sayaのがんばらない癌闘病記、そして鬱病

乳がん術後6年半で再発。只今元気にホルモン治療中です!

だれも教えてくれなかった。。。脱毛、ウィッグあきらめないということ。

2004年10月21日 23時39分55秒 | 日記
 前述のように私は根性がないので絶対に絶対に抗がん剤による脱毛は耐えられませんと脱毛しにくい抗がん剤の選択をしたのです。でも副作用は人それぞれ。脱毛を回避することは出来ませんでした。ですが私の場合脱毛はしないものだと思って脱毛シフトをまったくひいてませんでした。脱毛シフトとしてよく言われるのが「長い髪が抜けるのは精神的に負担なので髪は短く切っておきましょう」ということ。
 以下の二つの理由からそれは違うとおもいま~す。
 まず髪が抜けたときもうロングヘアのウィッグという選択がしにくいからです。なぜなら髪が突然長くなるのは変でしょ?それって怪奇現象ですよねぇ。ウィッグを使用する目的にもよりますが絶対にウィッグであることに気づかれたくない場合最大のポイントは襟足だと私は思うのです。ショートウィッグだとちょっとうつむいたときなどに襟足が浮くのです。これでほとんどあぁ・・・。と思います。その点ロングだと襟足が浮くということもなくゴムで結んだりリボンつけたり(これはお蝶夫人ではあるまいしやる必要ないですね)ピンでとめたり無造作にまとめたりでかなりリアリティーが出るのです。
 ふたつめの理由は薬によって全脱毛せず襟足やおでこの生え際など少しでも髪が残る可能性があるのですがこの残った髪がとっても重要な役割を果たします。まずウィッグの固定に非常に役立ちます。ネットだけではどうしてもずれやすいですがおでこの髪にしっかり固定すればかなり安心。自毛でさえ前髪の長さは数ミリでも微妙なのですからおでこにしっかり固定して前髪の長さをキメルのはウィッグライフの成否の分かれ目!また残った毛をウィッグから少し見せるとかなり決定的にウィッグではないという確信を相手にあたえるでしょう。特にこめかみのあたり。さりげなく髪を耳にかけたときにこめかみの生え際がきちんと見えればいくらなんでも100%自毛だと思うのではないかしら。。。。ちがうかしら。
 脱毛は頭頂からはじまります。だから上記のようにおでこ、こめかみなどには残りやすいと思います。これから抗がん剤はじめるかたもしよろしかったらためしてみてくださいね。
 これは癌以外の理由で脱毛にお悩みの男性の方にも参考にしていただけるかなと思います。
 髪は女の命なんかじゃありません。
 私の命は私自身です。
 脱毛なんかに負けたくないです。
 おしゃれにかしこく超えていけたらと思います。
 これを読まれた方なにかいい方法がありましたら教えてくださいっ。saya