北海道の四季登山と読了記

週末の休みを利用して登山しています。ときどき本も読みます。

(019-0208)裁判官の爆笑お言葉集

2023年02月28日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「裁判官の爆笑お言葉集」(長嶺超輝著 幻冬舎新書 2007.3.30第1刷 2021.11.15第26刷 219ページ)
帯には31万部突破しているというからかなりの人に読まれている。
題に爆笑とあるが、そんなことはない。読み終えて思ったのは結構厳しい言葉が裁判官から発せられているのだ。
判決には刑期とその理由が読み上げられるが、裁判官が「どうしたらわかってくれるのだろうか」「裁きっぱなしにはできんな」と被告人に説諭する。
著者は一度現実の裁判を肌でかんじてほしいという。裁判傍聴はだれでもできる。申込不要で入場無料で平成の昼間に裁判がある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2023-15)支笏湖近く

2023年02月26日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

今日の行先は支笏湖の外輪といっていい「幌平山(718m)」。
人気があるのはこの山の隣の山「イチャンコッペ山」狙いが多いが、駐車場が満杯になり、10年程前、別の駐車場(といっても路側帯を広げたところ)から直登した。
稜線に上がる手前の斜面はなかなか手強く、山スキーでジグザクを切って登った。稜線沿いに雪庇があるのでこれを避けながら稜線に出た。
登り1時間半。標高差280m。

とんがっているのが恵庭岳。左が支笏湖。

雪庇の近くに知らない登山者がいたが、あぶない。景色はいいかもしれないがもう少し後ろで休むべき。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2023-14)ニセコ山系

2023年02月25日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

ニセコの山に白樺山(959m)という山がある。この山を山スキーで登りおりした。
雪質はいいのだが、曇りと時々ホワイトアウトで頂上手前の870m地点で引き返した。標高差600mを2時間少しで登った。
下りはあっと言う間で終了。下山終了後、昼食をとり、帰宅した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2023-13)再訪

2023年02月23日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

今日、天皇誕生日の祝日を利用して白老町(しらおいちょう)にある低山・瓦斯山(がすやま、485m)を登った。
スノーシューをザックに括り付けて登りおりしたが、ツボ足(登山靴)で大丈夫だった。アイゼン(プランポン)をつけて歩いたほうが安全だが、持参しておらず、登山靴のままで登りおりした。
ゆったり、ゆっくりと2時間弱かけて頂上。登り414m、行程5.8㎞。風もなく、おだやかな半日だった。

分岐から先日アイスクライミングをした山北沢の滝を見にいったが、暖かくなってきたのか、下部に亀裂が入っている。

上部半分はすでに氷がなかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(018-0207)11/22/63

2023年02月21日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「11/22/63 上巻 イチイチ ニイニイ ロクサン」(スティーヴン・キング 白石朗訳 20123.9.15 第1刷 上下段529ページ)
ずいぶんと上巻を読み終えるまで日にちがかかった。上下段の529ページだ。1963年11月22日にジョン・F・ケネディはダラスで暗殺された。主人公は過去へとつながる時空の「穴」を通り、ケネディ暗殺を阻止しようとする高校教師である。「穴」を通って訪れるのは1958年9月19日で暗殺まで5年の経過がある。ケネディ暗殺を阻止する理由が釈然としないが、ケネディが暗殺されずに生きていたのなら世界はもう少しまともになっていたのであろうか。
過去は変更されるのを嫌う。下巻はケネディ暗殺まで1年の物語になる。どんな展開になるか楽しみだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2023-12)ニセコ

2023年02月19日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

だんだんと暖かくなると雪質が低下して滑りにくくなる。
今日の行先はニセコ(蘭越町)にある「シャクナゲ岳」と「ビーナスの丘」。

シャクナゲ岳はあきらめてビーナスの丘から長沼まで下り、登り返した。

チセヌプリ1134mの中腹まで登り、下って、下山終了。登り3時間、下り1時間、獲得標高634mのコースだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2023-11)冬山訓練

2023年02月18日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

所属する山岳会で午前9時から午後2時までぶっ通しで雪の中で訓練を実施した。
場所はオロフレトンネルを過ぎの駐車場から30分ほど山の中に入ったところ。プローブ(ゾンデ棒)で雪の深さを計ったら2mあった。
山スキー班とスノーシュー班の2班に別れて実施した。地形図とコンパス合わせ、山スキーの抜き上げキックターン、弱層テスト、アバランチトランシーバ―(ビーコン)とプローブによる模擬捜索と救出、ザック搬送、簡易テントビバーク訓練、埋没体験を繰り返した。

天気はいい

オロフレ山は雲の中

ザックにいつも入れているものを利用しての訓練。繰り返してようやく自分のものになる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2023-10)スノーシュー登山

2023年02月11日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

今日の行先はと豊浦町の礼文華(れぶんげ)にある幌扶斯山(ほろぷすやま 413m)。
登山口近くの小学校に車を停めてもらい、標高差410mを約3時間かけて頂上にたどり着いた
下りは2時間弱で終了した。登り返しもあって獲得標高は555mだった。太平洋も見ることができた。

尾根(稜線)に上がるまでがきつかった。

風がなく、普段の登山よりも暖かく感じた。

この近くに三角点があるはず。雪が深く見つけられなかった。

見えているのは噴火湾(太平洋)と礼文華の町。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(017-0206) 続 横道世之介

2023年02月11日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「続 横道世之介」(吉田修一著 中央公論新社 2019.2.25 初版発行 409ページ)
話の展開が上手い。主人公は人を助けるため40歳で電車事故で死んだ。主人公25歳のときの1年間をストーリーにした。前作の「横道世之介」は19歳でそれから6年後はアルバイトとパチンコで生計を立ている。前作よりも少しだけ大人になった世之介。
ダメな時期はダメなりに、それでも人生は続いていくし、もしかすると、ダメな時期だったからこそ、出会える人たちというのもいるのかもしれない。(402ページ)
息子をもつ親御さん、女性に読むことを勧めたいとは一万円選書の岩田徹さんの言葉である。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(016-0205)100年残したい日本の会社

2023年02月10日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「100年残したい日本の会社」(藤間秋男著 扶桑社 2022.7.22 初版第1刷 276ページ)
著者はこう書いている。「取材で感動して涙が出たのは初めてです」
10代の代表者や創業者の想いに刺激を受け、きっと勇気がわいてくるはずです。「自分の会社もこんな会社にしたい」と目標にしていただけるのではないでしょうか。(裏表紙)
常に夢をもっていること、夢に社員を巻き込んでいく、夢を語ることで、社員も幸せになれる、自分のやっていることが、世の中のためになっていると思える充実感が大事だし、人を幸せにするんじゃないかと思います。(010ページ)
紹介されている会社は「ユーグレナ」「宮田運輸」「ピジョン」「おやつカンパニー」「ホリプロ」「ベアーズ」「鎌倉投信」「ハー・ストーリィ」「紀尾井町 福田家」「星野リゾート」の10社である。読んで思ったのは、会社が維持し、向上する(利益が出続ける)ためにはその会社に勤める社員の「幸福」を追求しているかを社の理念としているかだ。
「明るく・楽しく・元気に・前向き」に「社員を信じて仕事を任せよう」「何よりも社員を大切にする会社にしよう」だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(015-0204)歌集 滑走路

2023年02月09日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「歌集 滑走路」(萩原慎一郎著 角川文庫 令和3年4月30日 5版 167ページ)
短歌295首が収められている。残念なことに著者は32歳で逝き、遺作となった。
あとがきに両親の言葉があったが、「優しい穏やかな息子」で、親として著者の生きた証として歌集を出したいと思っていたという。
10代、20代の短歌も良いが、年齢を重ねた著者の短歌も読みたかった。

一万円選書の岩田徹さんは、若者の葛藤や不安、それでも希望をたぐりよせようとする姿が歌われていると「一万円選書」に書いている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(014-0203)横道世之介

2023年02月08日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「横道世之介」(吉田修一著 毎日新聞社 2009.9.20発行 423ページ)
1987年というとバブル景気がはじまってまもないころだ。長崎から上京した主人公横道世之介は大学1年。その1年間の軌跡を描いたのが本書だ。16年後の主人公と友人たちの生活が途中のページで描かれている。毎日新聞で連載されていたのが単行本となった。続編も出ている。続けて読もう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2023-09)氷壁を登る

2023年02月05日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

年に数回、凍った滝を登ったり、下りたりしている。1月下旬から2月にかけて滝が凍るのでアイスアックス(ピッケル)2本とプランポン(アイゼン)を使って登る。
場所は白老町(しらおい)にある山北沢(やまきたさわ)の滝。天気が良く、風もなく、穏やかな1日だった。
現場についてロープを垂らしたりするのに1時間かかった。

氷の状態が良くアイスアックスが刺さり、プロンポンも良く食い込む。落ちても大丈夫。ロープで下の山仲間が確保してくれている。

帰る途中に北股の滝を見物した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2023-08)定番

2023年02月04日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

今日の行先は、豊浦町にある西昆布岳(803m)。毎年今の時期に登っている山だ。標高差536mを山スキーで2時間10分で登った。
雪質も良く、快適に下山できた。

登山口にしている農家の了解をもらって駐車場にして登り始めた。

頂上は見えている山の裏手になる。

あいにく曇りになってしまい、眺望はできなかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(013-0202)究極 読書の全技術

2023年02月02日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「究極 読書の全技術」(齋藤孝著 KADOKAWA 2022.3.2 初版375ページ)
読書の効用を論じている図書は数多くある。この本は「誰よりもたくさんの本を、誰よりも精密に読み込み、すぐに仕事に応用できるようになる方法」のすべてを書いた、とはじめにある。
著者は読書をしなければ、絶対に、いい仕事などできないと論破している。
どの本を読むかは人それぞれで、一期一会なので、何を読むかは本屋や図書館に足しげく通い、新聞や雑誌の書評を読み、足りない小遣いの中から購入する図書はたかがしれている。そして自分に興味のなさそうな本は読まないし、人から読むのを勧められても読まない本もある。巻末に「社会人が読んでおくべき五十冊リスト」があるがこのすべてを読むことは不可能。人と比べるために、人よりも優越感を得るために読書はしない。読書は自己満足だと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする