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自民、公明両党は28日、田中防衛相に対する問責決議案の参院提出を検討することで一致した。
国会答弁などの迷走ぶりを踏まえ、閣僚としての資質が著しく不足していると判断したためだ。ただ、提出時期については、両党内でも意見が分かれている。
自公両党の幹事長、国会対策委員長らは28日、都内のホテルで会談し、田中氏への問責決議案について、提出時期を含めて検討していくことで合意した。会談では自民党の石原幹事長が、「田中氏の迷走は目に余る」と批判し、公明党側も「問責に値する」と同調した。
田中氏は国会で言い間違いや事実誤認の答弁を繰り返しており、その都度、審議が中断している。北朝鮮が「人工衛星」と称して長距離弾道ミサイルの発射を予告したこともあり、26日の参院予算委員会では、自民党の佐藤正久参院議員が「危機管理の面からも、田中氏に任せるわけにはいかない」と指摘した。
(2012年3月29日16時53分 読売新聞)