北海道の四季登山と読了記

週末の休みを利用して登山しています。ときどき本も読みます。

(2024-43)救命講習会

2024年06月30日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

3年ぶりの救命講習会。
消防署の上級救命講習会に参加した。1日コースで午前中は心肺蘇生法、午後は応急手当を復習した。
参加者は所属する山岳会会員で心肺蘇生法の一連のやり方は手慣れたもの。実技試験と筆記試験があり、全員合格。
午後から三角巾をつかっての応急手当や搬送法を復習した。山仲間を助けるため何回も受講しようと思う。

 

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(2024-42)主に沢下り

2024年06月29日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

今日の行先は、先日沢を登っていた学生が滑落して重傷を負い、ヘリで救助されたところに行ってきた。
鷲別岳裏沢。
確かな場所の特定はできないが、おそらくこのへんだろうと思い、まず鷲別岳頂上に1時間少しで着き、頂上からロープを使い、懸垂下降を3回繰り返し、現場らしきところに行きついた。
結論は沢登りは登るためのものであっって下山ルートで使うのではないということが身に染みて実感した。負傷した学生は登りのために沢を遡行していたと思うが、登山口に戻るためには安全に下りるためにはロープワークをマスターし、それなりの装備(ハーネス、カラビナ、ロープ(40m~50m))を用意しないと下りられない。
911mの頂上から450mまで約460mを下るにはロープがないと難しい。朝7時から行動開始し、下山終了は17時だった。獲得標高997m。

ウスユキソウ

こういう斜面は登るには登れるが下山はしっかりとロープを使って下りる。

 

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(2024-41)笹刈り

2024年06月22日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

今日の行先はカルルス山と来馬岳。恒例の初夏の登山道整備で担当は道路沿いの笹刈り。
朝7時に初め、登山口に戻ってきたのが午後4時。持参した飲料水2ℓはすべて飲み干して、疲労感がたくさんの登山整備だった。

 

 

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(054-0611) 読むだけで人間力が高まる88話

2024年06月22日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「読むだけで人間力が高まる88話」(「ニューモラル」仕事と生き方研究会編 モラロジー道徳教育財団 令和5年8月8日 第2刷 191ページ)
1日2分でサクサク読めて「仕事&人間関係がうまくいく!」がうたい文句。
感謝や思いやりで人に接することを日々心がけていったなら、自分自身が心穏やかでいられるだけでなく、人間関係も円満なものになるでしょう。その小さな心づかいの積み重ねは、自分の人間的な成長にもつながっていきます。自分にも周囲にも安心を与える生き方。視野が広く、みんなに慕われ、心穏やかな人生を送れている人は、間違いなく「人間力」の高い人というが、自分にはその小さな実践の積み重ねが難しい。やはり意識をしながらの実践でないと人間力が高くはならないだろう。まだまだ人間力は低いままだ。

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(053-0610) 13歳からの生き方の教科書

2024年06月21日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「13歳からの生き方の教科書」(藤尾秀昭監 致知出版社 令和6年3月25日 第1刷 2147ページ)
中高生用に書かれた本だから読みやすい。すべて致知出版社で出している月刊誌「致知」からだ。4ページを1話にしている。
すでに読んでいる内容だが、再読して落涙した。第22話「私の夢は大人になるまで生きることです」第41話「鬼と化した母の愛に救われて」第48話「どこまで人を許せるか」
ぜひ読むことをお勧めする。

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(052-0609) 僕がメディアで伝えたいこと

2024年06月20日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「僕がメディアで伝えたいこと」(堀 潤著 講談社現代新書 2013.9.20 第1刷 206ページ)
就職活動で入社試験に落ちまくり、NHK時代は「給料泥棒」呼ばわりされ、「黙って原稿を読めばいい」と叱責された元NHKアナウンサー。
毎日、夥しいくらいのニュースが流れている。当局発表をそのまま伝えているニュースもあれば、現場を駆けずり回ってそれをもとにニュースになっているものもある。
しかし、メディアの出すニュースは断片的だといつも思う。ニュースは本当(真実)を伝えているかいつも疑問に思っている。著者の今は、ジャーナリスト、フリーのキャスターでTOKYO MX、ABEMAPrimeの情報番組に出ているという。

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(051-0608) こんなリーダーになりたい 

2024年06月19日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「こんなリーダーになりたい 私が学んだ24人の生き方」(佐々木常夫著 文春文庫 2013.9.20 第1刷 201ページ)
佐々木常夫第4弾。週刊文春2012年6月から2013年6月まで「こんなリーダーになりたい」から刊行された。
ハロルド・ジェニーンからマザーテレサ、浜口雄幸、西郷隆盛、渋沢栄一、孔子まで24人のリーダーについて述べている。リーダーかどうかを決めるのは本人ではない。周りの人がそう認めたり、感じたりしたときにはじめてリーダーたりうる。
リーダーシップとは「生き方」によって生まれ、「磨かれて育っていく」がリーダーシップには「ノウハウ」はない。
リーダーとは「どうやるか」という問題ではなく、「どうあるか」という問題である。リーダーシップとは「生き方」そのものであり、自ら掴み取っていくとしか言いようがない。現実を把握し、習慣を疑い、変革し、実践する。
リーダーたるもの部下に対しては「正面の理、側面の理、背面の恐怖」が必要であり、「部下には論理的に丁寧に説明しなさい、ときどき愛情をかけなさい。しかし言うことを聞かなければクビにしなさい」(中坊公平の話)
リーダーは決められたことを正しく遂行する人、リーダーは優れた人格を持つことである(201ページ)

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(050-0607) 70代からの「女の輝き」「男の品格」 

2024年06月18日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「70代からの「女の輝き」「男の品格」」(坂東眞理子 佐々木常夫 宝島社 2020.2.6 第1刷 189ページ)
佐々木常夫第3弾。坂東氏との対談は3度目だという。二人とも後期高齢者。「品格のある人」とは一般的には「その人に感じられる気高さひゃ上品さ」「行動や見識などの立派さ、人間性」などのようという。「品格がある人」とは「その人のそばにいたい」「その人と話をしたい」などということを感じさせる人(佐々木)。
後期高齢者になったら泰然と心穏やかに生活を送りたい。

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(2024-40)昭和新山 不発

2024年06月16日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

今日の行先は壮瞥町(そうべつちょう 洞爺湖町の隣まち)にある昭和新山(398m)。
この山は特別天然記念物で国立公園内にあり、国内には珍しい山は私有地である。
昭和20年(1945)に山が盛り上がり、昭和新山ができた。その記録をとっていたのが三松正夫さんで、昭和52年・1977年に死去されたが、明治43年(1910)の有珠山噴火と昭和20年(1945)の昭和新山生成、昭和52年(1977)の有珠山噴火を3度にわたって経験した人。

その山に火山学習会に位置付けて私が所属する山岳会会員が登ろうとしたが、曇りで昼から雨模様の予報であったが、現地に着いたら雷と大粒の雨であえなく中止となった。そのまま帰宅せず三松正夫記念館昭和新山資料館に行き、会館内を見物し、子息の三松三朗さん(87歳とおっしゃっていた)の話を聞いて(これが面白く、ためになった)、約2時間の火山勉強をして解散した。

写真はウィキペディアから

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(049-0606) 文藝春秋七月号

2024年06月14日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「文藝春秋七月号」(第102巻第7号 令和6年7月1日発行 412ページ)
「波乱の円安時代を生き抜く 臆病者のための新NISA活用術(橘玲)」「自分のカラダは自分で守ろう 目耳口のアンチエイジング」「父・小澤征爾の娘として(小澤征良)」が今月号の特集。太田光代の「お笑い社長繁盛記⑥の芸人トラブル社長の出番」がいい。芸人の不祥事に際して、マスコミ対応の鉄則には「公表すると決めたことは分かっている範囲で隠さずにすべて伝える。不確かな情報については今の時点では、わからないと伝える」「窓口は一人に限定する。メディアに対応するのを一人に絞ること」には頷いた。清武英利の「記者は天国に行けない㉚」はいつも興味深く読んでいる。

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(048-0605) お守りのことば

2024年06月13日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「大切に抱きしめたい お守りのことば」(松浦弥太郎著 リベラル文庫 2024.3.25 初版 205ページ)
著者は元暮らしの手帖編集長(2005~9年間)していた。ことばは人をしあわせにするだけでなく、傷つけたり、悲しましたり、困らせたり、だましたりという不仕合せな使い方もある。
ことばは僕らを支え、育て、助け、守ってくれる。大丈夫と言い聞かせる、「手伝ってください」と言う、きちんと謝るなど、1ページごとに155の言葉について著者の思いを表現している。

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(047-0604)  人生は理不尽

2024年06月12日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「人生は理不尽」(佐々木常夫著 幻冬舎 2019.1.25 第1刷 251ページ)
佐々木常夫の第2弾。会社のためにがんばったのに、なぜ報われないのか。なぜ自分や家族が、こんな目に遭わねばならないのか。苦悩の中で、私は物事を楽観的に見るコツを身につけました。それが「期待することをやめる」ことです。孤独や不安を小さくするには、過剰な期待を持たないに限るのです。
なるようにしかならない、何とかなるさという開き直り。期待をやめると、今できる範囲で何とかしようと気になる。執着や不満も少なくなる。「期待しない」習慣を身につけたほうがいい。
世の中、理不尽なことばかり。理不尽から学ぶことも少なくない。

 

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(2024-39)笹刈り

2024年06月11日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

今日の行先はオロフレ山(1230m)。といっても頂上までは行かずに、途中までの登山道整備に参加したから。登山道整備は主に笹刈り。駐車場にバス3台が止まっていたが、シラネアオイ狙い。東京から来たという登山者がいた。

自分が所属する山岳会から12名。そのほかの団体を入れると30人ほどの参加。降雨もあり、雨具を身に着けて笹を刈った。

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(046-0603) ビッグツリー 

2024年06月10日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「ビッグツリー」(佐々木常夫著 WAVE出版 2006年7月25日第2刷 205ページ)
巻末に説明があった。「ビッグツリー」は、家族と共に生きる長い人生では、病気、事故、仕事問題、人間関係など、いつ何が起きるかわかりません。もし、そんな不測の事態が起きても、「これも人生の一部」と、すべてを受け入れ、強さと優しさ、希望を胸に明るく生きていきたい。外から見えない根っこには自分自身の信念を秘めながら、家族愛、仕事への情熱、社会・人々との深い関わりを幹・枝葉とし、風雪に耐え凛と立つ大きな「父の樹」、それがビッグ ツリーです。
著者は6歳で父を亡くし、4人兄弟の次男として母の手一つで育った。長じて東レに入社し、結婚。自閉症の長男、年子の次男、年子の長女を持った。妻は病弱で入退院を繰り返す。うつも発症する。育児や家事、看病のなか、仕事への情熱を失わず、転勤や破綻会社の再建、さまざまな事業改革を行う。決してあきらめず、常に全力で生きぬく著者。自分と家族、仕事の自叙伝のような著書だ。しかし本人は今年亡くなった。

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(2024-38)古道

2024年06月08日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

昔、車道がないとき、人間が歩くだけの道があったが地元の人たちが整備していまは山道として歩くことができる。
その道を歩いてきた。
濃昼山道(ごきびるさんどう)は標高差600m、峠がちょうど中間地点にある。石狩市厚田区(いしかりしあつたく)安瀬(やそすけ)の入り口から石狩市浜益区濃昼地区までの10㎞を登り下りした。道はしっかりしており、難儀するところはない。5時間の行程だった。

地点の高さを測るための基準地

集塊岩(シュウカイガン)は火山噴出物が固まってできた岩石。

碍子が落ちていた

帰宅してインターネットで調べたら、濃昼(ごきびる)の語源はアイヌ語のボキンビリ説、ポキンピリ(山の陰の意)による説、ボキビル(滝壺に水が落ちて沸騰するの意)による説などがあるとのこと。

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