しましましっぽ

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「天下城」 佐々木譲 

2015年06月08日 | 読書
「天下城」   佐々木譲    新潮文庫  上・下巻 石積の穴太衆の親方の一人、戸波市郎太は信濃の佐久の出だった。 13歳の時、武田軍に攻められ志賀城が落ち、従兄の辰四郎と共に甲斐と武蔵の国境にある黒川金山に売られる。 16歳の時に、戦に駆り出されそれを好機に逃げ出す。 辰四郎は、侍として武田を倒す道を選び、市郎太は兵法者、三浦雪幹の弟子になり諸国を回る。 戦で落ちぬ城を作りたいと言う思いを持つ . . . 本文を読む
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