彼岸の墓参りで故郷早川町に行って来ました。墓参のついでに早川に残る“近代建築”の撮影もしました。以前、町の「日本上流文化圏研究所」の研究員の方から情報を得ていた2つの建物を訪ねました。1つは「旧早川郵便局」(昭和22年)、そしてもう1つは「旧三里村役場」(昭和28年)です。2つともなかなか味のある建物でした。「まちかどの近代建築写真展」に展示しようと思いますので、ここでは披露しませんが、もう1つの建物を紹介します。
現在の早川町役場です。これは昭和32年の建築ですから、おそらく県内では最古の役場庁舎でしょう。役場庁舎の建設には補助金がありません。自前で建てなければならないので、財政状況が厳しい町では新しい庁舎など作れないのです。
蛇足ですが、私の高校時代の卒業設計は「新早川町役場」で、どういう訳か“最優秀作”に選ばれたのですが、今思うと間違ってもこの案の庁舎が出来なくて良かったと思っています。
現在の早川町役場です。これは昭和32年の建築ですから、おそらく県内では最古の役場庁舎でしょう。役場庁舎の建設には補助金がありません。自前で建てなければならないので、財政状況が厳しい町では新しい庁舎など作れないのです。
蛇足ですが、私の高校時代の卒業設計は「新早川町役場」で、どういう訳か“最優秀作”に選ばれたのですが、今思うと間違ってもこの案の庁舎が出来なくて良かったと思っています。
早川町役場の庁舎がかなり古いということは知っていましたが、推定県内最古だとは…。それでも、2年くらい前にお化粧直ししたので、多少、古さを隠しているのではないでしょうか。
「旧早川郵便局」と「旧三里村役場」、どんな写真でお披露目されるのか楽しみです。
私のカメラは安物ですので、綺麗に撮れているかどうか…。腕のせいでなく、カメラのせいにして逃げます(笑)