Sekky's FLOG

福井県立恐竜博物館で研究職員をしている関谷と申します。
仕事の内容はあまり書けませんが、コメントを頂けると嬉しいです。

端午

2012-07-04 22:26:38 | 自作料理
ご無沙汰をいたしております。6月末締め切りの仕事が重なって、多忙でした。ブログのネタも特には無かったし。


出張から帰ったら、ちまきと鸭蛋(アヒルの卵の塩漬け)をもらいました。


本当は先月の23日(旧暦5月5日)だったのですが、不在だったので、保管してくれていたそうです。

鸭蛋は常温で放置していたようで、小バエがだいぶ繁殖していました。直視しないように殻を洗い流した。

ちまきは冷凍してくれていたようです。


春節とか元宵とか七夕とか中秋とか、古くからの暦を大切にするのは中国の良い所だと思います。風情があるね。

でも、「なんでニワトリの卵じゃなくてアヒルなの?」と聞いても、まともな答えは返って来なかった。

ニワトリよりはアヒルの方が水にゆかりがあって屈原っぽいと言えば、ぽい。

代わりに「塩漬けにすると長持ちするんだ」と教えてくれた。そんなん、見ればわかるよ。答えられないことを聞かれると、話題をすり替えようとする。お気を付けください。


ちまきは薄味で美味い。笹の香りがほんのりうつって清々しい。元来もち米は好きなのです。

でも食べるとき手がベタベタになるのが面倒くさい。巨峰とか手羽先とか、食べるときに手が汚れるものは嫌いです。

「蒸した方が美味しいよ」とのことだったので、電子レンジより手間だけど、蒸し器を引っ張り出してみた。

蒸す前にヒモを切ればよかったことに後で気づいた。


アヒルの卵はニワトリのより少し大きくて殻が薄い。

ものによって差はあるのだが、総じてかなり塩辛い。

ゆで卵は単体では食べられないくらいしょっぱかった。黄身よりも白身の方が塩分が濃い。

塩のせいか、黄身はねっとり固まっています。爪楊枝がささるくらい。
 

小麦粉が余ってたのでお好み焼き(?)にしてみた。


キャベツがなかったので余ってたキュウリを放り込んだ。

加熱前の白身は固まってないので、粉と一緒に混ぜてみた。

タレがいらないくらいの塩味でした。

サーモン祭り

2012-03-25 20:41:49 | 自作料理
ウォルマートにて、鮭の切り身(約200g)が6.7元(≒90円)で売られていました。


他のトレイは50元前後なのに、なぜこれだけ安いのかと聞いてみたところ、よく見ると三文魚と印字されており、刺身用の切り身を取った残りだそうな。

でもラップの上から指先でプニプニしてみると、意外と肉が残っていることがわかった。

刺身をちょっとだけ食べる分には十分かなということで買ってきました。


先日大家さんから、「こんど材料を買ってくるから日本料理を作ってくれ」と頼まれたので、その試作も兼ねて。

ていうかどうせ彼らは中華料理が一番なんだから、反応が目に見えるようで嫌なんだけど。

まあ借家の設備でいろいろ要望したいことがあるので、仲良くしておいた方が特かなという打算もあります。

他に中国人が好きな日本料理って何だろう。胡麻ダレ豚しゃぶとか?


広げてみると、やはり大部分は骨とスジでつながっていました。でも思ってたよりかなり大きい。


刺身チックな切り身をいくつか取れたので、巻き寿司にしてみました。
  

う~ん、なんか生臭い。

まあどうせ90円だし、日記のネタにもできてちょうど良かったかなと。


残りは焼いてみました。ちょうど焼き鮭が食べたくなってきた頃だったので。


魚肉に脂が多くて、焼いてたらどんどん脂が出てきて、ほとんど素揚げのようになってしまった。

自貢の塩を振ったら旨かった。

いろいろ面白かったので満足です。

【手探りで】ハヤシライス【作ってみた】

2012-01-26 17:39:56 | 自作料理
あぁ!なぜか突然、むしょ~にハヤシライスが食べたくなった。

スーパーでルー売ってるかな~?ないだろうな~。ドミグラスソースから作ることもヤブサカでない。

ってことで、作ってみました。


沃尔玛(Wall Mart)でルーを探すも、バーモント&ジャワカレーしかない。

こんなこともあろうかと、クックパッドで下調べ済みさ!

ニンジン、玉ねぎ、にんにく、牛肉(火鍋用薄切りロール)、赤ワイン等々購入。

バターが売ってなかったので、ルーなし版でいく。

作業風景は弊著中文ブログを御参照ください。
http://user.qzone.qq.com/327642271/blog/1327565763

このワイン、値段(66元)のわりに美味しいのと、名前がカッチョイイので好きです。

動画は作る気ないですよ~


オイスターソースとケチャップで、かなりそれっぽい味になった。

牛乳入れすぎて色合いがいまいち。

手探りで作ったにしては上出来でした。

このチンタオビール、ちょっと甘い==

あ!ニンジン入れ忘れたw

夏野菜カレー

2010-10-08 22:34:32 | 自作料理
超市(スーパーマーケット)の調味料売り場でカレー粉を見比べていたら、棚のすみに見覚えのある黄色い箱が平積みされてた。

なんだ、バーモントのルー売ってるじゃん。

ってことでさっそくナスとピーマンとトマトも買ってきて、夏野菜カレーにしました。と言っても自貢はすっかり秋めいて涼しいのですが。

先日のブタ挽き肉を早く使ってしまいたかったので、急いで作ることにしました。

タマネギを入れるか否か、少し迷ったけど、甘くない方がいいので今回は遠慮してもらいました。


1)適当に切って炒める。


僕の料理はいつも具が大きいので、当初の予定からさらに半分に切りました。

ピーマンの内側の白いスジは、食べると舌がもの凄くシビれるので、取り除く。

2)水を加えてゆでる。

欲張って入れすぎた。一人で食べるには多すぎる。スープカレーみたいになってしまった。

3)ルーを溶いて煮込む。


完成


まあまあイメージ通りの味でした。

が、やはり水が多かった。スープカレーはあまり好きではないのですが、自分で作った物は仕方ない。

思った以上にナスに味が染みてて、ビールによく合う。

ルーは辛口といっても、せいぜいメーヤウの★2つ。

日本食が恋しくなったら、また作ってみようと思います。

次は冬カレーかね。牛スジ、じゃがいも、にんじん、ブロッコリー。


P.S. 初任給でました。今月は引越しやら連休やらで、たいして働いてないのにな~

カルボナーラ作ってみた。

2010-02-21 21:07:10 | 自作料理
動画ではないです。


僕のカルボ好きは周知のこととして、過去に2回ほど失敗しています。

敗因は卵を投入後に過熱しすぎたため、煎り卵になってしまったこと。

固形チーズで強行したため、溶けきらなかったこと。


このたび、卵と牛乳が余ったので再々チャレンジしてみました。

ベーコンなんて高級な食材は手に入らないので、味が濃い目のウィンナーに代打を頼んだ。

きっと炒めればうまい。


① 麺をゆでる→ゆで上がったら湯切り。

② ウィンナーを切って炒める。塩コショウをふる。

③ ②に麺を混ぜる。

④ 別容器に卵、牛乳、粉チーズを混ぜる。

⑤ ③に投入して混ぜる。火は消しておく。

完成。




…ん?

…うん。

味がない。


カルボ液に味をつけていなかったため、「卵と牛乳に麺をつけたもの」だった。

塩コショウと例のニンニク粉をふって、なんとか食べられるものになった。

ウィンナーだけ、やたらと塩辛い。

が、卵の凝固は防げたので、そこそこクリーミィ。

チーズは香りの弱い種類だったせいか、存在感がない。


難しいもんだな~。


***

余談ですが、明日から2週間ほど旅に出ます。

…恐竜絡みです。

ポテトサラダ作ってみた

2009-05-29 18:18:22 | 自作料理
という動画を作ってみました。

見るたびにあちこち直したくなるけど、とりあえずいつまでも遊んでるわけにはいかないので、UPしてしまいます。

たぶんそのうち修正版を上げます。





う~ん、コラム幅が足りなくて動画が入りきらない。

どちらかを変えられないものかな?

ちょっと調べてみます。

夏カレー

2008-08-11 08:40:38 | 自作料理


先日、無事に長春へ戻りました。

瀋陽の学会では、古植物を専門とする各方面の方々と知り合えたほか、本渓・北票の野外観察もできて面白かったです。

彼らの学会発表はよく作り込まれたパワーポイントで、退屈しませんでした。中には論文をコピーして貼り付けただけのもありましたが。

瀋陽師範大学で働いている、恐竜を研究している若手さん達とも交流できたので、いろいろ今後に活かせればなと思っております。


@@@@@@


やっぱ夏はカレーでしょってことで、料理の好きな友達が遊びに来たので一緒に作りました。

具はオーソドックスにジャガイモ、ニンジン、タマネギ、豚肉です。

奮発して牛にしてみようかなとも迷いましたが、煮る時間が短いと硬くなりそうなので豚にしました。

粗挽きコショウ多めでスパイシーにしてみた。

カレールウは1年前に使った残りでしたが、問題はありませんでした。中国で買ったハウスバーモントカレー(辛口)。賞味期限は24ヶ月だそうです。

ハルピンビールは安い割りに味が濃く、冷やして飲むと日本のビールに近いので好きです。350ml缶が1本あたり約2元(≒32円)

冷蔵庫を買ってよかった♪


余談ですが、しばらく前からレジのビニール袋が有料になっています。外資系の大規模スーパーでも、キャンパス内の小さな雑貨屋でも。

面白いもので、有料となるとただの袋に金を払いたくないので、買い物カゴを持って行くようになりました。

ほら、俺あれだから。チームなんとか6%だから。

22時00分施錠

2008-06-16 19:45:46 | 自作料理

昨夜、研究所を出るのが夜10時を10分だけ過ぎてしまい、守衛のおじさんにものすごい勢いで怒鳴られました。

こないだチマキあげたし、前日には桃を差し入れしたばかりだったのに。効き目がないとわかった以上、もう奴には何もやらん。

クリスマスも春節も泊まってるのはご苦労なことです。50代後半くらいの強面の男性なのですが、家族いないのかな?

警備に当たるからには警察の人間なんだろうか。

でも給料もらってるなら寝るなよな~とは思う。しかも向こうから「カギは閉めたのか?」とか聞いてくる。それを確認するのもあんたの仕事だろうが。

もし泥棒が入って僕の私物が盗まれたりしても、おそらく責任なんか取ってもらえないのでしょう。 

そう思って、ノートパソコンは持ち帰るようにしています。

夜の方が静かで涼しくて、はかどるんだがなぁ。せめて11時半までいさせてほしい。

中国の社会は意外と朝型です。こういう文化の違いに翻弄されるのも、いい経験になるのだろうと諦めることにしています。

 

腹いせに、今日の日記は最近の食事の写真ばかりを貼り付けることにしました。

「食べ物ネタ多いよね」と言われて、これでも自粛していたのですが、もういい。もう知らねー。

 

その① 納豆ご飯セット

仲良くして頂いている日本語学校の校長先生から、納豆の差し入れを頂いたので、さっそく食べてみました。

納豆って朝に食べるものというイメージがあるのですが、もしかしてうちの実家だけだろうか。
あと、麦茶は夏、とか。

スーパーで長葱を買ってきて、安かったのでこれでもかと言うほど入れてやりました。

納豆には生卵も入れたかったけど、友達から「卵は必ず火を通して食べた方がいい」と聞いていたのでやめました。

唐辛子の粉も付いてたけど、なんか合わなそうなので今回は除外。

思っていたより風味がちゃんとあって美味しかったですよ。もう少し粘り気がほしかった。

 

料理その② ほうれん草のおひたし

某動画サイトで簡単そうに作っていたので、やってみました。

  
ゆで時間が長すぎて歯ごたえがなくなってしまった。意外と難しい。


浸しダレは、日本から持参しためんつゆを半分に薄めました。ラップで蓋をして冷蔵庫に一晩放置します。

ちょうど良い塩分で美味しかった。

 

その③ 卵とネギのチャーハン

 

一番オーソドックスなチャーハンですかね。ネギが大量に余ったので、なんとか消費せねばと思って作ってみました。

→→→
炒める前にご飯と具を全部ボールで混ぜておくと、意外に上手にできると聞いたのでやってみました。

不味くはないが、卵が細かすぎて入ってる気がしなくて、損した気分でした。

 

その④ ネギとウィンナーのお好み焼き

例によって例のごとく、キャベツの代わりに入れてみました。いわゆる「ネギ焼き」ってこんな感じなのかな~と想像しつつ。


ネギの歯ごたえを残したかったので大きめに切り、ウィンナーはちょっと奮発して、「薫製式」と書かれた高そうなのにしてみました。ネギの風味とよく合う。

ふくらし粉は、小麦粉カップ1に対して小さじ1/3くらいがちょうど良いようです。ふっくら焼けて美味しかった。

友達にお好み焼きソースを貸したら返ってきません…。

 

その⑤ ネギとたらこのスパゲッティー

たらこソースは既製品(頂き物)です。調理例では茹でたブロッコリーを使っていましたが、ネギで…略。


ネギは2cmくらいに切って、冷水にさらして臭みを取ります(←自分で考えたの)


別々に茹でるのは面倒くさかったので、麺が茹で上がる直前くらいにネギも投入して、一緒に湯を切りました。

実はたらこソースは頂いてからだいぶたっており、消費期限を半年ほど過ぎていましたが、若干風味が落ちた程度で、腹を壊したりはしませんでした。


お好み焼き

2008-04-18 16:52:48 | 自作料理

お食事中の方は、あとでお読みください。

 

帰国時の写真を見返してたらお好み焼きを食べたくなり、作ってみました。

レポートが煮詰まったので、気分転換もかねてね。

材料が余っても先日買った冷蔵庫に保存できるし。せっかく買ったんだから使わねばと思って、作ることを決意しました。

料理は好きですが、あまり上手ではありません。たまに思いついた時に面白半分で作るのが好きです。ンマー、趣味だな。

インターネットで調べてみると、ふっくら焼き上げるコツがいろいろ出ていました。山芋なんか長春で手に入るのかな?

まずは材料の買出し。歩いて10分ほどの市場へ行ってみるも、強力粉しか見当たらない。「餃子の皮にぴったり!」と大きくプリントされてるのが中国らしくて微笑ましい。

ネットで調べた限りでは、薄力粉で作るとのこと。たしかにケーキっぽいもんね。

日を改めてウォルマートで探そうかと断念しかけたところで、校門を出てすぐの西民主大街にわりと大きなスーパーが新しく開店していたことに気付きました。


そこの粉も大半は餃子用でしたが、うち一つに「饅頭、花巻用」という文字を発見。薄力粉とは書いてなかったけど、おそらくこれで行けるんじゃないかと冒険してみることにしました。ダメだったら餃子に転向するのも悪くないかなと。

キャベツ、豚コマ、卵、葱、エビを買い物カゴに入れていく。山芋は見当たりませんでした。中国語で何て言うのか調べずに行ってしまったので、今回はパスで。

ベーキングパウダーも入れると良いらしい。中国語では「発酵粉」。そのまんまだな。

調味料の棚を探してみると、「蘇打粉」と書かれたそれっぽいのを発見しました。たしかこれはソーダ(炭酸水素ナトリウム)の音訳語で、ベーキングパウダーの主成分だったことが頭の片隅に残っていました。購入。

やっぱ語学は生活の中で使ってこそ身に付くよね~。

材料費;計4.8元
 小麦粉200g 1.3元
 キャベツ200g 0.2元
 豚コマ100g 2.5元
 長葱0.5本 0.1元
 桜海老10g 0.1元
 卵2個 0.6元

お好み焼きソースは、おそらく中国では手に入らないだろうと、前回の帰国時に買ってきていました。


共用の台所まで廊下が約50mあり、いろいろ忘れ物して何度も往復するのが億劫なので、具を混ぜ終わってからフライパンを持って行って焼くだけにしようと寮の自室にて準備を始めました。

秤がないので粉の正確な分量がわからなかったけど、持った感じでまあだいたい200g。あとで水の量を調節してちょうど良くすればいいんだから、気にしない気にしない。

どのくらいの量の粉でどのくらいの量のお好み焼きが出来るのかを知るために、試しに作ってみるようなつもりだったから。

キャベツも持った感じで200g。それと葱を細かく刻む。

共用の台所からまな板を拝借しようとしたら、小虫がたかっていたので使う気が失せた。こんど秤と一緒に自分用のを買ってこよう。

ボールに粉とだし汁を混ぜ合わせる。案の定だし汁が少なすぎてうどん生地なみの粘度だったので、水と卵2個を追加。

意外とダマにならなかったのは助かりました。だいぶトロトロで緩すぎかな~とも思いましたが、キャベツと肉を入れてみてから調節しようということで具を全部投入。

グッチャグッチャと混ぜてみると、なんかちょうど良い感じ。以前お好み焼き屋で出された物に似ているような気がしてきました。

むしろキャベツが多すぎて、キャベツがメインでそれをつなぎ合わせてるのが小麦粉といった状態になりました。

どこかのページで「それが本場のお好み焼き」みたいに書かれていたので、これで焼いてみようと決意する。

バラバラの焼きキャベツの周りに焼き生地がこびり付いてるような物が出来上がりそうな不安もよぎりましたが。


ガスコンロに火をかけると、逃げていくゴキちゃんが数匹。ちゃんと掃除してるのかな~? 一見した所ではテーブルや床はキレイになってるみたいだけど。

中国のゴキブリは日本のより小さくて、動きも遅いのでさほど驚きません。大きめのアリみたいな感じ。日本のがあんなに進化してしまったのは、殺虫剤開発の弊害らしいですね。

フライパンに油を熱し、1回で全部焼くには多すぎるだろうから、混ぜ合わせた具を半分くらい入れてみる。

ネットで読んだとおり、厚さが1cmくらいになるように広げてみたら、直径が20cmほどになってしまった。大きすぎるか?

3分ほどで端の方から生地に火が通って乾いてきたので、裏返す。フライパンの縁を滑らすように放り投げたら、思いのほかスムーズにひっくり返せて驚きました。楽しいねぇ。

5分ほど焼き、豚肉と生地に火が通ったらもう一度返して1分。だそうです。

とりあえず一枚完成。味見をしてみると、ちゃんと中まで火が通っている。塩分を控えすぎたか、生地に味がない。実家の味付けは薄味なのです。

2枚目は大きすぎて裏返すのを失敗しました。まあ1回目の成功で満足したし、食べられればいいから。


初めてにしては上出来か。キャベツをもう少し細かくした方が食べやすいし、お好み焼きらしくなるかも。切ってるうちに面倒くさくなってきて、「いいか、大きくても」という気になってしまうのです。

中と大が1枚ずつ焼けて、かなりお腹一杯になりました。次はチーズとか野菜を入れてみるかね。一人じゃ寂しいから友達も呼んでご馳走しよう。

冷たいビールが飲めるのも冷蔵庫のおかげだ。買ってよかった。と思うようにしよう。


カレー

2007-05-13 17:35:51 | 自作料理

いつか作ろう作ろうと思っていて、なぜか踏ん切りがつかず、今日になってしまいました。

今回はインターネットを参照せず、自分の作りたいように作ってみました。例によって肉が固い。煮ると柔らかくなる肉ってどこでしょう?

何はともあれ久しぶりに日本っぽい味のものを食べました。次はそうめんか冷麦にしようかなと思っています。


<材料>
 ジャガイモ1個 1元(≒15円)
 ニンジン1本 0.7元(≒10円)
 タマネギ0.5個 1.6元(≒24円)
 豚肉 250g 3.5元(≒52円)
 ニンニク3片 0.1元(≒1.5円)
 カレー粉60g 3元(≒45円)


<作り方>

①野菜の皮をむき、一口大に切る。ジャガイモの皮が薄くて柔らかくてむきやすかった。新じゃがというやつかな?

②ニンニクと塩コショウで豚肉を炒める。カレー用の肉はどの部位かわからなかったので、美味しそうだった角切り五花肉(バラ肉?)にしてみた。

③水を加えてひと煮立ちさせる。

④切った野菜を入れる。順番とかはわからないので、一気に投入。鍋が小さすぎて野菜が入りきらなかった。ジャガイモは1個でよかったのか。

⑤野菜が煮えたら火を消して、味見しつつカレー粉を入れる。

⑥とろみが付くまで弱火で煮込む。

布丁

2007-04-16 10:33:51 | 自作料理


ブーディンと読みます。プリンのことです。

中国語の方がプディングという原語に近い発音かも。もともとは甘くなくて、肉などの具を入れた船乗りの保存食だったそうです。


材料(4個分)
 牛乳500ml 2.6元
 卵4個   1.7元
 砂糖大さじ5
 ハチミツ少々

<作り方>

① 砂糖大さじ3に水200mlを加え、煮詰めてカラメルを作り、容器に注ぐ。
  どの程度まで煮詰めるか計りかねた。今回は常温で固まるくらいまで。
  プリン容器が無かったので、磁器のコップと茶碗、ステンレスのコップにて。
  (30分経過)

② 卵4個に砂糖大さじ2を加え、泡立てないように混ぜる。
  バニラエッセンスを数滴加える。(手に入らなかったので、代わりにハチミツを入れてみた)

③ 牛乳500mlを温める。風味が飛んでしまうので、沸騰させない。

④ ②と③を混ぜ合わせ(泡立てない)、裏濾しして灰汁を取り除く。
  濾す道具が無かったので、割愛。
  (1時間経過)

⑤ ④を容器に注ぎ、アルミホイルで蓋してオーブンで30分(80℃)蒸す。
  オーブンも電子レンジも蒸籠も無いので、炊飯器で代用。
  容器の半分くらいの高さまで水を張った。
  水が沸騰した状態で5分間、あとは保温で25分間放置。
  (合計1時間半で完成)

15分蒸してから開けてみて、ちゃんと固まってた時はちょっと感動でした。
でも皿にあける時に側面が崩れてしまった。容器に油を塗っておけばよかった。

皿にあけてみたらカラメルが溶けてしまっていましたが、プリン本体に絡みやすくて食べやすかった。
カラメルが甘すぎるくらいでしたが、本体の甘みが足りなかったので、ちょうどよかった。

卵白が混じると食感が良くないので、黄身だけの方がいいかも。

1個食べたら血糖値は十分上がってしまったようで、夕飯を食べられませんでした。

ハチミツ入りのと無しのを作ったのですが、入りのはカラメルと一緒だと甘すぎる。試食してたらクラクラしてきました。無糖の紅茶がほしくなる。

焼き茄子

2007-01-03 09:49:26 | 自作料理


茄子 2本 0.8元
尖椒 2本 0.4元
ニンニク 2片 0.04元

ナスは日本のより長くて細いです。中国の東北地方は他の地域に比べてなんでも大きいらしいです。野菜も、人間の体格も。

尖椒は、香りと歯ごたえはピーマンに似てるけど、舌が痺れるような刺激のある野菜です。

<作り方>
参照 http://www.careyouself.com/html/food/2006/0923/1426.html

①ナスを洗って切り目を入れ、一口大に切る。変色を防ぐため、水に浸けておく。

②尖椒を洗ってタネとスジを取り、一口大に切る。このスジが刺激成分を含んでいて、取り除いていると手がヒリヒリしてきます。取らずに食べちゃう人もいます。

③ニンニクを3mm幅くらいの輪切りにする。
ナスと尖椒を炒め終わるまで入ってても焦げないくらいの厚さ。

④熱した油でニンニクを軽く炒め、よく水を切ったナスを入れる。
熱した油でさっと揚げることを「爆(バオ)」といいます。烤、烧、炖、炒など、火を使った調理法を表す動詞がたくさんあります。

⑤ナスの周囲がやわらかくなったら、油を足して尖椒を入れる。
ナスはよく油を吸う。具が2種類以上あると、どのタイミングで、どういう順序で入れたらいいのかよくわかりません。今回は、ナスにちゃんと火が通っていたし、尖椒の歯ごたえも残っていてちょうど良かった。

⑥尖椒がしんなりしたら醤油と胡椒と香辣酱で味付けして出来上がり。
ナスと醤油がよく合う。

炊き込みご飯

2006-12-31 09:15:41 | 自作料理


昼食で余ったおかず(豚肉・ニンジン・ピーマンの炒め物と、干豆腐とピーマンの炒め物)を持って帰って来て、研いだ米と一緒に炊きました。

お持ち帰りは中国語で「打包(ダァバオ)」と言います。必ずやるわけではないけど、とてもいい習慣だと思います。

アフリカではたくさん餓死してるというのに、中国人は食べ物を残し過ぎなんですよ。それは日本人も同じか。


中学校の家庭科の調理実習で炊き込みご飯を作ったときに、具を米と一緒に炊いたのを思い出しました。

夕食の時間までにはおかずが冷めていて、冷たい物を食べたくなかったというのも理由の一つです。

味付けを忘れたので、若干薄味ですが、関谷家の味付けは基本的に世間より薄いので、さほど気になりませんでした。

窓の外(-10℃)に一晩放置して忘れていた缶ビールは、凍っていました。

豆角炖排骨

2006-12-25 11:09:08 | 自作料理

スペアリブとインゲンの煮込み

醤油ベースのスープが素朴でうまい。どこかで食べたことのあるような味になってしまったのだけど、どこで食べたのか思い出せない。

●材料(二人前)
排骨(スペアリブ) 350g 10元
豆角(インゲン豆) 200g 2.3元
土豆(ジャガイモ) 2個 0.8元

<作り方>
参照 http://eat.515see.com/meishi/dongbei/200610/life_20061018122510_53131.html

①ジャガイモの皮をむき、一口大に切って水に浸しておく
むかし、何かの料理番組で、切ったジャガイモを水に浸けていたような気がするので、そうしてみました。どんな意味があるのかはわかりません。

②インゲンを洗って一口大に切る。
見慣れた細いのは売ってなくて、ソラマメかと思うような幅広のだったのですが、ラベルには「豆角」と書いてあるので、これで大丈夫でしょう。
料理開始からすでに空腹だったので、煮込む時間を短縮するため、ジャガイモゆで始めました。

③排骨は血を洗っておく。

④生姜1片とニンニク1個を刻む。
何となく生姜とニンニクを炒めてみたかったので、あえて例の粉は使いませんでした。

⑤まずインゲンを炒め、火が通ったらフライパンから取り出す。
参照ページでは味付けのことは書いてなかったけど、塩コショウくらいふった方がいいかなと思い、軽く味付けしました。

⑤鍋に生姜とニンニクを炒め、排骨を炒める。醤油と砂糖で味付けする。
これだけでも十分美味しそう。煮込まないで、そのまま食べたい。でも中まで火が通ってるかが心配だったので、やめました。
このあたりで、ジャガイモは煮えていました。

⑥インゲンと排骨を深鍋に入れ、お湯を足す。強火で沸騰させ、塩で味付けしてからフタをして弱火で煮込む。
分量のことを考えておらず、小さめの手鍋しかなかったので、インゲンと肉だけで八分目くらいにまで達してしまいました。ジャガイモを入れるスペースあるかな?

⑦15分ほど煮込み、インゲンがしんなりしたらジャガイモを入れ、続けて一緒に煮込む。
参照ページでは40分煮込むとか書いてあったけど、既に開始から1時間たっており、空腹もピークだったので、15分しか待てませんでした。

⑧ジャガイモが煮えたら、味の素とネギを加えて完成。
味の素って、最初に入れた方が味がしみ込んでいいんじゃないのかな?


スペアリブは、中まで味がしみてて美味しかった。でも脂身の少ない所は肉が固かった。煮込みすぎたのかな?もしくはもっと煮込めば軟らかくなるのか?

肉には、骨からはがれやすい方向があるようです。これを間違えると、食べにくい上にたくさん残ってしまい、もったいない。脂肪の付き方や筋原繊維の走る方向と関係があるのでしょうか。解剖学をしっかりやっておけばよかった。

ジャガイモはやや煮えすぎで、煮崩れてしまいました。でも先に茹でてなかったら固いままだったでしょう。あるいは肉とインゲンを鍋に移したときに一緒に入れちゃうとか?

窓の外(-5℃)に放置しておいた缶ビールで、独りで乾杯。こないだの手羽の方が、クリスマスらしい料理だったかも。

総調理時間;1時間45分。ジャガイモの皮むきで手間取った。

85点。


次は焼きナスを作ろうかなと考えています。

紅焼鶏翅

2006-12-22 21:56:52 | 自作料理

手羽先の醤油煮込み

思ってたより上手に出来た。中まで火が通ってて柔らかく、肉が簡単に骨からはがれるので食べやすい。

<作り方>
参照 http://news.xinhuanet.com/food/2004-11/22/content_2237805.htm

①手羽をさっと湯通しする。
しなくても同じかなと思い、4個のうち2個だけしてみた。湯通ししない方が、いくらか味がしみ込んでた気がする。

②万能ネギを5mm幅くらいに斜めに刻む。
葉っぱの先っちょの方はヨレヨレだから捨ててもいいと思うんだけど、根元に近付くにつれて、どこまで捨ててよいものやら困った。貧乏性でたくさん残して、あとで美味しくなかったら嫌だし、「え~、そんなに捨てるの?」と言われるほど捨ててたらもったいないし。

③油を熱し、砂糖を入れる。
油の温度が高すぎて、砂糖が溶けずに固まって焦げ始めた。油を熱する前に砂糖を入れた方がよかったのかも。

④砂糖の泡が消えて黄金色になったら手羽を入れる。
油が多すぎて天プラみたいな音がしたのには、我ながら思わず笑ってしまった。

⑤調味料を入れる。
ちなみに参照ページでは調味料は次の手順の後。僕は間違えて先に入れちゃった。
例の姜葱蒜粉と、五味粉(八角・山椒など)、醤油、塩。八角がすごくいい香り。

⑥ひっくり返しながら炒めて、手羽が黄金色になったら、手羽が浸るくらいまでお湯を入れる。
お湯を入れるタイミングがよくわからなかった。これ以上炒めたら焦げるかな、というくらいで入れてみました。油が多すぎると思ったので、お湯を入れる前に半分取り除きました。

⑦中火で煮込んで、煮汁が少なくなったら強火で一気に水分を飛ばす。
これも、どの程度まで煮汁が少なくなったら強火にしてよいものやら、強火にしても、どの程度まで水分を飛ばしたらいいのやら、わからなかった。


砂糖が焦げ始めたときはどうなることかと心配だったけど、出来上がりはかなり美味かったので、ホッとしています。

ただ、皮にパリパリ感がなかったのと、味が奥までしみ込まなかったのが残念。

87点。(←100点だったら究極のメニュー入り)


鶏手羽4個  4.8元
万能ネギ3本 0.2元