北海道の四季登山と読了記

週末の休みを利用して登山しています。ときどき本も読みます。

(030-0311)大家さんと僕 これから

2023年03月30日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「大家さんと僕 これから」(矢部太郎著 新潮社2019.7.25 174ページ)
手塚治虫文化賞短編賞を受賞してからの騒動を漫画にした。第3弾の「大家さんと僕の続編」。

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(029-0310)大家さんと僕と僕

2023年03月29日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「大家さんと僕と僕」(矢部太郎著 新潮社 2019.6.25発行 2019.7.10第2刷 109ページ)
第2弾。一風変わった大家さんとの二人暮らし。誰かと暮らす、幸せ。大家さんと僕の番外編。

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(028-0309)大家さんと僕

2023年03月28日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「大家さんと僕」(矢部太郎著 新潮社 2017.11.30 5刷 126ページ)
第22回手塚治虫賞を受賞した作品。お笑い芸人「カラテカ」のボケ、矢部太郎の漫画である。
木造一軒家の2階に間借りしている著者は階下にひとり暮らししている大家さんとの交流を描いた4コマ漫画。

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(027-0308)始祖鳥記

2023年03月27日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「始祖鳥記」(飯島和一著 小学館文庫 2002.12.1初版 2020.5.20第7刷 509ページ)
大作である。以下、裏表紙の紹介。
空前の災厄続きに、人心が絶望に打ちひしがれた暗黒の江戸天明期、大空を飛ぶことに己のすべてを賭けた男がいた。その鳥人幸吉のいきざまに人々は奮い立ち、腐りきった公儀の悪政に完全と立ち向かった。ただ自らを貫くために空を飛び、飛ぶために生きた稀代の天才の一生を、綿密な考証をもとに鮮烈に描いた、これまた稀代の歴史長編である。
著者の作品は初めて読む。この作品を読みたいと思ったのは、「一万年選書」の岩田徹さんの紹介本からだ。
岩田さんは、時代を遡って、江戸時代に実在した人物をモデルにした時代小説がおもしろいという。異常気象、凶作、飢餓、疫病に見舞われた江戸天明期。飽くなき探究心と独創性を持った天才、レオナルドダヴィンチのような男がいた。構想13年、執筆2年を要した。

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(2023-20)湖周辺散策

2023年03月26日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

今日の行先は、登別にある「橘湖(たちばなこ)」。登別市カルルス町にある個人所有の湖だ。
国立公園の中にある全国でも珍しい個人が所有している湖と聞く。なぜ個人所有になったかは不明。
湖面だけが個人所有で周囲が国有地で国立公園なので開発はできない。駐車場から1時間もあれば現地に行ける。

湖面は凍っていた。対岸まで行きたかったが渡るときに氷が割れて「ドボン」となったら最悪。
1周できるが昼から雨天予報もあり、引き返した。

湖と沼と池の違いを帰宅してから調べたら、池は湖沼より小さい水溜り、若しくは人工的に作ったもので、 沼は水深5m以下で沈水植物が水底で育っているもの。湖は水深5m以上で、沈水植物が水底で育たないものとあった。橘湖は水深が5m以上あるのだろうか。

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(2023-19)再訪

2023年03月19日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

今日19日(日)の行先は恵庭岳(1320m)。夏道はなく、最初からアイゼンを着用して、登った。
標高差806m。登り3時間。昨日と同じで天気がよく、快適な1日だった。

このところ、天気がいい日が続いている。

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(2023-18)洞爺湖の近くの山

2023年03月18日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

今日の行先は洞爺湖の近くにある「本貫気別山(653m、ホンヌッキベツヤマ、ポンヌキベツヤマとも)」と言う低山。
1時間も登ると頂上につける。道路の脇に車を停めて登り始めた。雪解けも進んでいる。

洞爺湖。標高差256m。登り、下りとも山スキー。天気はよう、満足した半日だった。

 

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(025-0306)芥川賞受賞「この世の喜びよ」

2023年03月17日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「この世の喜びよ」(井戸川射子著 文藝春秋2023年3月号 292~335ページ 上下)
第168回芥川賞受賞作品。著者は現役の高校の国語教師。群像7月号の掲載。
平凡な人間の毎日を描く(小川洋子選評)。純文学の王道ともいうべき身辺雑記を独自の光学で描いたもので、自分に二人称で呼びかけ、母親としての、ショッピングセンターの店員としての過去を全面的に肯定する(島田雅彦選評)。この作品に、そこはかとなく恐ろしさを感じたのだった(山田詠美選評)。言葉が組み合わされることによって生まれる何か、音楽を聴いた時のような喜び。絵画を見た時のような驚き。意味ではなく感情や感覚。それらを味わわせてくれるのが、井戸川射子の小説なのだと思います。第一に、強く推しました(川上弘美選評)。
芥川賞とは何なのかわかりません。

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(024-0305)せんせい。

2023年03月16日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「せんせい。」(重松清著 新潮文庫 令和5年2月20日 12刷 277ページ)
教師という職業は今の時代、人気がない。教師とうまくやっていけない生徒がいる。生徒とうまくやっていけない先生がいる。
「せんせい」の響きがいいものとは思えない。先生は人間だし、生徒の好き嫌いがある。
以下、裏表紙の紹介。
先生、あのときは、すみませんでした―。授業そっちのけで自分の夢を追いかけた先生。一人の生徒を好きになれなかった先生。厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった先生。そして、そんな彼らに反発した生徒たち。けれど、オトナになればきっとわかる。あのとき、先生が教えてくれたこと。ほろ苦さとともに深く塗根に染みいる、教師と生徒をめぐる六つの物語。
私は著者の作品が好きだ。

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(023-0304)うちの父が運転をやめません

2023年03月15日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「うちの父が運転をやめません」(垣谷美雨著 角川文庫 令和5年2月25日 初版発行 324ぺージ)
著者の本を読むのは初めてだ。猪狩雅志は高齢ドライバー事故のニュースに目を向けた。78歳といえが親父と同じ歳だ。妻の歩美とはなしているうちに心配nなってきた。夏に息子の息吹と帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、あえなく不首尾に。通販の利用や都会の暮らしのトライアル、様々な提案をするがいずれも失敗。そのうち、雅志自身も自分の将来が気になり出した。
(裏表紙の本書紹介文から)
人の一生は出た大学や職場で決まるものではないことを小説にした。

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(2023-17)知られていない山

2023年03月12日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

支笏湖近くに元鉱山があってそこに行くための道路はまだあり、その道路を利用して「鳴尾山(標高805m)」を登った。道路は美笛林道といい、全長4332m。この1時間ほどの平坦な道を歩くのにくたびれる。
スノーシューを持参したが、ほとんど使わず、標高600mでアイゼンをつけて登った。標高差544m、登り3時間半。下り2時間半の山だった。

アイゼンのつけ方が左右逆で、すぐに直した。

 

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(022-0303)日本史を暴く

2023年03月10日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「日本史を暴く」(磯田道史著 中公新書2729 2023.1.20 4版 237ページ)
本屋で手にとったら面白そうなので購入した。
本書は読売新聞連ら五「古今をちこち」2017年9月から2022年9月連載を収録している。
著者の著書を読むのは文藝春秋に掲載のほか、「武士の家計簿」以来だ。巻末に主要人名索引がある。
古文書をもとに「表の歴史」で触れられていない事実が浮かんでくる。明智光秀が織田信長を欺けた理由、信長の遺体の行方、忍者の悲惨な死に方など戦国時代や江戸時代、幕末の歴史の裏側が紹介されている。

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(021-0302)荒地の家族

2023年03月08日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「荒地の家族」(佐藤厚志著 第168回芥川賞受賞作 文藝春秋2023年3月 336ページ~415ページ)
著者は1982年生まれ、仙台市在住で書店勤務という。第168回芥川賞は2名が受賞した。
東日本大震災がテーマ。いまを生きるひとりの生活者の日常を淡々として描いている。主人公の妻は震災の2年後にインフルエンザで亡くなり、幼い子を残す。その後再婚するがその妻も妊娠するが産まれることなく、夫婦関係は破綻する。舞台は宮城県亘理町。震災後、この町を訪れたことがあるが、海岸線には人は住んでいない。
主人公は一人親方の造園業。
著者の文章表現がただものでない。381ページ「祐治は人の一生を想像した。 生まれ落ちた時に水のいっぱい入った皿を持たされ、こぼさないように歩く。(略)水をたっぷり残しても、褒められるわけでも、何かもらえるわけでもない。(略)儚い時間を歯を食いしばって耐えて何になるだろう」
肉体労働の描写もするどい。

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(020-0301)11/22/63(下巻)

2023年03月06日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「11/22/63(下巻)」(スティーヴン・キング著 白石朗訳 2013.9.15 第1刷527ページ)
上下ある527ページはボリュームがある。翻訳された小説を読みなれていない。
ジョン・F・ケネディが暗殺されて半世紀以上たつ。その暗殺を阻止したことで歴史は違う方向へ向かってしまったことを書いたのが本書だ。
未来を救うべきか、愛する人を救うべきか。1963年11月22日の前後で主人公は心と身体に深い傷を負ってしまう。
ある悲劇を阻止したら、また別の悲劇が生まれる。歴史の改変は困難を極める。

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(2023-16)喜茂別町

2023年03月05日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

札幌に通ずる途中の中山峠の手前の後志(しりべし)管内喜茂別(きもべつ)町に、喜茂別岳(1177m)がある。
今日はそこを山スキーで登った。標高差786mを3時間半で登り、頂上につくことができた。すでに先行者がいて、ありがたくトレースを使わせてもらった。

晴天だが、頂上近くになると風が強くなった。そして雪面はガリガリだった。
下山してすぐ上の写真の左に見える羊蹄山で雪崩で一人死亡、日高のペケレベツ岳で雪崩で一人行方不明のニュースが入っていた。登っているときにヘリコプターの音がしていたので、捜索でもしているのかと思っていたが、やはりそうだった。
気温がプラスになり、新雪があると雪崩が発生しやすい。ニュースで報道していた場所は過去に何回か行っているところだ。他人事ではない。

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