Sekky's FLOG

福井県立恐竜博物館で研究職員をしている関谷と申します。
仕事の内容はあまり書けませんが、コメントを頂けると嬉しいです。

中国の映画館

2006-11-11 21:59:17 | 長春の生活
知人らと映画を見に行く機会がありました。

登場人物の見分けがつかないので、僕はほとんど映画やドラマを見ません。最後に映画館で見たのは高1の時、もののけ姫でした。

というわけで、あまり行きたくなかったのですが、半ば強制的に連行されました。まあこれも中国の社会勉強と思ってついて行きました。

中国の映画館は日本のに比べて安く、学生証を出せば1回10元(≒150円)で見られます。席は決まっているようで、別の人が座ってたのをどいてもらいました。

その映画館は小さかったので狭く、100席くらいでした。


見たのは洋画「マイアミ・バイス」。新作?よく知らない。中国語に吹き替えられていて、字幕がなかったのでほとんど聞き取れませんでした。

主人公の二人組みが警察ということは見ればわかったけど、犯罪組織とのやりとりが聞き取れないのでストーリーがつかめませんでした。

二人が犯罪組織のアジトに正面から入っていく場面があり、組織は警戒しつつも招き入れるので、「警察なのになんで?」とずっと謎だったのですが、潜入捜査だったのね。見終わってからネット上の作品紹介を読んでやっとわかりました。


知人は食料をスーパーのビニール袋いっぱいに買い込み、映画が終わるまでガサガサと食べ続けていました。

他の客もそんな感じで、場内はつねに雑音が絶えません。かかってきた携帯に出て、いつまでも話してる人もいました。

上記の通り僕は映画館に行かないので作法がよくわかりませんが、もののけ姫の時はみんな静かに見ていたように記憶しています。

あと、倫理規定に触れるのか、単なる動画ファイルや機材の故障か、ときどき画像と音声が途切れました。終盤のかなり大事なシーンがそっくり飛んでて、会場からはブーイングでした。

もし見たい映画だったら集中して見たいので、映画館には行かないことにします。

そんなこんなで何がなんだかわけのわからない2時間ちょいでしたが、中国の映画館に期待すべきではないということがわかったのは収穫だったと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 台所 | トップ | 米線と雪 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

長春の生活」カテゴリの最新記事