先日行われた清正公祭り、参加してくださったかたから後日質問が。
「あの衣、素敵ですね、特別のものなんですか?色が変わってとってもきれい。」
どうやら導師である私の衣に興味をもたれたようです。
法要の祈祷でもなく読経でもなく、「そこですか。」
こちらとしては予想外の反応にちょっとおどろきです。
人それぞれ感銘のあり方は様々のようです。
ご指摘のこの衣特別なものではなく夏用の衣の一種です。
俗に玉虫とか蝉とか呼んでいるものです。
この衣は青のような緑のような角度によって色が変わってみえます。しかも地模様がうっすら透けてみえるところも女性陣にはおしゃれに見えるポイントなのかもしれません。
素材は麻でしょうか軽く着ている方も涼しく、見ている方も涼しげに見えます。
いと涼しの衣です。