高須台 渡辺 ピアノ/オカリナ教室

大人から子どもまで楽しく

わらべうた

2013年08月12日 | 日本の音楽

 最近、わらべうたの絵本をいろいろと探しています。「おはなしころころ」で、8月の勉強会は「わらべうた絵本」をテーマにしよう!ということになり、すでに10冊ほど図書館で借りました。見てみると、私の全く知らないわらべうたや、途中までは知っているけど後半は全く知らないわらべうた、私の知っているのと似ているけど、ちょっと違うわらべうたなどがたくさんありました。これはほんの氷山の一角でしょうから、なんとたくさんのわらべうたが昔から歌い継がれてきたことか・・・。私の知っているのと似ているけど、ちょっと違うわらべうたというのは、きっと地域によって少しずつ違うのでしょう。また、時代によって少しずつ変わってきてもいるでしょうから。
 わらべうたで音楽教育を始めると良いと書いている本を読んだことがあります。どんな本だったか覚えていないのですが、「わらべうたは音が少なく子どもが歌いやすい音域で、しかも楽しく遊びながら歌うものなので、音楽教育の導入に良い」というようなことが書いていたと思います。こどもは楽しいことはすごい勢いで吸収していくので、なるほど!と思ったのでした。
 今の子どもたちも、わらべうたで遊ぶのが大好きですよね。以前、小学校の軽度の知的障害を持った子どもたちのクラスで、リコーダーアンサンブルのミニコンサートをしたことがありました。プログラムの中にわらべうたのコーナーを設け、演奏にあわせて一緒に遊んだりしたのですが、それはそれは楽しそうでした。「とうりゃんせ」で、歌の最後で捕まらないように必死で駆け抜けるこどもたちの顔が忘れられません。楽しく遊びながら、基本的な音感や身体能力、先のできごとを想像する力などいろいろなことを学んでいるんですね。

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