12月8日、富士宮市民文化会館で開催されたサイエンスワールド、大ホールでショーを公演しました。中高生が大活躍、大勢のみなさんに楽しんでいただきました。
12月8日、富士宮市民文化会館で開催されたサイエンスワールド、大ホールでショーを公演しました。中高生が大活躍、大勢のみなさんに楽しんでいただきました。
子ども会のクリスマス。今年はサイエンスで、とお呼びいただきました。
ショー+ものづくり+体験型科学実験と多彩な内容で楽しんでいただき、私たちも楽しいひとときを過ごしました。
ショーの一部をご紹介しましょう。
箱の中に風船を吊るし、加速すると・・・風船は後ろに傾きます。当然ですね(^^)
では、ヘリウムの入った風船を浮かしておいて加速すると、風船は前に倒れます。電車で立っていて発車すると後ろによろけますが、風船は前です。
実は、風船は後ろになびこうとするのですが、箱の中の空気も後ろに動き、相対的に軽いヘリウム風船は前に押し出されてしまうのです。
こちら、今回初めて撮影された水素爆発の瞬間。水素と酸素の混合気(爆鳴気といいます)をホースに流し込み、点火すると、名前のとおり大音響とともにホース内を火が走ります。写真はその瞬間。ホースが光り、末端(右端)からは火が噴き出しているのが見えます(写真の、後ろに立っている男子の右足の甲のあたり)。混合気が逃げないように末端をティッシュで軽く封じますが、文字通り粉々になって飛び散ります。
鍋の上下を糸で吊ってあります。下端を強くひくと、引かれた鍋が動く前に下側の糸が切れてしまい、鍋は落ちません。子ども会の役員さんに実験台になってもらいました。前のお二人がうまく糸を引き、鍋は落ちなかったので、三人目の役員さんにはじっくりと糸を引いてもらいました。
じっくり引くと、下側の糸にかかる力は鍋を通して上側の糸に伝わり、鍋の重さによる力も加わって、上側の糸が切れます。で、ヘルメットを被った頭に派手に落ちることになります。
さてさて、こちらは御馴染み水蒸気爆発。液体窒素に熱湯を注ぎます。今回は、O氏が練習を兼ねて初登場。さっそうと登場したのですが、注ぐ直前にちょっと腰砕け気味。
とはいえ、噴き上げる湯気に子どもたちは歓声をあげます。
で、続いてベテランN氏の投入。ざばっと注いで
5~6mぐらいの高さに湯気が噴き上げます。匠の技ですなぁ。
相変わらず、老若男女、底抜けに明るいサイエンスプロジェクトのメンバーです。