しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「蚊トンボ白鬚の冒険」 藤原伊織 

2007年08月13日 | 読書
水道職人の倉沢達夫は二十歳。 パチンコからの帰り道、10代の若者4人が背広を着た男をカツアゲするのに遭遇する。 聞こえた声は、先日ちょっとした事で話しをしたアパートの隣人、黒木だった。 助けるつもりがなかった達夫だったが、ブーン、ブーンと羽音が聞こえ何故か手が勝手に動き、持っていたパチンコの玉を弾いて黒木を助けていた。 アパートに戻った達夫の頭の中でまた羽音が聞こえ、今度は声まで聞こえる。 それは . . . 本文を読む
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