寸劇演目は長篠・信長様バージョン。
この演目は信長様バージョンといいつつも、家康様の想いもかなり含まれてる内容になってますよね。三英傑揃っている時は秀吉様の力も出る。各々の表情が信長であり、家康であり、秀吉であるので、実際その時（信長はこういう想いだったのかも・・・）とかをなんとなく考えちゃう演目です。
長篠・信長様バージョンは、本能寺の『弱さ』を出すのと違い、『天下布武へと突っ走る、上に立つ人である、信長』が前面に出てる話だよなと思います、うん。
この日私の横には４～５歳くらいの男の子が座っておりました。きっと一緒にいたお母さんがファンなのでしょう、始まる前に秋キャンパンフを見ながら一人一人指差して「のぶながぁ、としいえぇ、いえやす～」と何度か呟いていてたんです。かわいいな～♪
そしたらパパイヤダンスの際、家康様がその子の頭をなでなでしに来て。わ～(*゜▽゜*)って見てたら、家康様が去った瞬間、後ろにゆっくり倒れこんだ（笑）
まあほんっとに綺麗～に、ゆ～っくり倒れこみました。その倒れ方がまた、なんていうかほんわかする倒れ方で。見ていた一部の方たち、えへら～ってなった（笑）なんだろあの幸せな気分♪
私にとってもすごく嬉しいことでした。だってその子のところへ来るということは、私の目の前に来るということで。しかも家康様、すご～～くいい笑顔♪(*^-^*)
私、今めちゃくちゃ臆病になっているので、家康様のそんな笑顔が見れたことは私にとってもすごーく幸せで、嬉しいことだったんです。
他にもごくごく小さいけれど嬉しい事がありまして、おかげでこの日はめちゃくちゃ癒されました。もちろんわかっててやってくれたのかどうかなんてわかりません。けれどとっても嬉しかった。
本当にありがとうございました。<(_ _)>
なんていい話なのに・・・最後にオチがついちゃう（＝つけちゃう）んですが。
↓の、信長様！私なんかしましたかーっ！？（汗）
実はこれ、おもてなし中の一枚。目が大きいから見られると焦るｗ
昨年はトーク後すぐ退陣だった（らしい）のですが、今年は２日間共おもてなしの時間がありました。
各エリアにわかれていて、随所でそのエリアの紹介をします。まずはもちろん名古屋エリア。
置いてあるパンフの一枚を手に取って、ここはああだ、そこにはこんなものがある、と集まった客人たちに説明する秀吉様と家康様。その間陣笠の２人は周辺でかわら版を配り、信長様はあっちへふらふら、こっちへふらふら、たまーに合流して喋っては、またふらふらしに行く・・・ということを繰り返しておりました（笑）
尾張エリアへ移動し、まずは木曽川の話から。木曽三水があるよ、お水がおいしいよ、という流れで鵜飼いの話へ。
鵜飼いを体験したことあるよー、という人の挙手を経て、体験したことないけど体験したいよーという人の挙手へ。そして最後
家「ないけども、してみたくもない、ちゅう者、手を挙げぃ」
・・・で、手を挙げた人がいた（笑）鳥が苦手だそうです。そりゃやりたくないですよね。きっと立兄も無理だ。
そんな鵜飼いの事をしっかりと説明した家康様（ほんとに博学です、感心することしきり）の後、合流していた信長様、鵜飼いの鵜が魚を吐き出す行動を言動で表現。
・・・・・こどもかっ！(≧▽≦)
笑い話はもっとあるわけで。
演武終わりでのトーク中。本丸御殿が描かれた手ぬぐいを使って、本丸御殿に関する家康問答三択式（これがまた、いい問題でしたっ！）を終え、メイツさんが喋っている間のこと。家康様、手ぬぐいを折り折りして刀の鞘部分にのっけるｗ なぜそんなところに？と思ってたら・・・
家「だいたい絵にすると、このあたりが公開されるでな」
って掲げた手ぬぐいの絵柄部分がコチラ↓
家「うーん、わかりずらいじゃろ？絶妙にｗ」←嬉しそ～（笑）
お次は名古屋まつり。メイツ石黒さんが「来月はお祭もございますよね、信長様？」と話をふりました。すると信長様
信「左様。名古屋“城”まつりが、来月二十日から」
ん？名古屋“城”まつり？と思ってたら、すかさず秀吉様が「信長様！お言葉ですが、なごや、まつりでございます。名古屋城、城はあんまり関係ございません」
言われた信長様「もとい！名古屋まつりが来月二十日から開始される」
ああ、織田主従（笑）
これには続きがあるんです。つっこまれた信長様、来月二十日から開始される、と言った後
信「どういった内容じゃ？サル」
↓
秀「はっ！これはですな、徳川殿から、ちーと説明を」
↓
家「いやいや、わしより詳しい、立三から参るか？」
↓
立「ここはまあ、元気に」
↓
元「ほうですぞ、ほうですぞ、なんと徳川様がたくさん出る！っちゅうことは聞いておりますが」
というわけで、武将隊でなすりつけあい、おしつけあい、があったのでした（笑）秀吉様あたりから笑ってたです、客人たちもｗ
↓それがこれ。すっとぼけた信長様、さらにとぼけた秀吉様、そう来たか、な家康様
なんかこれ見てて「（三英傑が）いい具合に回りだしてるなあ」と思ったのでした。あたふたするんではなく、うまく相手にふる、ということができるようになってきてるのが見てて嬉しい♪
以上、今年の横浜遠征レポでした。