充電日記     

オフな話で一息を。

国語語彙史研究会

2012年04月28日 | いきぬき
・前日から心斎橋のホテルに泊まったけれど、眠りが浅くてすぐ目が覚める。熟睡時間は1時間もなかったよう。ふらふらしながら大阪・四天王寺の古本市へ。さくっと見て、京阪電車で出町柳まで。久しぶりの京阪だから2階建ての上がいいか、客が少なそうな1階部分が落ち着くか、やっぱりテレビカー? などと考えながら前から2両目に乗ったら弱冷車。今日はちと暑く、スーツもスリーシーズン用にしてしまったのに。

・語彙史研究会は第100回。34年目。節目の回は京都大学で行うことになってます。新たになった校舎の数々に見とれながら、会場入り。

・長野まゆみの描写方法(物尽し的に事物を言挙げする)が、語彙論的に見て面白そうだ、との発表にびっくりしつつ、頭をシャッフルされる快感。どう扱っていくか、まだまだすることがあるけれど、私達が考えている「語彙体系」というものとはちょっと違った視点が必要になってくる。

・たとえば、語彙体系とは別に、さまざまな層を想定する必要も出てくるだろう。レイヤーのごとく積み重なっているのだろうが、個人個人がすぐに思い至るものと、そうでない層とがある。それが「体系」を横断したり縦断してたり、ズタズタにしてたりするかもしれない。

・ともあれ、そうした新たな体系観も望まれるわけだ。それが認知言語学・心理学を援用すればできることなのか、どうなのか。いろいろ考えないといけない……

・懇親会。乾杯は、京大・早大開発ビール(製造、黄桜)。とすれば、シメ的にパスタとともに出てきたのは総長カレー(お、スバコで買えますね)に違いない。

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