サイエンスプロジェクト

サイエンスイベント情報や、実験解説など・・・。

2017年1月6日 タイの中にタイ 

2017-01-07 02:40:52 | 実験解説

体験型読み聞かせブックという本があります。大勢の専門家が自分の専攻分野の面白い話を書いています。

これはお勧め。

その中に

こんなページがありました。「タイの体の中にタイがいる?」というもの。

胸ビレを支える骨が魚のような格好をしているというのです(上図参照)

おりしも、近所のスーパーでタイの特売!

魚屋さんに「魚の格好をしている胸ビレの所の骨が欲しい」とお願いすると、何のことかすぐにわかりました。業界では知られたことかもしれません。胸ビレ周りを切り取ってくれました。

さて、胸ビレのついた部分を電子レンジで「ゆでた状態」にして身を食し、残った部分を洗ってパイプクリーナー(水酸化ナトリウム+次亜塩素酸ナトリウム⇒タンパク質を融かす)に数時間浸したものがこちら。

図と向きが反対のようです。

で、裏返したのがこちら

だいぶ「ムダ骨」が付いているようですが、どこの部分の骨をはずすか思案中・・・


2月21日 k2乗の和のパズルです

2016-02-22 02:03:46 | 実験解説

 写真1のピラミッドのような形の立体があります。一番上にある小さな立方体を単位として、いくつの立方体でできているでしょう。

写真1

一番上1個  2段目2×2=4個  3段目3×3=9個  

4段目4×4=16個 5段目5×5=25個 合計1+4+9+16+25=55個です。

 ここで写真2のように、6個の同じ立体を用意します。

写真2

この6個を組み合わせると(写真3 写真4)

写真3

写真4

直方体になります。(写真5)

写真5

この直方体の体積は5×(5+1)×(5+5+1)=5×6×11=330

最初の立体6個分で330だから、6で割って330÷6=55になります。

これは、高校の数学Ⅱで勉強する

という公式を表わしています。

左の記号は気にしないでください。真ん中の式が立体を作る立方体の個数の計算式です。n段目までの和を表わします。でもこのままでは計算が大変ですね。そこで、右辺の登場です。nが立体の段数です。写真1の場合は5。それで写真5の場合は5(5+1)(2×5+1)になります。

 


風船ぐるぐる

2015-11-03 21:30:42 | 実験解説

風船をつないで輪にしたものを、ブロアの風で浮かせます。ブロアからの風の強さと向きをうまく調節すると、風船が空気の流れの中にとらえられ、安定してくるくる回ります。

風船が空気の流れにとらえられるのがこの実験のポイント。風船が1個だと、浮いたまま止まっています。これは「流れる空気は周りのものを引きつける」性質があるからです。

この実験では、風船が輪になっているので止まることなく、次々に後ろの風船に押し出されるようにくるくる回ります。

 


雲を作る

2015-11-03 01:19:21 | 実験解説

ペットボトルに中の圧力を上げるふたを取り付けます。商品名は「炭酸抜けま栓」。上の赤い球を押すとボトルの中に空気が押し込まれ、中の圧力が高くなります。

十分に圧力を上げ(30回ぐらいプッシュします)、レバーを押して一気に気圧を下げると、ボトルの中が真っ白になります。雲ができました。

雲のでき方については http://gakuen.gifu-net.ed.jp/kishou/index.html (岐阜地方気象台が子ども向けに気象について解説するページ)の、「お天気教室」→「雲のしゅるい」→「雲のできるまでを見る」に詳しいです。

上のページによれば、気圧が下がると、温度が下がって雲ができます。ここでは、ボトル内の気圧を下げて雲を作っています。水では作りにくいので、エチルアルコールを少量入れてあります。ボトルの中にできた白い霧は、エチルアルコールの小さな粒です。

 


レオナルドの橋

2015-11-03 01:09:35 | 実験解説

モナリザで知られる画家「レオナルド・ダ・ビンチ」。彼は技術者でもあり、建築家でもありました。彼のノートに描かれた橋の模型がこちら。レオナルドの橋と呼ばれます。

特徴は、棒を組み合わせただけでできていること。ネジや紐などの棒を固定するものを使用していません。それぞれの棒にかかる力が互いを支えている仕組みはすばらしいですね。

レオナルドのノートにアイデアスケッチのように書かれていただけで、実際に作られたかは不明です。彼は軍隊用と考えていたそうです。つまり兵士が材木を担いできて、その場でちゃっちゃと組み上げると橋ができるわけ。

私達は、この橋を2×4の材木で組み上げ、人が渡れるようにしました。