はじめに
比企丘陵の合間をぬって流れる市の川を遡ると嵐山町大字太郎丸のところで、嵐山町大字吉田、越畑、勝田、杉山、広野、太郎丸集落の谷水を集めて静かに流れる延長約4キロメートルばかりの小さな粕川と合流します。
この川は昭和59年度より始まった護岸改修事業により一級河川部分約3キロメートルのほとんどが整備され、10箇所あった堰も圃場整備計画に合せて5つの堰に統合されました。
そして今、粕川沿いを中心として周辺の宅地までも含んで始まったほ場整備事業により、その全ての様相が変わりつつあります。
太古の時代より粕川辺の人々が、自然との協和と戦いの中で、汗を流しながら一鍬一鍬切拓き培ってきた農地、常に幸せを夢み繰返されてきた生活の歴史のロマンを求めて、つれづれに散策しながら粕川沿を中心とした人々の生活を知る方々の話をまとめてみました。
後世への生活継承の一里塚となれば幸いです。
写真・粕川のふるき流れ
大塚基氏編『粕川のほとり』(1989年)1頁~2頁
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