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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

良く分かる経済の本

2008-07-21 22:53:14 | お薦めします

 一頃よく日本の国の借金総額1,100兆円という危機的な財政状況が言われ、カウントダウンのような感じで毎秒利子が嵩んでいく様子を見させられたりしましたが、最近は余りニュースでもそのような採り上げ方はされなくなりました。もちろん厳しい状況が変わったわけではないと思いますし、現在はより具体的な郵政民営化や年金問題、談合や天下り問題、また大阪府を始めとする地方自治体の財政立て直しなど、各論的に踏み込んだものとなってきています。
 ただ僕などは1,100兆円と聞いてもなかなか身近な感覚で理解し難いというのも事実です。今回ご紹介する新書本は導入部分で家庭の会計、つまり家計簿の感覚で国の財政状態を比喩的に語ってくれるので、それは大変な事だと実感が少し伴ってきます。家庭の会計に例えると年収が600万円であればローンでマンションを購入するとしても5倍の3,000万円くらいしか貸して貰えないところを、この家庭の夫婦は見栄っ張りで8倍の5,000万円ほどのマンションを購入し、30年ローンを組むとしても利子が付くので1億円ほどを払わなければならない状況のようです。そのような厳しい状況で新車を買う計画や子供の教育などにもお金が必要で、その上にこの夫婦はかなりの浪費癖があるのだと説明されています。
 また国の家計簿は一般会計とか特別会計など多くの家計簿に別れていて、そのことが国民に対して行政の誤魔化しや無責任さの隠れ蓑になっているということも分かり、「家計簿はやっぱり一括して作らないとそれじゃきちんと把握できないよ」、と庶民的なレベルの突っ込みも納得して入れられました。そのような調子で省庁の多重行政の無駄や問題山積の社会保障制度、そして時代意識との乖離が大きくなってきている官僚制度など、現状の課題と改革すべき方向性を示していきます。
 『中国が笑う‥‥』という書名は、「社会主義的な資本主義」が一番成功していた日本という逆説的な意味で使われています。金融資本主義の行き過ぎが地球規模の問題を提起している昨今を読み解くサイドブックにもお奨めできると思います。

中国が笑う日本の資本主義 (ヴィレッジブックス新書 8)
跡田直澄
ヴィレッジブックス
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※ 同じ慶応大学教授の竹中平蔵さんの北京大学で行った講演本も、構造改革行政の現場がよく分かり面白かったです。
竹中平蔵、中国で日本経済を語る
竹中 平蔵
大和書房
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※ 次期政権を狙うと噂される政治家の立場から、官僚の劣化と学閥ネットワークを「ステルス複合体」として批判して話題となっています。
官僚国家の崩壊
中川 秀直
講談社
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オークションの写真

2008-05-29 23:33:46 | お薦めします

 僕はオークションを利用したことはまだ無いのですが、少し考えてみれば家電など品物は結構あるように思います。この本はオークションやブログなどをターゲットに、写真の撮り方テクニックを細かく分りやすく書いたものです。
 と言っても初めてオークションに出品しようというのでは無く、またブログの写真をブラッシュアップしようとしている分けではありません。最近仕事でカタログのデザインをする時に、商品写真をプロカメラマンに依頼する替わりに、僕が自前で撮影してトータルコストを下げることへのニーズが増えてきているからです。メイン写真はさすがにプロに撮って貰っても、その他の小さなシーン写真などは僕も撮れるようにしていたいと思っています。デザインのイメージは既に自分の中にある分けですから、それを現実に撮れれば問題ないのですが‥‥。市販の商品撮影用ブースの購入も検討中です。
 そんな仕事用の写真撮影にこのような安直な参考本をと言われそうですが、基本的な部分を学ぶにはこういう類いの本が意外と役に立つのです。理屈よりも実践的なノウハウが多く、また基本的な知識の再確認もでき大きな失敗をしないで済みます。文頭に戻って、オークションなどを利用されている方にはこの本お奨めです。

ネットで得するフォトテクニック―オークションで目立つ!うまく撮って高く売ろう! (Gakken Camera Mook)
学習研究社
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電気の勉強

2008-05-14 23:55:24 | お薦めします

 確か中学校2年生になった頃と思いますが、理科で電気を習い始めてからどうも理科系の勉強が分らなくなったように思います。その記憶を突き詰めて行くと、電気はマイナスからプラスの方向に流れる、ということを教えられたのですが、それがどうしても理解できなかった時の感覚に至ります。マイナスからプラスに流れるという理不尽を自分の中で処理できず、それ以来現在まで何となく世界全てが理解の及ばないものになっているようなのです。
 最近大きな問題となっているエネルギーにしても、また原子力発電の有効性や危険性についての議論にしても、僕が本当の深いところで良く分っていないのは、現代エネルギーの利用の最終のプロセスには「電気」という形があるからと思います。
 無意識の中でそのようなトラウマを抱えていたからでしょうか、『電気のことがわかる事典』という本を店頭で見てつい手に取ってしまいました。そして、イラストや図表の多彩な解説をみていたら、これで長年のモヤモヤが晴れるとでも思ったのでしょうか、とうとうその教科書のような本を買ってしまいました。
 電気の物理的な解説を始めとして、磁気との関係や多様な発電などが続き、エレクトロニクスの電波や通信といった現代的な項目まで、僕にとっては広く“深い”内容になっています。一通り読み終わりもう分った気になりかけている僕ですが、電気はマイナスからプラスの方向に流れる、という最初の蹉跌から立ち直れているかどうかはまだ微妙なところです。

カラー版 電気のことがわかる事典
Electronics Data
西東社
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PCもメタボ症候群

2008-05-12 23:00:17 | お薦めします

 僕がパソコンを以前勤めていたデザイン事務所で始めた頃は、MacのOSも漢字Talkという時代で、それから直前のOS.9まではシステム関連の知識は随分と詳しかったと思います。というのはハードディスクもメモリーも、もちろん心臓部であるCPUについても、現在からは比較にならないくらい脆弱な仕様でしたので、ユーザーは雑誌を見たり情報を交換したりしながら、フリーズする危険性を小さくしたり少しでも処理を速くしたりするのに躍起にならざるを得なかったのです。
 その頃にはRAMメモリーを仮想的に大きくさせるラムダブラーというソフトや、CPUを速くさせるスピードダブラーなどを使っていたのを記憶しています。ブラウザのキャッシュを大きくしてダイヤルアップ接続だったインターネットを高速化するソフトも入れたりしました。
 そしてもう一つ励んだことがパソコンのスリム化だったのです。もちろんシステムやソフトに必要なファイルは触れませんので、情報を読み込んで慎重に不必要なファイルを削除していくのですが、何度か失敗を繰り返しては知識と経験が増え、一人前のMac使いに成長していったのでした。
 『「捨てる!」ほど快適になるパソコンのカラクリ』は対象がWindowsユーザーですが、PCのスリム化・高速化をとても分りやすく解説し、実際に役立つ方法がいろいろと提案された新書です。当時必要に迫られるように覚えたことの幾つかも、その理由を含めて丁寧に書かれていました。万人向けに作られたパソコンの中にある多くの“無駄”を指摘し、自分の為のツールとして本来の能力を蘇らせることを奨めています。
 日々の営みや社会生活への適応などにより、人間にもメタボリック症候群という“無駄”のツケが溜まってきている昨今ですが、日々愛用しお世話にもなっているパソコンのメタボ解消に関心を持つのも良いのではないでしょうか。

※ タイムリーに『Mac People』の6月号にもMacのメタボ解消の特集が載っています。OS.Xに進化してからは余り気にしていなかった(だから良く分らなくなっている)ことを、再びじっくり勉強してみようかと思っているところです。

捨てる!ほど快適になるパソコンのカラクリ (宝島社新書 269) (宝島社新書 (269))
湯浅顕人
宝島社
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文庫シリーズの薦め

2008-05-05 23:55:47 | お薦めします

 ゴールデンウィークも明日の振り替え休日を残すのみとなりました。ところで6日がなぜ休日になったのか、今日テレビで初めて知りました。今年から祝日が休日に重なった場合に、必ず振り替え休日を設けるということになったのだそうです。以前には月曜日だけに振り替えが認められていたのが、どの曜日(今年は火曜日)でも良くなっったらしいのです。ちなみに来年は水曜日に振り替え休日がくるので、かなり大きな連休になります。
 さらに嬉しいニュースですが、来年は9月の後半にもう一回長い連休があると言うことでした。少し短めなのでシルバーウィークとでも呼ばれそうです。
 さて、この連休は『今の○×がわかる本』という文庫シリーズを何冊か読みました。『今の中国がわかる本』という感じで、韓国・北朝鮮とインドを読み終え、次にとアメリカを買いました。その他にロシアと中東そしてBRICsをテーマとしたものが出ています。中国の著者は三井物産戦略研究所の沈才彬さん、韓国・北朝鮮の著者はテレビでもよく見かける重村智計さんで、現実認識と確かな情報そして何よりその国への愛情に基づく真摯な研究書で、これからの日本の政治・経済ともに国際情勢を考える時にとても参考になります。
 文庫本は一冊500円前後と、この種の単行本の値段で3冊買えるのが先ず素晴らしいと思います。最近では単行本の文庫化というより、初めから文庫での出版という企画も多くなったように思います。より多くの読者を得られるこのスタイルを志向する著者も増えるのではないかと思います。

「今の中国」がわかる本―この100年で中国に起こったこと、そして、これから起こること (知的生きかた文庫 し 36-1)
沈 才彬
三笠書房
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「今の韓国・北朝鮮」がわかる本―本当はヤバイ韓国経済!世界の最貧国北朝鮮の実体! (知的生きかた文庫 し 37-1)
重村 智計
三笠書房
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「今のインド」がわかる本―これから10年、「インドの時代」が始まる! (知的生きかた文庫 か 40-1)
門倉 貴史
三笠書房
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GWの読書候補に

2008-04-27 21:55:01 | お薦めします

 今週末の2日間でそれぞれの分野で著名な2人のエキスパートの“啓発本”を読みました。ビジネス経営の分野で活躍されてきた弁護士が書かれた『仕事で人は成長する』と、広告業界の博報堂で数々の話題作を手掛け、現在も同社の執行役員の重責にあるCMプロデューサーの書かれた『プロフェッショナル・アイデア』です。
 『仕事で人は成長する』の方はこれからの時代のビジネスパーソンとしての生き方や心の構え方について、そして『プロフェッショナル・アイデア』の方はクリエイターのプロとして、いつも新しいアイデアを産み出し続けるために役立つ方法論を、それぞれの経験に基づき具対的な知恵に溢れ興味深い内容でした。
 自分も商品開発や販売企画を始めとするデザインに関わっている者として、常にアイデアを求められクライアントへある一定レベルのパフォーマンスをしなければならない立場にありますので、気がつけば2人の著者がご高齢の今でも第一線でオファーを受け評価され続ける理由を探しながら読んでいました。とにかく上質の刺激を貰える本ですので、ゴールデンウィークの皆さんの読書候補に推薦させて頂きます。

プロフェッショナルアイディア。欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。
小沢 正光
インプレスジャパン
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仕事で人は成長する
高井 伸夫
かんき出版
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よもぎパン

2008-04-14 21:20:19 | お薦めします

 阪急梅田駅にあるスーパー成城石井で、時々玄米おにぎりを夕食に買って帰ります。おかかと昆布のおにぎりは玄米なのでよく咀嚼しなければならず、顎が疲れてしまうほどに噛んでいるとお米本来の味が感じられてきます。食物繊維が豊富で胚芽の栄養も残っている健康食ということですが、なによりも先ず美味しいのが良いと思います。コンビニでも開発して貰えると毎日でも食べられるのにと期待しています。僕の勘ではこれは近々にも企画されると思います。
 もう一つお気に入りで買って帰るのは写真のよもぎパンです。一種の蒸しパンですが他にお好みで大豆や緑茶のシリーズも選べます。確かによもぎのほろ苦さと香りの中に春の季節が感じられ、日本茶でも結構ですが僕にとってはコーヒーとの相性も抜群です。ふわっとしてしっとりとした(略して“ふわしっとり”?)触感がまた春らしくかなりお奨めです。梅田に出られた時などにちょっと寄ってみられてはいかがでしょうか。

ピンホール・カメラ

2008-04-08 23:48:08 | お薦めします

 今夜なに気なく『何でも鑑定団』を見ていたら、ゲスト出演した写真家の立木義浩さんが100年ほど昔の銀板写真機(トロピカル何とかと言っていた)を鑑定に出されました。立木さんは僕の故郷徳島の有名な老舗写真館のご出身なので興味を持って見ていました。
 結果は220万円にもなりましたが、それよりも番組アシスタントの女性をモデルに、そのカメラで素晴らしい白黒写真を撮影されたことに改めて驚きました。フィルムは現代の感度の良いものを使ったとはいえ、やはり凄い才能とセンスをされています。
 さて、このパーツは1セット1,000円の紙製ピンホール・カメラのキットです。ピンホール・カメラはお菓子の空き箱やドロップの缶など、フタ付きのBOX状のものであれば原理的には何ででも作ることができ、その解説本もいくつか分かりやすいものが出ています。趣味的には自作するというのが正統な楽しみ方と思われますが、ピンホール写真の持つ独特な味わいの作品づくりということであれば、このような手軽な既成品もあるのです。
 僕はドロップの空き缶で自作するというのも何時か挑戦したいのですが、このキットを使って“懐かしい”千里山の写真を撮ってみたいと思っています。また少し操作などに慣れてきたら、図書館などでピンホール・カメラ講座を開いて、多くの方達と一緒に千里山の撮影会でも開催できれば面白いと思っています。

はじめてのピンホールカメラ―入門
熊崎 勝
風媒社
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本を読めども‥‥

2008-04-07 23:58:31 | お薦めします

 僕はどちらかと言えばかなり本を読む方だと思います。一冊をじっくりというよりも、何冊かを平行して読んでいます。しかも本屋で気をひいたものは直ぐに買ってしまう癖もあって、いつもストックがあるので全て読み終わるということはないようです。
 ところでそんなにも本を読んでいるにも拘わらずに、一向に頭の中や記憶に残ってくれている様子がないのが、少し悩みでもありまた情けなくもあります。どんどん知識が増えて賢くなって貰わないことには、時間の無駄遣いをしているようにも感じますし、お金もやはり掛かるというもの‥‥。
 図書館で借りた本にまでアンダーラインをびっしり引いている困った人が偶にいるようですが、このアンダーラインも余り多くの印を付けると、何が重要なものなのか区別もつかなくなってしまいます。
 写真のように僕はページの角を折るという方法で、記憶に残したい個所を記しています。かなり重要度の高いものは2重折りにしますが、時々読み返す必要がある場合でも、後でそのページを見つけるのは比較的たやすいです。自分の本にアンダーラインを引くのは構わないと思いますが、ページを折るのは道具が無くても手軽にできるというところが良い方法だと思います。後で2重折りにした内容のメモだけを短くノートに憶え書きにし、時々読み返してどんな内容だったか自問し記憶を確かなものにしていきます。
 さて皆さんはどんな本の読み方をされていますか?

【追記】その後この方法を改良し、一度折り目を付けながら通読し、最後にチェックして凄く重要度を感じた個所のみ2重折りをするというようにしています。そうすることで振り返ることができるし、再度思い出したい時にもすぐ見つかると思います。
さらに、2重折りのところを簡単なメモにして集めれば、かなり良い読書録になるように思っています。

※ 悲観論の多い中で、明るい日本の将来について書かれた面白い本です。
日本文明・世界最強の秘密
増田 悦佐
PHP研究所
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公衆無線LANコミュニティー「Fon」

2008-03-24 00:00:22 | お薦めします

 地域情報サイト「千里山.NET」や「みんなで発信! 千里山ブログ」は、インターネットを通して住民相互の情報発信や意見交流を活発にし、ひいては住み良く魅力的なまちづくりを目指し運営しています。バーチャル千里山というテーマもその為にWEB環境や多様なインフラを提案していきたいということです。
 先日の記事でヨドバシカメラの低額料金制の公衆無線LANサービス「WIRELESS GATE」を紹介させて頂きましたが、このような企業参加により市街地や駅・空港・商業施設など中心エリアは、インターネットにアクセス可能な場所が増えていくと想われますが、千里山のような住宅地においては状況はどうでしょうか?
 例えばカフェ・ド・ゴーシュでは希望者にパスワードを公開することにより、安全に無線LAN利用をして貰えるような形で、お客さんにもインターネット環境を提案しています。ここではカフェ備え付けのノートパソコンを自由に使い、ティータイムの間にちょっとホームページのチェックやブログの書き込みなど楽しむことができます。画廊喫茶ル・パルクでもオーナーの無線LANを開放し、店内では自由にインターネットにアクセスできますので、僕も昼食後などに良く利用させて貰っています。今後は駅前のファーマシーカフェ「C's Garden Cafe」やコーヒー専門店「CARDI'S CLUB COFFEE」、そして第一噴水横のフルーツカフェ「TOOBOO」などでもインターネット環境が提供されるように働きかけたいとも思っています。
 そして、最近このような国際的な公衆無線LANコミュニティーが注目されています。「Fon」は一般の人々が安価な専用無線LAN発信機を自前で購入し、それぞれのカバーするエリアを広げることにより、相互にWEB接続環境を補完し合おうという発想のシステムですが、Fonマップをチェックしてみますと、現在もう既に千里山周辺では4つのアクセスポイントの参加が見られます。早速僕も登録してFon参加を検討したいと思っています。
 近い将来には日本で一番アクセスポイントが充実した場所を目指すのも、バーチャル千里山の一つの試みではないかと思いました。ぜひ皆さん一緒に加入を検討されませんか?

ミニパンと玉葱ジュース

2008-03-17 00:07:09 | お薦めします

 日曜日は千里山のお店も休むところが多く、余り昼食を取る場所が無いからというわけでもないのですが、「シーズガーデン・カフェ」の千歳ランチをよく食べています。薬膳というお店のコンセプトを体現して、雑穀の入ったご飯と野菜たっぷりのオカズ2品に、ヨーグルト・ハチミツ黒酢そしてドリンクという健康ランチです。
 最近レジの辺りにミニ菓子パンが何種類か置かれて食欲をそそります。アンパンやチョコレートパン、そしてリンゴスフレなど小振りなボリュームがほろ苦いコーヒーと良く合うので、ついつい食後のデザートとして買い足してしまいました。ふとショーケースの下を覗くと『飲む玉葱』と書かれた説明書きとともに、淡いオレンジ色のジュースのミニボトルが並んでいます。珍しくて試飲をさせて貰うと、リンゴ果汁とハチミツで割っているので玉ねぎの匂いなどは無くて、さっぱりとした飲み心地の良いジュースでした。そして「デトックスに効果がありまして‥‥」とレジの女の子に奨められるままに1本購入しました。
 ようやく本格的な春になってきたと感じる候ですが、冬の間に溜まった心身の毒素的なもろもろを、この玉葱ジュースでデトックスできればと願いつつ今飲んでいます。

Shade デモンストレーション

2008-03-09 01:25:22 | お薦めします

 今日お昼過ぎに友人と梅田のヨドバシカメラで待ち合わせ、食事やお茶の後に別れてからもう一度ハードディスクを買うために売り場に戻ってくると、本のフロアで「Shade 10」のデモンストレーションが行われていました。Shadeはよく知られた国産の3Dソフトで、僕も仕事や趣味で一応ある程度のスキルまで使い込んだこともあり、大勢の人集りの後ろから興味を持って覗いて見ました。
 見るとデモンストレーターはShadeの教則本やCDデータなどで戦艦大和を描かれている園田浩二さんでした。今回のテーマも戦艦大和で、ワイヤーデータをモニターに映し出してソフトの解説をしておられました。園田さんの胸には「スタッフそのだ」という名札があり、着ている上着も電気店の社員のようなものでしたが、その親しみやすさと3D描画の凄腕アーティストとのギャップが不思議に調和していました。余談ですがリンク先のページで園田さんが着られているセーターは、この冬にANAの通販で僕も買ったイギリス森林警備隊御用達のウール100%のものです(すごく暖かいのですがやや重いです)。こんな方と同じ価値観があるのかなと思うと少し嬉しい気がしました。
 最近はあまり3Dの仕事もこないので、だんだんとスキルが鈍っていると思われます。パフォーマンス維持の為にも、これを機会に新しいバージョンを買ってみようかとも思っています。

林檎のタルトのセット

2008-02-20 00:47:07 | お薦めします

 最近はコンピューターでの細かい作業が続き、夕方近くともなると少し疲れが溜まってきますので、気分転換と運動を兼ねて駅前のカフェに出かけることが多くなりました。昼食後にコーヒーを飲むので、この時はダージリンのミルクorレモンティーを注文することにしています。普段は紅茶だけなのですが今回はよほど疲れていたのか、珍しくお薦めパンフに載っていた林檎のタルトとドリンクセットに心が動かされました。
 ショコラ風のスポンジをベースに、林檎のシロップ煮を半個分ほど綺麗に盛りつけ、冷たい食感の甘さを抑えた上品な美味しさです。ミントの葉の飾られたアイスクリームが添えられています。先週末から少し喉がえがらっぽく、もしかして風邪なのかと心配している状態なので、整腸作用のある林檎をたっぷり食べられたのは満足でした。
 「CARDI'S CLUB COFFEE」の紅茶は3分計の砂時計で好みの抽出ぐあいをみながらちょうど2杯分楽しめます。2杯目はもちろん渋さとエグミが口中を刺激しますが、その渋さがタルトの後味を中和してくれるようでかなりお薦めのセットでした。

※ちなみに読書中の手前の本は、中小企業診断士の書いた興味深い韓国経済“診断”についての本です。
 トンデモ! 韓国経済入門 (PHP Paperbacks) (PHP Paperbacks)
 三橋 貴明
 PHP研究所
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 本当はヤバイ!韓国経済―迫り来る通貨危機再来の恐怖
 三橋 貴明
 彩図社

 完全にヤバイ!韓国経済
 三橋 貴明
 彩図社

湯たんぽ (その2)

2008-02-19 00:50:42 | お薦めします

 先日お薦めの暖房グッズのことを記事にしましたが、その後も湯たんぽ関連について色々と情報を仕入れましたので続編として書きます。
 ブームになっているということで興味半分で湯たんぽを買ってみたのですが、このところの春まだ遠い気候のおかげで結構使うようになりました。昔のように薬缶などで改めて湯を沸かさなくても、ガス湯沸かし器があるので60℃位の湯を簡単に入れ替えて使え、夜寝る前に布団の中の足元に置いてから休みます。
 先日本屋の雑誌コーナーを見ていて『わかさ』という健康本の、「万病を招く怖い低体温これが一番の撃退法」という特集が目に止まりました。現代人の多くがストレスや食事・生活環境などの影響で、少しずつ低体温化してきているのは知っていました。そしてガンなどの成人病の原因として、この低体温化が大きく関係しているらしいのです。「低体温」を克服することにより深刻な病気からの快復はもちろん、不定愁訴的な様々な身体の不調が解消する可能性が言われています。『わかさ』3月号にも体温を高める方法の一つとして湯たんぽが採り上げられ、その理由や効果的な使い方そして克服体験談など総合的に解説されています。
 本の中で湯たんぽの温熱療法のやり方として、お腹や太股・お尻や二の腕にあてがうと良いと教えられましたので、最近は写真の純銅製のミニ湯たんぽを椅子に座った膝の上や、下腹(いわゆる臍下丹田)に置き仕事をしています。冷めてくるとお湯を換えながら一日中使っていると芯から温まってくるのを感じます。
 『わかさ』の特集には湯たんぽの種類も携帯用のものから電子レンジで温めるもの、また充電式ニッケル電池を応用したサンヨー電気の製品『eneloop kairo』などたくさん紹介されています。

わかさ 2008年 03月号 [雑誌]
わかさ出版
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SANYO 充電式カイロ 「eneloop kairo」 (ホワイト) KIR-S2S(W)
三洋電機
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社員食堂のレシピ

2008-02-14 01:14:15 | お薦めします

 『ヨーガンレールの社員食堂』という料理レシピ紹介の本を読み始めました。正確に言いますと見始めました。
 この本は手紡ぎ・手織りの草木染など天然素材の風合いを活かした、生活雑貨やインテリア・ファッションなどを開発・販売している『ヨーガンレール(jurgenlehl)』の社員食堂の一年間の料理を撮影し、そのメニューと簡単な説明などレシピを紹介するだけで出来上がっていると言っても良い変わった本です。ほとんどのページが上の写真のような構成で繰り返され、変化と言えば時々コラム的な文章が挟まるだけで、まるで延々と続いていく日常生活の営みを想わせます。
 料理の内容は玄米に赤米入りのご飯や野菜類が中心の、いわゆるベジタリアン・メニューで野菜の中には食べられる野草なども混じるようです。年に4回の会社の展示会の時期には特別に大皿料理が供され、さながらパーティーのような情景も撮られています。
 この本が不思議に魅力的なのは、もちろんその毎日の献立が文句なしに美味しそうなのと、その食事を作り味わう人達の生活感や価値観が伝わってくるからだと思います。そしてヨーガンレールの提供する商品のコンセプトと相まってその料理もより際立ってくるものです。これから何日か僕はイマジネーションの中でこれらの自然食をおいしく味わうことになるのでしょうか。

ヨーガンレールの社員食堂
高橋 みどり
PHP研究所
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