sayaのがんばらない癌闘病記、そして鬱病

乳がん術後6年半で再発。只今元気にホルモン治療中です!

ミニスカートをはけないように。

2004年11月21日 22時37分35秒 | 日記
 脱毛したらそんな自分の姿は絶対鏡で見ないと決めていた。見なければなかったことになるから。でもあとワンクールにせまり減薬のためなんとなく髪生えてきたなって手で触ってわかったからついにじっくりみてしまった。でも別にとりたててショックは受けなかった。そのまま出歩くわけじゃなし。ウィッグかぶれば松たか子になれるんだから問題ないわ(松にはなってないって、なってないって。でも自分は松たか子に似てると思える自分がスキ。アタシ狂ってる。。。)。
 それはたとえて言えばミニスカートをはけないのと同じ感覚だった。私がミニスカートをはいたら周りは引くでしょう。ひきつった笑顔でほめてくれるか、ノーコメント、みてみぬふり。つっこみを入れる勇気のある人はきっといないわ。
 癌じゃなくったって人にはみせられない姿はたくさんある。私にとって脱毛はその程度のものだった。
 でもこんなふうに思えるのはもうすぐ抗がん剤が終わりあとは髪が伸びるのを待つばかりになったから。
 脱毛したときココロと腕の両方抜群の美容師さんがウィッグのカットを何度も修正しつつ松たか子に(一応髪型は松たか子。しつこいって。)してくれたから。
 出来上がったウィッグをどんなふうにアレンジしたら自然か、普段の私らしいか研究してくれた友達がいたから。
 脱毛して家でかぶった帽子を「かっちょいいじゃん」と言ってくれたダーリンがいたから。
 脱毛とミニスカートはやっぱりちょっと違うね。
ミニスカートをはく程度の気持ちにさせてくれた周りのフォローで始めて成立だな。
昨日はちょっと無神経なこと書いちゃった反省もこめて。。。。saya

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