夜長姫と耳男

忌野清志郎を愛し、路上生活者支援NPO・TENOHASIの事務局長Sの日記

高架下撤去問題

2006年06月19日 | Weblog
 体は疲れているのに、6時には目が覚めてしまう。いろいろやりたいことが多い。
 でも、パソコンの前に座ると頭が回らず、また寝てしまう。ちょっと横になっただけですぐ爆睡してしまったから、いかに疲れているかがわかろうというものだ。
 2時頃に起きて、代表に電話して「手伝うことある?」と聞いたら、じゃあぜひ、となったので、本当は眠たかったのだが、3時からの池袋東口高架下撤去問題の法律家と住民の話し合いに、応援で参加することにした。法律家を招いているのに遅刻したら大変とダッシュでハンズ前についたのが2時2分過ぎ。でも他にメンバー3人が先に来ていてよかった。
 退去を迫られている高架下の住民十数名と、法律家は一人。この人が全く当事者みたいな格好でびっくりなのだが・・・
 経過を記すと・・・
 5月25日に、警察、区役所、公団が回ってきて警告書を貼り付けいった。
 6月15日には、特別清掃をするから7月14日までに荷物を撤去せよという新たな張り紙がでいていた。
 住民の話では・・・毎年1回くらい特別清掃というのはある。しかし、去年の12月20日頃にドンキの前が強制排除撤去になった。そのときは10月、11月と警告があって、12月の警告のあとに強制撤去。そのあとには戻れないようにフェンスを張られ、土砂やコンクリートを盛られた。いったんは戻った人もいたが、再び追い出された。
 今回も同様に、追い出されて、戻ってこれないようにフェンスを晴れる可能性が高い。ただし、全域ではなく一部という噂が流れている。
 法律家は・・・
 そこに住み続ける権利は主張できない。でも、誰でも人間らしい生活する権利があり、今住んでいる人を代替策なしで放り出すのは違法。法律上の手続きを踏めという質問書をこれから法律家の名前で出す。誰でも、こんな所に住み着いたのには事情があったのでしょう。ここに住まなくてよくなるのならばそれに越したことはない。色々出来ることはあるが、それにはその話をしてくれるのが条件。借金にしても生活保護にしても、相談には乗れる・・・
 ということで、高架下を渡って、サンシャインの入り口前で雨をしのぎながら、法律家が個別に話を聞く。
 その間に、「この問題にTENOHASIとして取り組むのか?」をメンバーで話し合う。とりあえず、日曜日に集まりTENOHASI有志と住民の集まりを持とうということになった。
 そのあとで、スタッフと住民の一部・法律家で打ち合わせ。今後の動きを確認した。
 帰る途中で、s酒店に久しぶりによる。山根酒造の「強力 天日干し米 純米」というのを試飲。気に入ったので即買って帰る。一升2600円は安い。7月いっぱいはあるそうなので、これから楽しみ。
 家に帰って、メールを書こうかとも思ったが、ついつい日本対クロアチア戦を見る。大敗を予想していたのに、予想以上の結果の0-0。クロアチアもさぞかし欲求不満だろう。ついでにブラジル戦も見てしまったので寝たのは4時だった。全く・・
コメント
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