sayaのがんばらない癌闘病記、そして鬱病

乳がん術後6年半で再発。只今元気にホルモン治療中です!

ハイチオールCの意外な効果。

2004年10月19日 14時09分11秒 | 日記
 今日も抗がん剤を打ちに朝早くから出かけたが白血球が激減していて先週に引き続き投与中止だった。このままでは再発してしまう。もう漢方も鍼灸も追いつかないほど強烈な副作用。
 白血球を増やす注射というのが存在するのでそれを打って抗がん剤を再開して欲しいとお願いするがあなたはもう頑張りすぎるほど頑張っているんだからきっと大丈夫。ビタミン剤を処方しておくから。とハイチオールCを処方された。は?????いったい何の話ですかぁ。しみそばかすなどどうでもいいんですけど。。。そしたらハイチオールCは白血球を増やすんですって。そんな話が信じられるか、こらっ。そんなに効果があるなら何故いままで処方しなかったんだい?白血球はもう既に4月から足りなかったんだぜ。ビタミン剤だぜっ。重篤な副作用でもあるんかい?あるわけねーよ。だって薬局で安売りしてるもん。
 なんて非科学的なんだ。。。患者をなめてんのか???点滴室を出たとたん持病の鬱病関連でパニック発作に襲われ救急センターに搬送される。びびった外科の看護師さんが現れだいじょぶよ。来週にはきっと白血球戻ってるから!って満面の笑みで励まされた。この看護師さんは大好きなんだけど今となってはそんな非科学的な励ましよりもデータみせろ!ハイチオールCで白血球が上がった患者のグラフみせんかい!と思ってしまう。
 その後だれかお迎えを呼ぶようにと看護師さんにいわれるがダーリンに連絡がつかず強い安定剤をがばっと飲み自力で帰路に。帰り道ずっとずっと涙が止まらなくってベンチに座って泣いてたら見知らぬ会社員の男の人が返してくれなくていいからとハンカチを差し出してくれた。優しいひとだなぁ。きっと失恋でもしたのかと思ったかな?癌治療で泣いてるとしったらこの人も引くだろうか?
 今はとっても孤独。命の電話に電話しようかしら。あれって一時間半は粘ってかけ続けないとつながらないのよねー。そんな根性ある人は死なないって。
 うん、でもこれどこかの誰かがよんでくれてると思うだけでちょっとだけ元気を取り戻せる。ここまで読んでくださって本当にありがとう。