sayaのがんばらない癌闘病記、そして鬱病

乳がん術後6年半で再発。只今元気にホルモン治療中です!

私が本当に望むものって?

2005年10月17日 16時01分18秒 | 日記
 今日、先日うけた、TOEICの結果が出た。なんと、スコアが225点もあがっていた!ずっと英語が出来ることにあこがれていて、癌を期に一念発起して勉強をはじめた。勉強ってゆうか、どちらかというと、マニアの世界。英語の勉強というよりTOEICというゲームの攻略に熱中する人になっている。過去最高のスコアをとったことはとったけれど、多分英語が出来るようになったわけではない気がする。スコアアップにつながるコツを掴んだってところだろう。
 そんな自己分析をしながら、私はいったい何を望んでいるのだろう?とふと自分の人生を振り返った。
 私はきっと「出来ないことが出来るようになること」がただ好きなだけなのかもしれない。だから出来なければ出来ないほど、それに執着してしまう。たとえば「音楽」。うまくいかなければうまくいかないほど、まるでそれが自分の天職、はたまた行くべき道のように輝きだしてしまう。
 この矛盾、永遠に報われることのないループが、私の人生の躓きだとしたら、かなり納得がいく。どうしても、何しても満足できない、幸せになれない理由が説明つく。
 そしてそのループを断ち切るのは、出来ないことは諦めるということなのか?ここのところの解決方法がいまいち思いつかないな。とりあえず持ってるものを大事にすることかな。
 しかしいくら自分に出来ないからと言って、あゆにはなりたいが、小泉総理大臣になりたいとは全く思わないな。
 シンプルにただの負けず嫌いというわけではないようだ。

avexアカデミー無料体験レッスン

2005年10月16日 00時13分51秒 | 日記
 avexアカデミーの無料体験レッスンに行ってしまった。ネットで見つけて何気なくふらふらと。原宿竹下通りだし、avexになんかなんの期待もしていなかったのに、行ってみたら意外なことにとってもよかった。avexのアーチストの雰囲気とか見ると「使い捨て」感覚が否めないのだけど、少なくともアカデミーはアットホームで、親切で、指導も本質的で、合理的で。今までコンペなんて、誰が勝つんだよ!と思ってたけど、ここの生徒だったらしい。本当に出来る人達は、傲慢じゃないんだな。。。どんな世界でも。実は昨日書いた、私を傷つけた人も業界人。でもまぁ全くうまく行ってない。そんな鬱憤を弱者に向けたいだけなのさ。気持ちはわからなくもないけれど、それじゃあ益々希望はないよ。
 私もうまく行ってないけれど、どんな世界で生きようと、弱者から生き血を吸うようなひとにだけは堕ちたくないよ。やっぱりね、自分が幸せじゃないとね。勝負は自分との闘いだな。
 

前向きに生きることへのリスク

2005年10月15日 12時23分49秒 | 日記
 今日、ある人にどうしようもないほど、傷つけられた。あんな人の言うことに傷つく必要などないことは、よくわかっている。傷つくべきはそんなひどいことをしてしまった、その人自身であることも。
 それでもなかなかたちなれない。
 前向きに、いろいろチャレンジしようとすると、どうしても危険なめに会う。安全な人だけと付き合っているわけにもいかない。そもそもだれが安全な人だと、事前に確認するすべもない。
 あぁ。どうか私がんばって。人を傷つけることで、自分自身の優越感や正当性を得ようとする人種になんか負けないで。思うツボだもん、それじゃ。

薬増量です

2005年10月14日 21時56分10秒 | 日記
薬増量と言っても鬱のほう。やっぱり最近調子がよくない。急に気温が下がる季節になると調子を崩す人が多いと今日精神科の先生が言ってた。で、薬を微妙に増量した。これでゲンキでるといいなぁ。何も出来ず、何も語れず(ってここではかなり語ってるが。。。)、眠れず、起きられず。そんな鬱症状から脱出できるのはたしか薬増量して3日目くらいだったはず。それまでなんとかがんばろう。今日は秋刀魚の塩焼きでした。

再発チェック結果。

2005年10月13日 10時28分49秒 | 日記
 異常なしでした。10時から電話し続けてなかなかつながらず、これじゃぁサザンのチケット予約だ・・・と思いつつ。
 「異常なしで~す。」と先生。
 あぁなんてありがたいのだろう。
 このことに感謝して人生大切にしなきゃ。。。なんて言っても、
また舌の根も乾かないうちに、不平不満を言うのでしょうか、私は。
 あ、でもホントほっとした。
 このプレッシャーは相当なもんだ。
 電話が中々つながらなくて、取り次いでくれる事務員さんが、「いつになるのかわからないから、おかけ直ししていただいたほうが・・・・」とか「10時から1時までの間ならいつでもいいですから」とか簡単に言うけど。それこそチケット予約じゃないんだよ。どういう気持ちでかけてると思ってるんだ!またそわそわかけなおすなんて出来るわけなじゃなか。
 なんて事務員さんに文句言っちゃいけないけどね。
 それくらい明暗をわける大イベントなんでした。
ホントみなさん、応援ありがとう!!!

再発チェック前日。

2005年10月12日 23時19分28秒 | 日記
 何回経験しても慣れることがないな、再発チェックの発表。最近の私、鬱が深くって、生きることがめちゃくちゃ辛かったけど。前日ともなれば神様に「クリアさせてもらえれば心を入れ換えて、ちゃんと生きてゆきますっ」とすがってしまいそうな私。だからいけないのか?これだから私は癌になったのか?再発チェックは神様からの喝なのか?
 いやそんなことはないはず。無作為攻撃のはず。
 それでもね、やっぱり自分を責めてしまう時間は相当長いな。
 

再発チェック発表2日前。

2005年10月12日 00時50分57秒 | 日記
 血液検査結果発表2日前。待ちきれなくて病院に電話したら、まだ結果が出てないと言われてしまった。
 結果次第では、きっと私のこの先の人生は全く変わってくるのだと思う。
でもそれは計算に入れないことにした。だってどうなるかわからないものを、今か、今かと待つなんて馬鹿馬鹿しいから。
 今日、塾講師のこま数が一つ増えた。なんか校長先生が超いい人で、話し方とかも丁寧で、生徒と同じように、講師も大事にしてくれる人。なんか断れなくって思わず引き受けてしまった。また夜の仕事が増えてしまった。
 まぁ再発しても、夜なら病院の時間ともバッティングしないで大丈夫でしょう。。。ってどういうレベルの比較なのでしょう。ドンマイドンマイ。
 

明らかにキャッチ。

2005年10月07日 23時28分34秒 | 日記
 今日は精神科に通院。その帰りに「お綺麗な方ですね。モデルに興味ありませんか?」とスカウトされた。え、お綺麗?それほどでも・・・きゃーやだーーっなんて密かに心で盛り上がっていたら「パーツモデルってご存知ですか?」だってさ。ご存知だよ、足とか手とかのモデルでしょ。お綺麗とか関係ないじゃん。それでも懲りずに、いや~私そんなに若くないし~っとこの幻想にすがってみた。すかさずスカウトマンは「18歳~65歳までオッケーなんですよ」だってさ。綺麗でもなく若くもなく、ちなみにパーツ目当てでもない。だって今日の洋服は、ブーツにフレアースカートで足など全く見えないし、ただ歩いてただけなのだから当然手や指など見えないし。やっぱだめか。キャッチセールスだ。精神科の帰り、呆けて歩いてたからなぁ。つまんないの。

えっ。。。子供産んでいいの?

2005年10月06日 23時55分17秒 | 日記
 主治医の先生になんとなく「私あと5年子供産めないんですよね?」と言ったら「あと4ヶ月だよ」と言われた。えーーーーーっ。ホルモン療法のゾラテックスが終わった時点でオッケーだということ。「程度にもよるけど、もうやるべきことはほとんど出来てるから、子供産むことは危険なことじゃないよ。」と。私は完全に諦めていたから、診察室から出て病院のロビーで、暗くなるまで涙が止まらなくて帰れなかった。たぶん最悪の細胞検査結果を聞いたときよりも、ずっと長時間泣いていたと思う。病院のロビーで泣いている人をみたら、まず嬉し涙ではないから、まわりのひともそっと見ないふりしてくれて。でもでも違うの。これは嬉し涙。今まで病院に来るたびに、自分では気づかないほど激しく、産科のママさんたちを羨ましく妬ましく思っていたようだ。私もあの人たちの仲間に入れるんだ!と思ったら・・・あぁいまもこうやってキーボード打ってるだけでも涙が出てしまう。
 改めて女性にとって、子供を産むって、重大なんだなと思った。それは自分でも驚いてしまうほど。
 本当は、先生によって、抗がん剤中の卵巣保護の措置は、効果を軽減させるかもしれないとか、ホルモン療法は5年のほうがいいとか、いろいろなんだろうけれど、私の主治医はそこのところ大胆。でもそれは、そういうことが私の生きる力を強くするからだと信じてくれてるからかなと思う。治療の統計上で、再発リスクを1%下げるよりも、子供を産んで生き生き暮らしているほうが、結果的に再発リスクを下げるという発想かもしれない。
 まぁ卵巣機能が戻るかどうかとか、癌とは関係なく不妊症かもとか、いろいろ困難はあると思うけど、可能性がリアルに残されていることがとってもうれしい。
 乳がん以外の病気の人も、子供が産めるように、すごく研究が進んでいるみたいですね。
 みんな諦めずにがんばりましょう。
 母性本能に従って、欲張りに欲しいものを欲しいと主張することは、結局大きな力になるのだ!!!と、私は思います。