サイエンスプロジェクト

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12月1日 淀橋子ども会のクリスマスにお呼びいただきました

2018-12-01 23:44:57 | サイエンスイベント日記

子ども会のクリスマス。今年はサイエンスで、とお呼びいただきました。

ショー+ものづくり+体験型科学実験と多彩な内容で楽しんでいただき、私たちも楽しいひとときを過ごしました。

ショーの一部をご紹介しましょう。

箱の中に風船を吊るし、加速すると・・・風船は後ろに傾きます。当然ですね(^^)

では、ヘリウムの入った風船を浮かしておいて加速すると、風船は前に倒れます。電車で立っていて発車すると後ろによろけますが、風船は前です。

実は、風船は後ろになびこうとするのですが、箱の中の空気も後ろに動き、相対的に軽いヘリウム風船は前に押し出されてしまうのです。

こちら、今回初めて撮影された水素爆発の瞬間。水素と酸素の混合気(爆鳴気といいます)をホースに流し込み、点火すると、名前のとおり大音響とともにホース内を火が走ります。写真はその瞬間。ホースが光り、末端(右端)からは火が噴き出しているのが見えます(写真の、後ろに立っている男子の右足の甲のあたり)。混合気が逃げないように末端をティッシュで軽く封じますが、文字通り粉々になって飛び散ります。

鍋の上下を糸で吊ってあります。下端を強くひくと、引かれた鍋が動く前に下側の糸が切れてしまい、鍋は落ちません。子ども会の役員さんに実験台になってもらいました。前のお二人がうまく糸を引き、鍋は落ちなかったので、三人目の役員さんにはじっくりと糸を引いてもらいました。

じっくり引くと、下側の糸にかかる力は鍋を通して上側の糸に伝わり、鍋の重さによる力も加わって、上側の糸が切れます。で、ヘルメットを被った頭に派手に落ちることになります。

さてさて、こちらは御馴染み水蒸気爆発。液体窒素に熱湯を注ぎます。今回は、O氏が練習を兼ねて初登場。さっそうと登場したのですが、注ぐ直前にちょっと腰砕け気味。

とはいえ、噴き上げる湯気に子どもたちは歓声をあげます。

で、続いてベテランN氏の投入。ざばっと注いで

5~6mぐらいの高さに湯気が噴き上げます。匠の技ですなぁ。

相変わらず、老若男女、底抜けに明るいサイエンスプロジェクトのメンバーです。