセスなど興味深い記事がたくさん載っています。
またCaplio GX100は、TIPA Awards 2007“Best Prestige Camera in Europe 2007"を受賞しています!

【追記】Caplio GX100が iF Design award 2008 の金賞を受賞! 

RICOH GX100 Perfect Guide (SOFTBANK MOOK)
ソフトバンククリエイティブ
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週刊『昭和タイムズ』

2007-10-10 00:21:47 | お薦めします
デアゴスティーという出版社があります。様々な企画テーマにより週刊や月刊の形でシリーズ雑誌を出版し、例えばロボットの歴史や科学を学びながら、付録パーツを組み上げると完成品が作れるものや、美空ひばりさんのCD付きのファンをターゲットとしたスペシャルBOOKなど、と言えばどこかで見られたこともあるのではないでしょうか。
販売の特徴としては創刊号だけは破格の値段で、とりあえず興味を持たれた潜在購買者を囲み込むということがあります。かくいう僕も以前にスターウォーズのシリーズや、チャンピオン・バイク・コレクションの創刊号を購入した経験があります。しかし出版社の思惑とは違い、続けて買っていくまでには至りませんでした。
ところで、週刊『昭和タイムズ』が最近TVでも宣伝され、書店レジ横でも専用ラックまで置かれています。実は僕は創刊号「昭和39年」(190円)を、東京オリンピックや新幹線の開通というエポック記事に惹かれて買いました。第2弾は大阪万博の年の号となりそうですので、おそらくはそれも買ってしまうでしょう。ちなみに、値段は通常価格の560円になるようです。
昭和の前半は暗い戦争の時代ですが、戦後は高度経済成長にひた走った、元気で夢のある時代と総括できると思います。僕の予想ではかなりヒットする企画になるのではないでしょうか。

【追記-1】東京オリンピックが開かれた10月10日は、その後「体育の日」として祝日になりましたが、その日が晴天の確率がとても高いことで選ばれたというのは有名です。「体育の日」が連休化したので今年は愚図ついた日和でしたが、どうも明日(10日)も雨模様の予報です。(結局は秋晴れになりました。偉大なる元「体育の日」)
【追記-2】『三丁目の夕日の時代』という昭和30年代図鑑も、映画『ALWAYS・続』の公開を控えて出版され、資料的な写真満載でとても懐かしく楽しめます。

『大阪経済大復活』

2007-10-06 00:01:41 | お薦めします
実を言いますと、日頃から愛読している増田俊男さんの新刊と勘違いして買いました。真っ赤なカバーに大きな文字でタイトルが書かれた、インパクトの強いデザインもその著者のお馴染みのイメージでしたので‥‥。
そんな間違いはありましたが、『大阪経済大復活』というタイトルには大いに惹かれるものがありました。そして読み進んでいくうちに、これはとてもラッキーな出会いになったという思いになりました。何十年にもわたって不振を続けてきた阪神経済が、その大きな要因と指摘されている法律の足枷から解き放たれ、ものづくりの比類無い集積地としてのIDを活かし、力強く復活を果たすシナリオが提言として示されています。
交通ネットワークの改善・都心型大学の誘致・保育幼稚園の大増設・デパート集客特区の設定などの興味深い7つのアプローチが、いわゆる規制緩和の時代の可能性を明らかにしていきます。経済学者から不動産証券アナリストを経て、現在は企業投資の専門家である著者の広く確かな分析力により、大阪経済に大きな希望を感じさせてくれました。
“あとがき”には、自分が東京出身で一橋大学に通い、大阪には二泊三日以上滞在したことはないと書かれていました。それがかえって客観的な説得力を感じさせるところが面白い本です。

大阪経済大復活
増田 悦佐
PHP研究所
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高度経済成長は復活できる (文春新書)
増田 悦佐
文藝春秋
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K.ヤイリの『Nocturne』

2007-09-27 00:03:37 | お薦めします
先の3連休に梅田のナカイ楽器で、K.ヤイリ製コンパクトギター『Nocturne』を購入しました。全長1Mにも満たない(L:900×W:300)小さなボディーですが、ネックのYマークが示す通り、立派に長年憧れのK.ヤイリのクラフト・ギターに相違はありません。
TOP単板のスプルースはさておき、BACKとSIDEのアカシアは珍しい素材ではないでしょうか(サイトのトピックスによりますと、アカシア材の入手困難のため仕様変更が近々あるようです)。また通常ナットだけの部分(0フレット)にフレット・パーツを埋め込み、開放弦もバレーコードも同じ響きの条件になるように作られています。これらは非常に繊細な演奏を意識したものと受け取れます。
K.ヤイリは、沖縄三線から着想された4弦楽器『一期一会』の開発物語でも有名ですが、国産手作りギターにこだわり、創業70年の歴史と志のあるメーカーです。NHKETV特集第50回にも採りあげられ、以来再び大ブームを起こしていますが、僕にとっては若かりし頃の憧れのギターでした。その頃のものは恐らくマーチンモデルだったと思いますが、マンション住まいの現在の身にとっては、この『Nocturne』を深夜こころ置きなく“奏でる”という方が似合っているのでは‥‥。

※ ところで、K.ヤイリとS.ヤイリとの関係や方向性については、「2つの『ヤイリ』に関する情報」が比較的詳しいです。

『月への招待状』

2007-09-25 00:01:53 | お薦めします
今夜は久しぶりに雨模様で、湿度はまだ高いながらもやや涼しく、これからは秋らしく過ごしやすい日々になりそうに思います。25日は中秋の名月、晴れていれば月の美しく映える季節です。
『月への招待状』:村沢謙著は、地球や私たちの生命と生活に密着した、そして最も近い宇宙としての「月」の科学やミステリー・未来といったことを、とても分かりやすく興味深く解説してくれる本です。同名のDVDムービーも添付されており、知識だけでなくより体験的な理解を深めてくれます。
9月14日種子島宇宙センターから打ち上げられたJAXAの月周回衛星「かぐや(SELENE)」は、久しぶりに日本人の宇宙への夢とロマンを想い出させてくれる明るいニュースでした。アポロ計画以来、何度かのNASAの月探査はありましたが、今回のように精密な観測機器を搭載してのものではありませんでした。このセレーネ・プロジェクトでは、2つの子衛星と協力し、月全面のMAP作りや磁場の観測などが予定されているようですが、僕ら一般人にとっては何と言ってもハイビジョン撮影される月面のリアルな画像や動画が送られてくるのがとても楽しみです。
また月誕生への有力な仮説や日・月食のメカニズムなどの他にも、月にまつわる面白い話題がたくさん書かれています。中でも新月の日に伐採した木にはデンプンや水分が少なく、木質が硬くて割れにくく虫やカビにも強いと言われ、バイオリンの名器ストラディバリウスも「新月の木」で作られているという“雑学”なども仕入れられました。

【追記】2007年の中秋の名月を撮りました。

月のすべてがわかるDVD&Book 月への招待状(DVD付)
村沢 譲
インプレスジャパン
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カメラレッスン

2007-09-18 01:13:10 | お薦めします
デジタルカメラや写メールの普及により、誰もが気軽に街並みやお気に入りの雑貨・料理などを撮影するシーンも珍しいことでは無くなりました。僕も地域情報サイト「千里山.NET」やブログの写真を撮るために、コンパクト・デジカメを普段まちに出る時には携行することが多いです(携帯電話はまだカメラ機能無しのものを使っています)。
ところで、コンパクト・デジカメなどで写真の楽しみを覚えた人達、特に女性が最近増えているらしく、しかも中にはワンランク上の一眼レフのデジタルカメラを構える女性の姿を時々見ます。フィルムも現像費も必要なく、モニターチェックで何度でも撮り直せることも、身近にトライできるものとしてカメラのイメージが変わってきた理由でしょう。余り理屈的な知識は二の次で、感性のままにイメージを切り撮っていくのは、女性ならずとも本当に楽しいものです。
最近は一眼レフのデジタルカメラも、標準ズームレンズのセットで10万円くらいのものが、各メーカーから売れ筋として何種も出ており、特別な高級品というアイテムでは無くなりました。
そして、書店では様々なカメラ本がたくさん並んでいますが、中でも『カメラレッスン』(コアマガジン社発行)は街や料理や子供・雑貨、そしてウェディングといった女性の身の回りの日常的なものごとをテーマに、光や構図またメカニズムなどを易しく解説してくれる、まさしくレッスン感覚の内容となっています。女性に限らず初心者の方には迷わずお薦めの一冊です!!

カメラレッスン
ROSSI
コアマガジン
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