Sekky's FLOG

福井県立恐竜博物館で研究職員をしている関谷と申します。
仕事の内容はあまり書けませんが、コメントを頂けると嬉しいです。

担々麺(もどき)作ってみた

2010-10-02 21:42:20 | 中国料理
引っ越しもだいぶ片付いて、台所をあらかた掃除したら、料理をしたくなってきました。

(というか夕飯だけのために外食して、また7階まで昇ってくる気にならない)

1) 豚ひき肉をごま油で炒めて、ネギと豆板醤を加え、仕上げに山椒油を少々。
2) ゆでた麺にのっける。
完成。

まぁまぁ本場っぽくスパイシーだったが、なんとなく何か足りない。

というかいつも「料理すること」が目的の8割なので、作るのに頭がいっぱいで味を見る余裕がない。


山椒の香りは強すぎた。小さじ1杯で良さそうだ。

豆板醤を入れると、とたんに四川っぽい味になる。

ごま油は初めて使いましたが、いろんな素材に合いそうです。次は鶏肉、ピーマン、茄子、豆腐あたりで試してみよう。

担々麺ブーム

2010-09-16 22:06:37 | 中国料理
到来。

汁なしがいい。(汁ありはただの激辛肉うどん)
細めんが好きです。箸でつかみやすいから。


自貢のホテルの近くの小食堂にて。4元(≒50円)
屋台っていうか、ほっ建て小屋に近い。
衛生面が少し心配だけど、さっぱりした辛さでイイネ


麺が少なめで物足りなかったので、ご飯も頼んでしまった。
炭水化物をおかずに炭水化物。至福。



自貢市役所の近くの食堂にて。5元(≒62.5円)
スープは塩気なし。たぶんゆで汁?


下に激辛醤がかくれている。
汗と涙と鼻水が止まらなかった。



埼玉の実家の近くの担々麺屋(老坊坦々麺)にて
「成都担々麺」850円

こうして見るとかなりアレンジされてるが、味はかなり近い。
でも何かが足りない、というか日本らしい、丁寧に整えられた味。

中国の担々麺は荒削りというか野性的というか、小細工のない感じなのです。
どっちもうまいよ。


半ライスと餃子もつけてしまった。
炭水化物と炭水化物と炭水……究極のメニューに追加しよう。

ごはんサンド

2010-05-21 20:53:17 | 中国料理
杭州の小ネタもうひとつ。



コンビニに1つだけ売れ残っていて、斬新さに心を奪われて買ってしまいました。

具は卵とハム…だったのかなぁ?

じつはお昼に食べようとリュックに入れたまま一週間忘れていて、カビたので捨てました。


**今日の長春**

暑かった。昼間は30℃近くまで上がったんじゃないかな。太陽が真上にあった。

予報では明日も晴れるらしい。外の方が暖かいと、出かけたくなるね。

あ、落款作りに行こうかな。
こんなやつ↓


周りを四角く囲った方がかっこいいかな

惣菜パン

2010-05-20 20:00:58 | 中国料理
また食べ物の話ですみません。たまにはこんなんでもいいかな?

しばらく億劫で筆が止まっていましたが、撮ったままPCに移してなかったデジカメ写真を見返してたら、またいろいろ書きたくなってきたのです。

明後日あたりでネタ切れなので、またペースが落ちると思います。


写真のパンは、浙江省に出かけたとき、うまそうだったのでデパ地下のパン屋で買ってみました。

正確には翌日早朝の飛行機で帰るんだったので、ホテルの朝食に間に合わないから調達したのでした。


値段は1個10元(≒150円)くらいだったかなぁ。

パン生地はふっくらしてて、具にもしっかり味がついてて美味しかった。

さっすが杭州は進んどるぜよ~。トカイぜよ~!

レトルトカレー

2010-05-19 22:24:18 | 中国料理

僕のカレー好きは周知の事かと存じますが、中国ではそんなにメジャーじゃないみたいです。

大きめのスーパーに行くと、中国産レトルトカレーが何種類か売っています。

辛すぎるのは不評なのか、甘口と中辛しかない。

僕は頭がクラクラするくらい辛いのが好きなのですが、この際、中辛でも大目に見てあげよう。

1パック7元(≒100円)は僕の普段の食費からすると、ちょっと贅沢しちゃおうかなという程度です。


辛さはメーヤウの★3つにも足りないが、日本のカレーに似た味で、懐かしかった。

香りは割りと効いてて、まあまあスパイシーでよろしい。

ビールもいいけど、やっぱカレーには水だよね。


ところで同じスーパーの輸入物コーナーに、インド産レトルトカレー(70元)っていうのがあって、食べてみたい衝動に駆られます。

口頭試問に通ったら、自分へのご褒美に買ってあげようかなと思っています。

担々麺

2010-05-18 17:30:20 | 中国料理
注文する時は四川風に「ダンダン↓ミェン↑」と叫びましょう。

例の炒飯屋で、4元(≒60円)。

スープが無い分あっさりしてるのと、ピリ辛の肉そぼろが麺によく合う。

根拠はないけど夏っぽい感じがする料理です。


この店の麺は若干ゆで過ぎで歯ごたえが無い。

前にいた人たちは、こんなことなかったのにな~。

今年の春節後に新しく来た人たちで、ご飯の炊きミスも多い。

トマトを切ってから時間がたっていることが多く、ちょっと危なげな時もある。

包子の味は前と変わらんな。


偶然、竜馬伝を見てる時にこれを食べてたことが続いたので、今では竜馬伝を見ると担々麺が食べたくなります。

同様に、篤姫の時はトマ卵チャーハンが食べたくなります。


お察しの通り、食い物ネタがあと数日続きます。


~追記~

タイトル修正しました。
 ×坦
 ○担

牛肉炒飯トマト入り【夢の共演】

2010-05-17 16:11:51 | 中国料理
例のチャーハン屋(正確には麺類や丼物も扱ってるので、チャーハン専門店ではない)で、「牛腩柿子盖饭」という牛肉とトマトの丼ものをみつけ、それの炒飯版を作ってくれないかと聞いたら、「だったら牛肉炒飯にトマトを足してやるよ」と作ってくれたものが、こちら。

醤油漬けの牛肉と、卵の甘みと、トマトの酸味が織り成す絶妙なはーもにー。油少なめでお願いしました。

トマ卵炒飯も好きで、牛肉炒飯も好きで、二つ合わさったらステキだな~と常々思っていたところ、ついに夢の共演ですよ、これ。

値段は普通の牛肉炒飯と同じ5元(≒75円)で作ってくれた。

その後も何度か注文したので、僕が牛肉炒飯を頼むとこれが出てくるようになりました。


中国で食べたもののうち、何が一番美味しかったかと聞かれたら、牛肉炒飯とトマ卵炒飯で迷う日々だったのですが、第三の候補が生まれてしまった。

トマ卵丼も捨てがたいが、初めて食べた時の感動が薄れ、徐々に炒飯に心が移りつつあります。

やはり「中華料理は炒飯に始まり、炒飯に終わる」という格言の通りだね。

誰が言っていたかなんていう曖昧で些細なことは、もはやどうでもいいのです。

巻餅

2010-05-16 13:13:34 | 中国料理
Juanbing(ジュエンビン)と読みます。

いわゆるファーストフードですが、昼食としても十分な食べごたえがあります。

「饼」は日本のモチではなく、小麦粉を水で溶いて焼いた料理の総称です。

レストランで食事すると、肉入りで厚めに焼いたものを最後の主食に頼んだりします。


寮の向かいの半地下食堂にて、4元(≒60円)。

2元版、3元版もあって、安い分だけ具が少なくなります。

具は白菜、キュウリ、海藻など野菜が多めで、薄焼き卵とソーセージの薄切りも入っています。

香菜と生ネギが大量に入ってるので、デートの前にはオススメしません。


3年くらい前の吸殻混入事件以来、この地下食堂には久しく行く気がしませんでしたが、バイトのおばちゃんが目の前で作ってくれるので、この辺りからリハビリを始めてみようかと。

ケーキ

2008-07-03 09:44:58 | 中国料理


酒を飲むようになってからか、子どもの頃ほどには甘いものに惹かれなくなりました。でも別に嫌いというわけではありません。

だから我慢しているというほどではなく、太りたくないので自分用に甘いものを買うようなことは久しくありませんでした。

昨日、以前貸し本屋だった所をたまたま通りがかったら、小さなケーキ屋に変わっていました。

中国の菓子事情がどんなものかを知るために、ただそれだけの理由でケーキを一つ買ってみました。

べっ、べべ別に誕生日を忘れられてたからなんかじゃなくて、中国の異文化理解のためなんだからね!勘違いしないでよね!


スポンジはまあまあ普通に弾力があり、パサパサ感はない。

クリームは注文を受けてから混ぜて作る。バターが多いのか、ちょっとベタついている。

緑と赤の着色料が毒々しい。


地球の公転周期を一区切りと考えるのは生活のリズムとして理解できることであり、無事にまたこの一年を過ごせたというのは喜ばしいことなのでしょう。

でもアフリカみたいに飢え死に寸前てわけでもないし、中東のようにいつテロに巻き込まれるかわからないというわけでもない。

ただただ日々を安穏と過ごしているだけで、なんだか生きていられることにありがたみを感じられない今日この頃です。


そうだ雲南いこう

包子と夏休み

2007-07-01 11:35:47 | 中国料理


最近、バオズを好んで食べています。これならいくらか油が少なめだろうと。
あちこちの店で買ったりしていますが、値段と味とボリュームがまちまちで面白い。

写真のは学食で3元。大仰な蒸篭に乗って現れた。十分お腹いっぱいになるけど、味が単調で飽きる。ラージャオでもファンしてもらおうかね。


大学のホームページを確認したら、研究生は7月23日から夏休みだという通知が出ていました。6月22日に。

1っヶ月前かよ。

おそらく6月21日あたりにお偉いさんが会議を開いて決めたのでしょう。

そういう習慣だから仕方ない。だんだん変わるのを待つしかない。僕の在籍中に年間予定表というものを見られるのだろうか。


7月23日から福井の発掘に行こうと思っていたのですが、予定表を変更してもらわなければなりません。

あるいはSG先生に事情を話せば15日の便で帰れるかもしれません。

7月20日の名古屋展オープンに通訳として出席するためというのはどうだろう。

早く航空券取らないと席が埋まっちゃうかもしれないし。


なんだかんだでバタバタしていて、結局ゼミもやれていません。

話が立ち消えにならないよう、踏ん張らなければなりません。

米線と雪

2006-11-14 21:51:46 | 中国料理


过桥米线 5元(≒75円)

米の粉を使って作った麺だそうです。小麦の麺とは違う香りと弾力があって美味しい。

土瓶みたいな容器でスープが冷めにくいので、寒い日にはありがたいです。野菜が多くて体に良さそう。でも麺がやや少ない。

写真左の黄色い細いのは干豆腐(大豆から作った麺みたいの)で、右の方の白っぽい固まりはエビ団子です。下の方に薄い肉とウズラ卵が沈んでいました。


米线(ミーシエン)は雲南省に由来のある料理だそうで、長春市内で最近増えてきたような気がします。別の店では、店員が彙族の民族衣装に似た模様のエプロンをしていました。

そういえば夏に雲南省へ行ってたとき、朝食に米の麺を食べました。あっちの方が具は少なかったけど、スープは美味しかった。

この店のご主人は朝鮮族です。久しぶりに行ったら店の名前が変わっていたのでつぶれたのかと思ったら店員は同じで、僕のことをおぼえてくれていました。

以前は普通の飲食店だったけど、雲南料理も始めたということかな。以前のメニューも一部残っています。


今日の午後、少しだけ小雪がちらつきました。いよいよ来たか。日陰の氷は昼でも融けません。

寮の部屋のスチームはほんのり暖かい程度で、窓の辺りからのすきま風の方が勝っています。

隣のネパール人に聞いたら、彼らの部屋のも冷たいままだそうです。

事務室に頼んでも「後で見てみる」ばかりで、あてになりそうもありません。

ベッドには毛布もないので、受付で要求しました。中国語で毛毯(マオタン)と言います。おかげで一つ単語を覚えました。こんなんばっか。

包子と餅

2006-09-25 09:30:26 | 中国料理


食べかけですみません。今朝の朝食です。各0.5元(=約7.5円)。
あと肉まんをもう1つ食べ、牛乳をカップ1杯飲みました。
牛乳は安売りで0.8元だったので、合計2.3元(=約35円)


包子(バオズ)は具が多くて皮が柔らかくて美味しいです。しかも安い。

でもお盆に帰国したときに、池袋駅前の街角にあった肉まん屋のの方が美味しかった。
値段は20倍。

餅は「ビン」と読み、ご覧の通り日本のおもちとは違って、小麦粉を原料とした皮で具を包んで
揚げた料理の総称です。

これは「韭菜合子」といい、中身はニラ卵です。味は良いけど、ちょっと油っこすぎる。

運が良ければ出来たてアツアツですが、悪ければ時間がたって冷え冷えです。


今日の長春は久しぶりに曇りで、やや風もあるので半袖では肌寒く感じます。
予報を見るかぎりでは、天気はゆっくり下り坂のようです。

饅頭朝食

2006-08-05 01:33:43 | 中国料理


食べ物のことぐらいしか書くネタがないので、ご了承ください。今日の朝食です。

左の、袋に入ってるのは豆乳です。袋を立てて、上からストローを刺して飲みます。袋が倒れないように常に支えていなければならないので、必ず片手がふさがります。砂糖は入っていません。かなり熱めに暖めてあります。

中国人は、日本人よりも豆乳を多く飲むような気がします。ホテルの朝食バイキングにはたいてい牛乳と豆乳の両方があるし、屋台街や市場でも500ml入りのを1元で売っています。

3個の白いカタマリは馒头(マントウ)といいます。中には何も入ってなくて、まんじゅうの外側とほぼ同じ食感です。僕の知人でこれが好きだと言ってる人は、みんなお爺さんです。

包装された茶色い丸いのは例によって醤油漬けゆで卵。長春では、お茶に漬けたもの(茶蛋Chadan)をよく食べました。色がほとんど同じなので紛らわしいです。

その横は蕗のような何かの茎の漬物。かなり塩辛いです。唐辛子は入ってないので、ザーサイとは違うのかもしれません。四川省に近いのに。

箸は、中国では縦に置くのが普通みたいです。丸いテーブルで食べてると、向かいの人を指してるみたいで、なんだか落ち着きません。


偉い教授が来るからと、仕事部屋と寝室を引っ越しさせられたのに、いっこうに使っている様子がありません。やれやれ。

2006-08-03 19:25:53 | 中国料理


昨日の朝食です。

「面条(ミエンティアオ)」といいます。細めで平たい小麦麺で、かん水を使ってないので、そうめんに近いような食感です。中国に来る前は、中国人ていつもラーメンを食べてるイメージがありましたが、間違いだったようです。

調味料は、左から黒酢、醤油、ごま油。お好みで麺に味付けして食べます。

右のは卵とトマトのスープで、これだけで飲んでもいいし、麺にかけてもいいです。朝食に降りてくる時間が人によって多少ずれるので、麺が伸びないようにとの配慮だと思われます。


ここ数日は、夕立が以前より弱くなりました。降らない日も2日おきくらいであります。長春に戻る前にもう一度野外調査に行っておきたいので、ありがたいことです。

風も乾いてきていて、一息ついて夜風にあたってる時などは埼玉の秋みたいな感じです。


寮の部屋の窓辺に放置してきた、藻が発生したペットボトルをふと思い出しました。帰ったらどうなっているか楽しみです。

朝食3

2006-07-31 23:58:35 | 中国料理


今日の朝食です。

丸いのはスポンジケーキみたいで甘く、日本で売ってるのと大差ないです。小さなナッツみたいなのが入っています。一応たぶんこれが主食。

手前の茶色いのはゆで卵の醤油漬け。見た目ほどしょっぱくないですが、甘いスポンジケーキとの愛称は最悪ですね。殻はむきやすい。

牛乳は、常温で7ヶ月保存できると書いてあり、どんな殺菌処理をしてるのかが気になります。これは今年の4月11日製造のものでした。作ってからすでに3ヶ月たっている割には、普通の味でした。

以前の食堂のお姉さんはこのようなメニューを出したことはなかったので、家庭によってだいぶ違うのかもしれません。この量だと8時の朝食の後、10時半くらいにはお腹が鳴りだします。

朝食のレパートリーとしては、あとお粥と麺くらいなので、たいして面白くないですが追い追い紹介できればと思っております。


偉い先生が来るとかで引越しを余儀なくされ、ネットに自由につなげなくなりました。夜中に董先生の仕事部屋にお邪魔して執筆しております。