「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

「三田市長選挙に、やはり維新は要らなかった」

2011年07月26日 | 日記


無風と思われた市長選挙が公示直前に「三田維新の会」の高木氏が立候補した。突然の対抗馬出現は桶狭間の織田信長の奇襲戦法に似ている。高木陣営は出馬までの間に周到な戦術を練り、時期を図って出馬表明したと思われる。それに比べ準備不足の竹内陣営は虚をつかれ右往左往しているうちに選挙戦の幕が開けた。戦術は今までの選挙戦と変わらず県議や市議が頼みの綱のようだ。一方、高木陣営のパフオーマンスは見事なもので選挙カーはシスルーでアナウンスする姿が見える、中には妙齢なウグイス嬢がNHKアナウンサーなみで語りかけてくる、まるで動くスタジオだ車のナンバーは「湘南」であったと言う。もう一台は「三田維新の会」の看板をつけスピーカーは4台だ、国会議員選挙に政党が使うような街宣車が大音響とともに三田市域をくまなく走り回るのである。竹内陣営の選挙カーは1台で、同時に行われている市議補選の選挙カーと変わらない。
大きな違いがあるのは、選挙事務所だ、竹内陣営に比べ高木陣営には殆ど人影が見当たらない応援も三田市域からの人たちだ、友人と称してこられた有名人の講演会は閑古鳥が泣く程低調であった。
やがて激しかった選挙戦も終り、24日投票日 竹内英明候補の当確が発表されたのは午後11時ごろであった。

○竹内ひであき候補 21、691票 ○高木伸明候補 7900票と竹内候補圧勝に終わった。市民の選択は竹内市長の今までの実績を高く評価した、パフオーマンスに惑わされることなく 竹内候補の「豊かな経験と確かな実績」に今後の4年間の三田の舵取りを託したのである。実現不可能なマニフエストを掲げる高木氏に冷静な市民はNOの判断を下した。ただ残念のが投票率が過去最低とのことだ、誰がやっても同じと政治を諦めていけない、我々のすべての暮らしに政治が生きているのだ。

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