まったくとんでもないやつが現われたものです。こともあろうに構造計算書を偽造するとは。一級建築士の社会的信頼を姉歯某とかいう男が一気に崩してしまいました。こういう事がとうとう建築設計の分野にまで及んできたことに大いなるショックを受けています。こういうことが起こると、当局の規制も厳しくなり、また新たな法律が出てきそうな感じがします。私もこの仕事を永年していますが、過去、行政改革だの規制緩和だのと騒いでも、業務内容が簡素になったことはありません。むしろ、様々な新しい法律が出来て、手続きが複雑になる一方です。今回の事件の一方の当事者である、民間検査機関も過去にはなく、規制緩和の関連で新しく出来た仕組みなのです。民間になったから、今回のようなことが起こったとは単純には言い切れませんが、“甘さ”があったことも否めません。
以前、我が家の南隣りの家で3階を増築したのですが、それが明らかに違反建築でした。それを役所に言ったのですが、一向に埒があかず、結局は泣き寝入りということでした。私が一番悔しかったのは、普段建築の法律を遵守して、施主さんにもそのように指導している立場の人間の目の前で、平気で違反建築を認めている、ということです。こういう体質の人間たちがいる限り、今回のような事件はまた繰り返されるでしょう。
以前、我が家の南隣りの家で3階を増築したのですが、それが明らかに違反建築でした。それを役所に言ったのですが、一向に埒があかず、結局は泣き寝入りということでした。私が一番悔しかったのは、普段建築の法律を遵守して、施主さんにもそのように指導している立場の人間の目の前で、平気で違反建築を認めている、ということです。こういう体質の人間たちがいる限り、今回のような事件はまた繰り返されるでしょう。
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