しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「誘拐児」 翔田寛 

2009年09月12日 | 読書
「誘拐児」 翔田寛       講談社 昭和21年8月7日。 警察は誘拐された子どもの身代金を受け渡し時に犯人逮捕を目論む。 しかし、身代金は奪われ、子どもは帰らなかった。 それから15年後。 谷口良雄は母親の死に際の言葉に、自分は誘拐された子ではないかと疑問を持つ。 母には親戚との付き合いも一切なかった。 箪笥の奥に隠すようにあった手帳を見つけた良雄は、そこに書かれた人たちに連絡をとり、自分と . . . 本文を読む
コメント