スポーツテストでは、2年生は、50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げの記録をとります。特にソフトボール投げは、腕の力だけで投げてしまう子が多く、いい記録が出にくいです。
スポーツ推進委員さんからも、遊びの中で投げる体験が減っているのかなと、べったんなど昔遊びを体験させることも良いのではとアドバイスをいただきました。
そこで、全身を使って投げることをイメージした運動をいくつか行いました。
図工で新聞紙を使って紙鉄砲を作り、そのあと体育館で、いい音を鳴らすために振りかぶる動作をみんなで練習しました。
今回は、体育館を使って2つの新しい運動をしました。一つは、体育館に斜めに張ったロープに通した筒を投げる運動。
投げる角度が斜め上になるようイメージして投げないと、うまくロープの上の方まで届きません。ロープの半分くらいしか行かなかった子も、練習するうちに上の方まで行くなど、体で斜め上に投げる感覚を感じ取っていました。
もう一つは、アンブレラ玉入れ。舞台の上から、傘に向かって玉入れの玉を投げます。足元のフラフープから一歩踏み込んで投げるようにし、上半身をひねる動きを体感できるようにしました。
手前の傘、そして体育館奥の傘と、自分の決めた目標に合わせて精いっぱい投げる姿がとっても素敵でした。みんな、「めっちゃ楽しかった!!」と言っていました。
子どもは遊ぶのがとっても大好きです。遊びの中で、工夫しながら、よりうまく体を使えるようになっていきます。これからも、2年生でいろんな活動をして、「うまくできた!」「もっと~したい!!」という心と体を育てていきます。