高須台 渡辺 ピアノ/オカリナ教室

大人から子どもまで楽しく

日本の作曲家

2013年05月21日 | 日本の音楽

 そろそろ6月16日に開催する発表会のプログラムの準備をしなければと思い、出演者と演奏曲と作曲者を書き出してみました。毎年のことですが、とっても有名な曲なのに作曲者を知らなかった!という曲があるんですね。(私が無知なだけなのかもしれません・・・)今年は「宵待草」の作曲者をはじめて知りました。竹久夢二の作詞というのは知っていたのですが、作曲者はだれだろう?と思って見てみると、「多忠亮」とかいています。「ん?なんて読むのだろう?タ チュウリョウ 、オオイ チュウリョウ いやいや違うだろう」(なぜか彫刻家の佐藤忠良さんが浮かんできて、忠亮をチュウリョウとしか読めない私)。調べてみると、オオノタダスケと読むのだそうで、明治28年生まれで大正から昭和にかけて活躍したヴァイオリニスト・作曲家だそうです。多家は宮内省式部職楽部所属の雅楽のお家柄だそうです。
 考えてみれば、1800年代生まれの日本の西洋音楽作曲家は、山田耕筰と滝廉太郎ぐらいしか知らなかったのです。だれもが知っているうた「たなばた」の作曲者、下総皖一の名前も2年前に知ったばかり・・・。小さい頃からあたりまえのように知っていた歌については、改めて作曲者はだれだろう?と考えたことがなかったんですね。今年もまた1つ勉強になりました。 

コメント
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