サイエンスプロジェクト

サイエンスイベント情報や、実験解説など・・・。

1月24日 ラ・ホールdeサイエンス に出展しました

2016-01-25 02:10:34 | サイエンスイベント日記

恒例のラ・ホールdeサイエンス。今年は2つのブースと2回のショーで出展しました。

ブースは、ものづくりが「輪ゴムのぴょん」。ゴムの力でボール紙が「ぴょん」と跳ねる、かわいい仕掛けです。もうひとつは「ハンズオンサイエンス」。実際に自分の手で経験して「面白~い」と叫んでしまいそうな楽しい実験を集めました。「図書コーナー」「触れない豚」「ボールチェーン」「皿回し」レオナルドの橋」「ペットボトルの中の雲」など。

ショーは2回。「風船のへそ」(針を刺しても割れない風船)や大気圧、空気砲、水蒸気爆発シミュレーションなどおおいに盛り上がりました。

皿回し・・・って、卓球のラケットを回しています。

こちらが本来の・・・ではなく、裏返しの皿回し

 

口で聞く音。骨伝導で、口で音を聞きます。額に当てても聞こえますが、口で聞くと上あごと下あごの両方から振動が伝わるせいか、擬似的にステレオ感があります。

 

ミラクルミラー。放物面鏡を2枚合わせてあります。中の豚さんが浮かんで見えます。実際に光が集まっている実像なのでリアルです。なのに、つかむことはできません。どう見てもそこにいるように見えるのに、触れないのは不思議な感覚です。

 

輪ゴムのぴょん作り。

 

手の入らない手袋。不思議です~

 

図書コーナーの本。今回は、レンチキュラーレンズ、スキャニメーション、鏡をつかったトリック本の3冊を紹介。どれもびっくりです。

 

レオナルドの橋。木を組み合わせるだけで、互いを支えあって橋になります。意外に丈夫です。

 

サイエンスショー。風船のおへそに針を刺しています。

 

昨年、市内のあちこちで実施した成果か、正解の人がとても多い「二つの風船」の実験でした。

 

大気圧で鍋のふたをくっつけてしまう実験。別名「マグデブルグの鍋」

 

空気の流れでバットも浮かぶ・・・

 

小空気砲。連射できます。つながって飛び出す煙の輪は大うけです。

 

そして、大型空気砲、発射の瞬間。

 

今回のイベントで気づいたことの一つは、出展物のレベルが高いこと。

以下は、私達の出展物ではありません。

こちら、手製の水飲み鳥。薬品を使わず、水の気化熱で動かすので、30分に1回ぐらいのペースだそうです。

 

レゴを使用したロボット。自律的に走ります。

 

3Dプリンターで作った台に、レーザー加工機で作ったアクリル板を立て、LEDで光らせるといった、凝った自作の展示物。

 

なつかしや電気パン。電流計なども使って、なかなかしっかりした作りです。

 

蓄光パッチを使った星座作り。中学生が活躍していました。

他に「電気くらげ」や「石ころ実験」など、常連出展者の楽しいブースがずらり。

 

 科学館などのプロフェッショナルな組織が関わらず、アマチュアが集まっての科学イベントとしては、集まったもののオリジナリティの高さに驚きます。科学館のない地方都市では珍しく、ほとんど毎月のようにサイエンスイベントが開催され、来訪者にも常連がたくさんいます。出展するほうも、新しい内容に挑戦します。

 私達も、うかうかしていられません。新しい実験を開発したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


1月16日 子育てミニカレッジで科学教室を開催しました

2016-01-17 02:44:01 | サイエンスイベント日記

  サイエンスショーとハンズオンサイエンスで楽しみ、教訓茶碗とスライム、輪ゴムのぴょんを作りました。

風船浮かしを楽しむ子どもたち

 

風船をふくらませて何をするかというと・・・

 

風船のおへそに千枚通しを差し込んでいます。割れたりうまく刺さったり・・・

 

こちらは輪ゴムのぴょん。単純ですが動きが楽しいです。

 

定番スライムはいつも大人気です。この日は参加者が30人限定だったので、一人で色々なスライムを作ることができました。

 

そしてこの真剣な後姿は・・・

 

ストローロケット作りです。

 

飛ばす態勢も真剣そのもの

 

夢中になれるのがいいですね~

 

こちら、小型空気砲を運んでいます。

まるで物売り「え~空気砲、いかがっすか~」(笑)

  

ゴム板が机に張り付いて持ち上がりません。

大気圧の実験です。

 

教訓茶碗作成中。沖縄の民芸品にあります。ここでは紙コップとストローで作ります。

 

手の入らない手袋。シンプルだけど経験してみると実に不思議な実験です。

 

 今回は、今泉小学校の児童30人限定の行事でした。時間、場所とも余裕がありました。子どもたちも知り合いで、みんなでたっぷり楽しむことができました。