sayaのがんばらない癌闘病記、そして鬱病

乳がん術後6年半で再発。只今元気にホルモン治療中です!

抗がん剤の副作用の噂

2004年12月01日 22時16分48秒 | 日記
 抗がん剤を始める前、副作用について経験者に尋ねるとみんな口をそろえてものすごい大変だったと言っていた。先生たちは今は吐き気止めがあるから大丈夫と言うのだけど。そしてやっている最中は人に聞かれても「ぜんぜん平気。昔のイメージとは全然違うよ!」と言っていた。事実そうだしそこでヨワネをはくと挫けそうだったし。でもたとえば今人に聞かれたら「地獄をみたよ」と言ってしまいそうなワタシ。これもひとつの真実。やっぱり辛かったよ、振り返れば。特に4月からの4ヶ月の抗がん剤はまじ辛かった。でもこれは振り返って総括すればの話。よくよく詳細を思い出せば本当に辛かったのは一ヶ月のうちの2日か3日。あとはティップネスとか行ってたような。「体験しているとき」と「振り返ったとき」こんなにも違う。ここはひとつすごく注意しなきゃと思った。
 結構副作用の間違った噂でしりごみをして代替療法に流れるひとがいると聞く。ワタシのまわりには幸いまだ癌になった人はいないけどもし今後聞かれたら間違っても「地獄をみた」なんて言ってはいけないなと。ちゃんと体験している最中の感想。
「ひどいときでもムカつきはするけど吐き気はしなかったこと。大変なのは一ヶ月のうちの2日か3日だったこと。あとはプールで泳ぐこともできたこと。そしてウィッグライフはステキなこと。」
乳がんは抗がん剤が非常によく効くのでもったいないから。
「ワタシ根性ないから絶対だめです、出来ない、出来ない」と学生時代の先輩のお医者さんに言ったら「大丈夫だよ、根性ない人もみんなやってるんだから」と言ってくれた。まさにそのとおりでした。これから不運にして癌宣告をうけたら少しだけ思い出してくれるとうれしいです。もちろんこれはたまたまワタシの体質がこの程度の副作用で済んだだけでもっと大変なことを乗り越えてこられた方にはひんしゅくかっちゃいそうですがやってみないことにはわからないし。だめなら途中でやめればいいし。この程度で済んだひともいるということを参考にしていただけたらと思います。saya

フィニッシュです。

2004年12月01日 21時51分34秒 | 日記
 みなさん応援してくださって本当にどうもありがとうございました。本日8ヶ月に及ぶ長い長い抗がん剤治療が終了しました。ふぅーーーーーーーーー。長かった。今日はいよいよ風邪がひどく真冬のコートにマフラー、奮発して買ったユニチャームの超立体マスクで病院にのりこんだ。(ちなみにこのユニチャームの超立体マスクめちゃ使える。ぴったりしてるが苦しくなく立体なので口紅も崩れない。)
 もう寒気がしてだるくて絶対ダメだと思っていたのに病院で測ったら熱が36.0度。もちろんなにかのエラーだろう。朝起きた段階ですでに37.0度だったし。血圧もクリア。でも一応副作用とか怖いから風邪ぎみですと伝えたところ炎症反応チェックもした。白血球も炎症反応もギリでクリア。点滴許可がおりた。
 そして具合が悪いので点滴しながらベッドで爆睡。起こされたときは終了、寝起きでぼけっとしてそのまま「ありがとうございましたっ。」とまさにいつもどおりに帰ってきた。心配したダーリンや友達から次々メールが入る。やっぱりありがたいなぁ。癌になったのは不運だったけど抗がん剤をやりぬく環境が整っていたことはラッキーだった。ダーリンや両親や妹や友達や先生や看護士さんやそして私の造血細胞さんやいろんな人ががんばってくれたんだなぁぁぁぁぁ。と感慨ひとしお。このサイトでも暖かいお言葉をいただいて本当にありがとうございました。
 あとは風邪を治してインフルエンザの予防接種を受けるべく頑張ります。
 あっ、今週末は10月に入学した大学の始めての試験でした。勉強しなきゃーーー。まぁいいか。ははは。ばんざ~い!!!