「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

「勉強しなくなった、子供たち」

2011年02月15日 | 日記
 
○写真は通常国会開催中の国会議事堂

10年前の「日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日」ベンジャミン・フルフオード著 を読み返しながら今の教育について改めて思う。ベンジャミン氏は1961年カナダ生まれで、米紙の東京特派員を経て現在フリーのジャーナリストである。日本が近いうちカナダと同様に財政破綻すると予言していた。その一章に「ゆとり教育が日本を滅ぼす」と記している。「ゆとり教育」とは まさに国家による愚民政策である。国民から知識と向上心を奪い、国家の政策を判断することすら、できなくさせようとしているのだ。これまで有能な労働力で支えられてきた日本企業はたちまち人材不足となり、競争力を失ってしまうだろうと断言している。「ゆとり教育」は小・中学は1980年から2010年度まで、高校は1982年から2014年度まで施行される教育である。ことのおこりは日教組が提案し、第二次中曽根内閣主導のもとでできたのである。
提案者はミスター日教組と言われた槙枝元文氏である。彼は北朝鮮の金日成を敬愛し最も尊敬すると発言し、北朝鮮からは国際親善賞第1級の勲章を授与されている。 その槙枝氏がこともあろうに臨時教育審議会の  一員として「ゆとり教育」の推進をリードしてきたのである。「ゆとり教育」による学力低下が社会問題となり、2008年、ようやく安倍内閣よって「ゆとり教育」の見直しが行われた。なぜ、あの中曽根さんが日教組と手を組んだのか定かではないが、自民党と日教組との八百長であると想像がつく、一方 日教組は民主党を支える最大組織のひとつだ。この2大政党によって「日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日」がくるとは誰が想像しただろうか?地下資源の乏しい日本が現在あるのは明治以来教育振興に力を傾注してきた結果だ。それを忘れた民主党や自民党に、日本の国の教育を任せてはおけないと思うのだが・・・・


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