北海道の四季登山と読了記

週末の休みを利用して登山しています。ときどき本も読みます。

(2024-25)3月最後はニセコ方面

2024年03月31日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

今日の行先はワイスホルンの奥にある無名峰984mをめざした。通称奥ワイスホルンと呼んでいる。
結果はというと標高800m地点で強風で引き返した。天気はよかったが下界でも強風で、おそらく頂上近くになるにつれて風がもっと強くなると予想していた。
隣にイワオヌプリ、ニセコアンヌプリ、ワイスホルンと眺望はよかった。3時間少しの登りのあと、あと1時間も登れば頂上なのに標高差200mというところで断念した。
下りは山スキーなので早いことは早いが、今回は山になっていたコブで足を取られ、左脚のふくらはぎを少し伸ばしてしまい、歩くと痛みがでた。

街中には雪が少なくなってきたが、山にはたっぷりと雪がある。

右がワイスホルン、左が奥ワイスホルン(984m) 大平原と呼ばれるところでコンパスを合わせて進んだ。

イワオヌプリ

なだらかな先の向こうが頂上だが見えない。標高差450mを行き来し、歩いた距離は7.1㎞だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(029-0310) 三流のすすめ

2024年03月27日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「三流のすすめ」(安田登著 ㈱ミシマ社 2021.7.26 初版第1刷 255ページ)
著者はすごい人だ。「私は才能らしい才能もなく、高校まで勉強もできませんでした。どのくらいできなったかというと、まず小学校では掛け算の九九を覚えたのは最後から二番目でした。(略)広報の最初の試験では、4百数十人いる学年の後ろから二番目。最下位の奴とは五教科で一点差。彼とはずっと親友でした。(略)ただ、ラッキーだったことは、両親が子どもの成績にまったく興味がなく、掛け算の九九を覚えられなくても、通知表に「1」があっても、あるいは赤点があってもまったく気にしなかったことです。自分のペースで、自分の興味のあることをやることができた。それが救いでした。(212~213ページ)
著者は能楽師(ワキ方)である。著書には身体感覚の著書、能の著書、40冊を超える図書を出している。
だから著者は三流を目ざせという。一流をめざせる人と、そうでない人がいる。一流をめざしたほうがいい人と、それはやめたほうがいいという人です。本書は後者のために書いた。
三流の人を、本書では「いろんなことをする人」をいう意味で使っている。ですから多流と言ってもいいかもしれません。一流とは「一つのことの専門家」、二流とは「二つのことの専門家」、三流とはいろいろなことを専門にする人をいう。
目があっちにいったり、こっちにいったりしてしまう人、じっと我慢をするというような堪え性(こらえしょう)がない人は三流をめざそう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(028-0309) 13歳のキミへ

2024年03月26日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「13歳のキミへ 中学生生活に自信がつくヒント35」(高濱正伸 花まる学習会代表 実務教育出版2020.10.10 初版第27刷 175ページ)
自分が中学生のときにこんな本があったら自信がつくのにな、と思った本。著者はある月刊誌に紹介されていた。年間130回の講演をこなす。著者は小学校低学年向けの学習教室を主宰している。
働ける大人になるためのアドバイスが満載だ。厳しい人生を生き抜くためにはこうすべきだ、人を傷つけていけない、人の嫌がることをしてはいけないということを鵜呑みにしているだけではまったくたちゆかない。大人みんなが、口に出して言うべきなのだ。「メシが食える大人になる」にはぶつかりそうな壁や悩み、落とし穴などへの考え方や自分を鍛える視点が満載だ。
ページの中の吹き出しにたとえば「嫌なヤツはどこにでもいる。だから、ぶつかり、仲良くなれ!」とか、「好きな子の振られることを怖れるな!」とか、「今いる場所でベストを尽くせば道がひらける」。いい言葉が出ている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(027-0308) 知らないと損をする年金の真実

2024年03月25日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「知らないと損をする年金の真実 2022年「新年金制度」対応」(大江英樹著 ワニブックスPLUS新書2021.10.25初版 269ページ)
マスコミはセンセーショナルなことが大好きで不安を煽るのが仕事=読者を増やす=儲けなのだ。マスコミや金融機関がいう「年金なんてあてにならないから」という言葉に私たちは惑わされる。
それを真に受けて年金保険料を払わない結果、悲惨な生活を送ることになる。つまり無年金者となる。著者はいう。一定期間、保険料を払っておけば老後の年金受給は確実に保障されていると。
公的年金の本質は保険である。よくわからないままに勧められて投資で失敗したサラリーマンの人たちが不幸な老後を送ることのないよう肝に銘じたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2024-24)支笏湖外輪山

2024年03月24日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

今日の行先は、支笏湖外輪山の一つ、通称瘤山(614m 無名峰)。この山の頂上直下は岩場で雪崩の心配もあり、右に巻いて登ろうと考えた。
アイゼンを装着して歩き初めた。最後の岩場で一緒に行った山仲間が雪山に慣れておらず、足を攣ってしまって、そして最後の20mの先を登れず、あえなく頂上を断念。
距離にして往復2㎞と短かったがやむを得ない。事故や遭難は余裕がなくなってしまうと起こる。天気も良かった1日だった。来年再チャレンジしよう。

支笏湖の先にあるのは恵庭岳。

この先の急斜面がダメだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2024-23)苔の回廊

2024年03月23日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

今日の行先は支笏湖にある「楓の沢」。沢だが水は流れておらず、風化した両脇の崖に苔が張り付いている。
この時期に入ったのは初めて。

入口から10分のところで羆(ヒグマ)の足跡を発見。爪がはっきりしている。

苔に水が滲みこんでおらず、乾いた状態だ。

天気は良く、だれも入っていない街道を歩いた。標高差約300mを3時間半かけて登り、下りは2時間すこしで戻った。距離にして約8㎞だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2024-22)羊蹄

2024年03月20日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

春分の日の行先は日本百名山のひとつ、羊蹄山(1898m)。山スキーで往復した。結果は1000m地点で折り返し。新調したブーツが足をこすり、途中で手当をしたが靴擦れであえなく下山。それでも下山のときの滑走が素晴らしく、満足した半日だった。
標高差700mを登り3時間。

頂上付近は強風で雪が舞っている。

このあたりが標高1000m

登り口は真狩村の墓地から登る。天気はよかったが登るにつれて風が強くなった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(026-0307) 文藝春秋四月号

2024年03月14日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「文藝春秋四月号」(第102巻第4号 令和6年4月1日発行 460ページ)
今号は「日本地図から新しい戦前を考える」米国の視点、日本の視点、台湾の視点、中国の視点で「中国が変わるまで、世界は安全にならない」(マイク・ポンペオ前米国国務長官)のトランプ政権でのニクソン元大統領の言葉がある。だからこそ中国共産党には強い姿勢で臨まなければならないと語っている。
コロナワクチン後遺症の真実/鈴木おさむ「小説SMAP」第3弾。
あの杉山隆男(「メディアの興亡」、「きのうの祖国」、「兵士に聞け」の著者)が亡くなっていたことが知らなかった。兄の杉山正己(写真家)が巻頭随筆の「弟」で述べていた。
塩野七生の日本人へ・247「令和の薩長連合」で古代のローマ帝国と中世・ルネサンスのヴェネツィア共和国の例を引き出し、なぜこの二国だけが、経済的な繁栄と政治上の独立と精神面での自由を一千年もの長きにわたって自国民に保障できた理由として「一、時代の変移に応じて脱皮することの重要性を知り、実際にそれを敢行していったこと、二、人材は流入こそすれ、流出となると末期になるまで起こらなかったこと」を披露していて、先を見る知力があった人が多くいたのが薩摩と長州で、敗者だった徳川方の人材にも道を開いていたから人材流出の防止に少なからず役立っていたのだろうという。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(025-0306) 山の本棚

2024年03月13日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「山の本棚」(池内 紀(いけうち おさむ)著 株式会社山と渓谷社 2023.7.5 初版第1刷 470ページ)
翻訳家、文学者、エッセイストでもある著者は、1940年に生まれ、2019年8月に没した。残念な人を亡くしたと思う。
本書は書評エッセイである。153冊を評している。これからすべてを読破することは不可能だが、魅力がある書ばかりだ。登山に関するものだけでなく、植物、地勢、田舎の人の生き方など幅広い。
「津浪と村(山口弥一郎 石井正己 川島秀一編 三弥井書店 2011年)」に昭和八年の大津波のあと、宮城、岩手両県は被災地での集落再興を禁じたが、ほんの少しの例外を除き、ことごとくが失敗した。その結果、平成の大津波が二万人にあまる死者・不明者をもたらした。「我々が不思議に思うのは、これだけの惨害に遭いながら、どうして村を再びその被害地に建てたかである」
八年にわたるねばり強い調査のなかで、不思議が少しずつとけていく。集落、村々、町村の暮らしの実態をとらえないかぎり、意味のある集落移転はありえない。同じ一つの半島でも、岬や入江、地形によって暮らし方が、純漁、純農、混在とちがってくる。それぞれ移転の熱意がちがい、強引にすすめると対立に及んでくる。(418ページ)(中略)「津波を宿命とする土地に住まざるをえない人々への深い思いやりにつらぬかれている」。そして著者は恒久的な基礎調査をする津波研究所などこそ、この三陸海岸に建てないで、世界のどこに設置する適所があるといえようか」に私は同意する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(024-0305) 山の今昔物語

2024年03月11日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「山の今昔物語」(工藤隆雄著 株式会社山と渓谷社 2022.12.18 初版第1刷 255ページ)
登山をする人は山の不思議さを実感している。今は昔、という今昔物語風にして「山のミステリー」「マタギ奇談」を紹介している。
山は争いごとを嫌う。どんな時も平常心を乱してはならない。山でもどこでも嫌いなやつはいる。いちいちそんな者に怒っていては、山の静寂は保てない。
私がいつもしていることは、登山口で「山の何か(山の神か天地の何かに)に必ず頭をさげ、これから山に入ります。よろしくお願いします」と言ってから登り始めている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(023-0304) 10代が考えるウクライナ戦争

2024年03月08日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「10代が考えるウクライナ戦争」(岩波ジュニア新書編集部 編 岩波ジュニア新書2023.2.21 第1刷 196ページ)
21世紀に起きた大国による軍事侵攻を若者たちはどのように受け止めているのか。衝撃、不安、怒り、苛立ち、不信、果たして自分に何ができるのか。各地の高校生に聞いたのが本書だ。
若い世代の人たちはよく物事を知っている。渋谷教育学園渋谷中等高等学校の生徒「国連のことを考えると安保理で拒否権を持っている国がなにかやらかすとどうにもならない。中学受験の時にはじめて国連の制度を勉強して、この五か国がなにかしたらこの世界はもうムリじゃんって思った」「第二次世界大戦の戦勝国だという理由で、主張の違う国にそれぞれに拒否権を与えたことに無理がある」
玉川聖学園高等部生徒「人間学という授業で、ほかのクラスの祖父母の聴き取りをしたとき、1人ひとりの戦争の辛い思い出を知って、戦争は一人ひとりに辛い思いをさせるものだと知りました。(略)戦争は、一生、心の深い傷として残ってしまう。そうう人を無くしていくためにも、戦争を辛い思いをする人のことを深く知っていかないといけないと思う」
「若者が行動するということに影響力があると思う。(略)だからこそ、いま、若者がたくさん知って、たくさん行動すべき、いま行動することに意義があると思います。」
奈倉有里氏(文学者)
なぜ(戦争)が起きたのかの答えは、もはや止めるべきときに権力者を止めることができない社会構造になっていたからです。戦争の特徴として「強大は権力を握った人間が、手にした武器を爆発させた」という面が強くあります。シュリマンもいうように、そこに必ずある問題は、その社会構造において権力に対する抑制が不充分である、ブレーキが効かない」ということです。ロシアでは二〇〇〇年から現在まで、徹底した言論統制と中央集権化がすすめられ、反戦思想を持った人々や人権擁護団体への弾圧にはじまり、小規模な市民グループや社会活動までもことごとく潰されてきました。
(略)人々が黙らせていくうちに、肥大化した国家権力の一存で戦争がはじめられる社会ができてしまっていました。
国家は国民の人権を守る義務がありますが、国家をそれ以上の存在と認識するべきではありません。まずはいかなる国家も国民に戦争を強いる権利などないのだという民主主義と平和の原点に立脚しなければなりません。とりわけ、現在のロシア政府がおこなっている侵略行為と国民に対する弾圧がともの犯罪的な暴力によるものである限り、犯罪者を捕らえずもせずにその主張を主張として受け入れるべきではなく、まして脅された国民も同じ主張であるかのように報道するべきではありません。
(略)まずは私たちが、人命の尊重、人権の保護、国民主権、権力の分立、憲法や法律による国家権力に対する制約といった基本的な問題に立ち返ることが重要です。権力者に武力を暴発させないような社会構造を作らなくてはいけません。そのためにも、学問や文化は、支配者とは異なるそれぞれの枠組みを基準とし、世界規模で互いを理解し協力しあうための可能性を持った営みとして、その自律性を保障されなくてはいけないのです。
10代が考えるウクライナ戦争 (岩波ジュニア新書 963)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(022-0303) 元気の素(げんきのもと)

2024年03月05日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「元気の素(げんきのもと) 更年期の壁を越えるために」(堀江重郎 五木寛之 KADOKAWA2023.7.20 初版発行 181ページ)
堀江重郎は順天堂大学大学院医学研究科泌尿器科学教授、五木寛之は小説家で90歳を超える。女にも男にも更年期障害はおとずれる。
そこで重要なのは「テストステロン」というホルモンのこと。食べて摂取はできない。宗教儀式でなくても断食や瞑想、読経など現代人もやる必要があると説く。テストステロンが上がれば「家畜」である悲しみとは無縁になる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2024-21)支笏湖の山

2024年03月03日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

支笏湖の外輪山の一つ、様茶平(サマチャンペ 999m)を登った。今日はスノーシューでの登り下り。標高差775mの登りを3時間。昨日のこともあり疲れた1日だった。

頂上まで登り返しを4度ほど。

いつも下山は山スキーなので早く登山口に着けるが、スノーシューだと疲労感がある。14㎞の距離だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2024-20)カルルス温泉近くの山

2024年03月02日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

今日の行先は登別市カルルス町にある加車山(かしゃやま 897m)。
昨晩降った雪が約20㎝あり、その前の暖気で雪崩が心配だったが、行くことにした。

結果はというと、頂上を諦め途中で引き返した。頂上直下で自分が引き起こした表層雪崩で30mほど流された。斜面は25度あり、登る途中から雪が崩れ、危ないと思ったら、山スキーごと流された。自分の体は斜面から出ていて、ゆっくりと落ちていった。途中で止まるだろうと冷静な自分がいたが、これ以上の斜面を登ることは危険と思い、下山した。
下の写真の右横が現場だ。
暖気のあとの降雪はあぶない。雪崩の原因はほとんどが人間の仕業という。もと来たところを忠実にたどり、登山口につけた。ケガなく下山に安心した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(021-0302)13歳からの進路相談

2024年03月01日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「13歳からの進路相談」(サイル学院高等部学院長 松下雅征著 すばる舎 2023.2.23 第1刷 247ページ)
マンガと図解でわかる!将来について考え始める時期に「早すぎる」ということはありません!
行ける学校から行きたい未来へ。偏差値で決めるだけが正解じゃない。働き方が変わり続ける時代の「学校・仕事の見つけ方」。
以下、気になったところを記す。
「考えたから見つかるのではなく、やってみたから見つかる」(141ページ)
「いい大学に入ると、その後の人生で役に立つ。マンガ家はいつでもなれるが、いい高校、いい大学には今しか行けない。将来のために、学校の勉強が大切だ」「将来のために自分の夢を叶える手段だった勉強が、いつの間にか目的にすり替わっていた」(162ページ)
アクションリスト「まずは一つ、何かに挑戦してみる」「挑戦する何かは自分で選択していて、別の選択肢もあると考える」「日ごろから自分の意志でなんとでもなると意識的に考える」(164ページ)
元ミクシィCEO・起業家兼投資家朝倉祐介氏との対談(227ページ)「一つは他人の目を気にしないこと。普通、中学生はこんなことしないよ、というような言葉は聞かなくていいし、むしろ、普通はやらないことをやったほうがいいです。」「二つ目は失敗を怖がらないこと。たしかに失敗は怖い。周囲から笑われて恥ずかしい思いをするかもしれません。でも、それは一瞬です。長い人生で見たら、それは一瞬です。長い人生で見たら、まったくたいしたことじゃない。それに恥ずかしい経験をすることで、徐々に恥をかくのに慣れます。挑戦することへの迷いがなくなっていくと、結果的にいろんな経験ができ、学びが深まりますよ」

サイル学院高等部のゴールは起業家を増やすことではありません。スキルの話で言えば、起業するために必要なビジネスを立ち上げる力を学ぶ過程で「課題を見つける力」を身につけること。心構えの話でいえば、どんな進路でも選択のハンドルを自分で握り続けること。結果として、分にあった進路を選びとれる人を増やすことです。(230ページ)
人生においては、打率よりも打数を上げることに価値がある。失敗するのは怖いですが、あなたの失敗は誰も気にしていないことがほとんどです。(238ページ)

もっと早くこの本に出会えばよかったのに。。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする